先日、テレワークのために買ったもの、というテーマでブログを書きまして、愛用のペンについても書きました。
で、そういえばタッチペン(スタイラスペン)について書くのを忘れたな、と思いまして、ちょっと書いてみようかなと。
実は学生時代から、20年以上にわたって、システム手帳を愛用していました。フランクリン・プランナーの「見開き1日」のリフィルもかなりの期間、使っていました(外回りの営業をやっていた頃は、重宝したものです)。
愛用の手帳にはクレジットカードや小銭も入れて財布代わりにもして、手帳だけを持って通勤するということだって、かつてはありました(世の中に「スマホ」という言葉がなかった頃の話です)。
しかしながら、世の中にスマホが登場し、その性能が飛躍的にアップし、さらにはタブレット端末が浸透してからというもの、もはやシステム手帳って前時代の遺物というか、「え、まだ紙つかってんの」ってなもんですよ(ちょっと言い過ぎ)。
仕事上ではまだまだ紙媒体が多いのですが(役所の仕事って、嫌になるほど紙ばっかりです)、個人の生活周りはほぼペーパーレス化しました。年賀状を始めとして手書き部分を含む郵便物は出さなくなったし、生活の中でインクの入ったペンを使うなんて、たまに来る回覧板に日付を書くときと、Amazonの荷物を受け取る際のサインくらいですね。あ、あとは子供の勉強をみてやるときか。卓上ホワイトボードで教えることが多いので、紙じゃないけど。
よく仕事で、打ち合わせにPCを持ち込んできて、議事録にするつもりなのか、リアルタイムで話した内容をPCでズバババと入力していく人、いますよね。あれ、自分は苦手なんですね。なんというか、人の話聞いてないように思えるっていうか。別に一字一句を文字起こしする必要もないだろうし、それが必要なら録音しておけよ、と思うわけです(個人の感想です)。
やっぱり基本的には対人で話しているときは相手の顔をみた会話が第一で、重要なことについて最低限のメモ書きをするというくらいが基本的なマナーかなあ、と古い頭のオッサン(わたくし)は思うわけですね。
打ち合わせが終わったら、書いたメモを見直して、PCで推敲しながらレポートを作成するというわけですよ。あくまでもメモは一時的なものであって、レポートにはならないもの。
ただ、打ち合わせが複数連続していたり、逆に、立ち話程度の軽い打ち合わせだったりしたときに、紙のレポートはかさばったり紙面に限りがあったりとか、PCを広げるなんて大げさだという場合もある、という不満点がありました。
そんな中、メモをとるノートとしてiPadとApple Pencilの組み合わせが実に具合がいいことに気付きました。しかもiPad mini5が個人的にはツボにハマる、片手でグワシと持てるサイズ感で(表現がイチイチ古いですねスミマセン)、長年連れ添ったシステム手帳に永遠の決別を与えるキラー商品となってしまいました。そんな~時代も、あったねと~(Miyuki Nakajima)。
毎週末、一週間の相場を振りかえって、チャート分析とか個人的な展望とかを備忘録的に書いて、手帳に挟んだりしてたんです。こういった作業は、iPadの基本機能である「メモ」やEvernoteのアプリ「Penultimate」を使って手書きメモを作成し、シェアウェアの「Planner for iPad」をスケジューラ兼手帳アプリとして使うと、iPadだけで情報を一元管理できるので非常に使い勝手がいいのでした。なお、私はEvernoteプレミアムを使っているので、情報はなんでもEvernoteに放り込んでいます。後からテキスト検索などもできるので便利なのですが、これを使った勉強法などはまた別にブログを書きたいと思います。
Apple Pencilって、1万円以上するわけですよ。万年筆に比べれば、まあ大したことないかもしれないですが(ぉ、万年筆みたいに育てていくようなものでもなく、消耗品としてガシガシ使っていくのがいいと思うので、サードパーティの安いペンでもいいんじゃないかな、と思っております。
私が最近愛用しているのは、Amazonタイムセールで買ったaibow社のipad専用 デジタルペンシルです。
機能的にも何ら問題ありませんし、Apple Pencil第1世代の弱点であった「充電方法のイケてなさ」が解消されていていい感じなのでした。なにより安かった、ってのが一番ではありますが。タイムセールで3000円切ってましたからね、即買いでした(笑)。
まあ、こんな感じで、効率的にシステム手帳をデジタル化し、毎日グリグリ手書きをしているわけなのです。
iPad mini5と安価なスタイラスペンを使ってペーパーレス、でも手書きは継続、という話でした。字が汚いのであまり人に見せられませんが、やっぱり手書きはいいものです。テキストだけならキーボードのほうが圧倒的に速いですけどね。手書きはテキストとフリーハンドドローのシームレスなつながりがあるわけで(あたりまえ)、この「入力方法」は捨てがたいものです。
かさばる紙をどうにかしたいとか、コストカットのひとつとしてペーパーレスを検討している場合のひとつのソリューションになるかなーと思います。
それでは、今日はこのへんで。