今日はちょっと食料品を買いに、自宅近くのドラッグストアに行ったのですが、マスクはあったものの、アルコールや次亜塩素酸水は品薄、という張り紙がしてありました。手指の消毒はもとより、身の回りで触れるもの(スマホとかね!)を除菌したいというニーズの現れでしょうか。
今日は、厚生労働省&経済産業省のダブルお墨付き、0.05%以上の次亜塩素酸ナトリウム液を市販の洗剤等から作る、っていう資料を紹介しておきます。官公庁の悪いところで、資料を作って各地方自治体の民生主管部(局)に通達するだけで満足してしまうのか、一般的な周知・浸透を考えてないような気もしますので、ちょっと詳細に。
両省が公開している「身の回りを清潔にしましょう」の資料(厚労省のリンクが良ければこちら)の参考資料として、次亜塩素酸ナトリウム液の作り方が解説されています。
どうでもいいことですが、両省の資料、同じように見えてまとめかたがちょっと違いますね。明らかに経産省のほうが細かく資料を作っているように見えます。おそらく、もとの基礎資料は厚労省側から流れてきて、「経産省のほうから産業界へ周知してね」などと超絶タテワリ行政を横にブチ抜いたものの、受けた経産省側は「おいおい、こんなんじゃ不十分だぜ」とか言って情報を追加したんじゃないかと邪推(あくまで個人の妄想です)。
具体的な商品名もありますので、手に入れやすいですね。表の中の注釈にもありますが、次亜塩素酸ナトリウムの消毒能力のある塩素(有効塩素といいます)は、時間の経過とともに分解していきます。だから、次亜塩素酸水を大量に買い占めても意味がないというか、買い置きは無駄ということを覚えておいてほしいです。
基本的には、次亜塩素酸ナトリウムが有効成分として入っている洗剤・漂白剤なら同様に使用できます。
ここまで情報があれば、家庭で消毒液を作成することも、かなり楽になるのではないでしょうか。イオンや西友あたりで安く入手して、薄めて使えばお財布にもやさしいですよね。
ちなみに、我が家では上記キッチンブリーチ、薄めて使っていますよー。
なお、キッチンブリーチとキッチンハイターは、値段が倍違うのに中身は...
では、今日はこのへんで。