みなさん、本を読んでいますか? 自分の子供には「本を読め」なんて言いながら、まさか自分は読んでいないなんて、そんなことはありませんよね?(挑発
今回は我流ではありますが、私が長年続けている読書法を簡単に紹介します。
歳を取ると記憶力に限界があるなあ、と日々感じるようになりまして(まだアラフォーだけどね!)、本を読んでもなかなか頭に入らないなあ、なんて思っています。ラノベとか漫画なら流し読みでもいいかもしれませんが、勉強しようと考えて本を読む場合、やっぱり少ない回数の再読で記憶化したいですよね。
とはいえ、記憶といっても別に自分の脳みそに全部入れる必要はないんですよ。もっと広義の、自分の外部記憶を作って、それを「検索」できるようにしておけばいいわけです。そういう意味で、Google先生だけで生きていける人もいるかもしれませんが(笑)、一定程度のキーワードとか概念とかは最低限自分の脳みそに入れておいて、「あの考え方、正確にはどうだったっけな」というときにすぐにテキスト検索できる、というのが理想的だと思うのです。この点、試験勉強とは違います(試験勉強についてはまた別のブログネタとして構想を練っております)。
私は、Evernoteを使っています。プレミアムサービスを契約していて(¥433/月)、手書きメモとか日記とか、ちょっとしたスクショとかボイスメモとか、何でもとりあえず突っ込んでいます。プレミアム契約だと200MBまでの「ひとまとまり」を月間10GBまでアップロードできるので、容量の面ではほとんど困ることはありません。
書籍は、紙媒体ももちろん読みますが、最近はKindle Unlimitedの読み放題をはじめ、紙媒体で買うよりも安く手に入る電子版を読むことが多いです。紙媒体の書籍を購入するのは、電子版になっていないものか、辞書的に家に置いておきたいもの、という場合ですね。あとは子供向けの本。なお、我が家の場合、広辞苑は紙媒体でドドンと机に鎮座させております。
本を読むときには、ただ本をパラパラと流し読みするだけでなく、いろいろと準備をしておくのは「勉強」という意識があれば当然のことです。自己啓発書のベストセラーである、『思考は現実化する(ナポレオン・ヒル著)』の冒頭には、具体的留意点がいくつか挙げられていますが、最初の留意点として以下の記載があります。他の留意点について興味のある方はKindle Unlimited読み放題で(笑)。
(1)アイデアは思いがけないところから出てくるものである。したがって、手元にメモ帳を用意して読むことが肝心である。重要なことは何でも、すぐに書き留めておこう。
(2)重要な用語や言葉、文などにアンダーラインを引いたり、ページの余白に思いついたことを書き入れるのもよいだろう。
(以下略)
私は、読書した際のメモは、すぐにPCに入力しています(あくまでも腰を据えて勉強のために読んでいる場合です。軽い本や薄い本(?)はこの限りではありません)。読んでいる環境は写真のような感じです。
テキストエディタは動作の軽いものなら何でもOK。ちゃちゃっと入力できるのが大事。私はフリーソフトのATOMを使っていますが、Windows標準のメモ帳だってOK。
マインドマップについては今さら詳説はしませんが、私は大学生の頃からマインドマップを作りまくっておりました。作ってる過程も楽しいんですよね。ともすると作ることが目的化してしまいそうになって危ないんですが。
私も若かりし頃は手書きでマインドマップを作っていたのですが、さすがにそれでは不便です。せっかく作ったものはデジタル的に個人的二次利用もしたいし。
ということで、いろいろとマインドマップのアプリケーションは試してきたのですが、現在はプライベートでも仕事でも、XMind8を使ってマインドマップをグリグリ書いております。普段持ち歩いているUSBメモリ内には、常にXMind8ポータブル版を入れています(これで職場のPCでも管理者権限なくソフトが使える)。
読書をしてメモ的にテキストエディタに突っ込んだものを基にして、XMind8でマインドマップ化していきます。ここで、テキストエディタを経由しないで読書中に直接XMind8に書き込んでもいいのですが、それは効率的なようでいて、上述した「マインドマップを作ることが目的化してしまう」ことを助長します(経験談)。一度テキストエディタにプールして、そこからマインドマップ化することは、要点をもう一度読み直す効果もあるので、勉強としてはおすすめです。
XMind8のいいところは、作ったマインドマップをEvernoteに直接保存できることで、保存の際にマインドマップの画像データとテキストデータを各々保存しておけるってことです。
これによって、あとからマインドマップをテキスト検索できるというわけです。
ちょっと私が昨日読み終わった本(仕事は楽しいかね・最終講義)のマインドマップを見てみますと、以下のような感じです。これらのテキストはすべてスマホからでも検索できますし、マインドマップ自体を画像として見ることもできるので、とても便利です。
だいたいこんな感じで、いろいろと乱読しています。Kindle Unlimitedの料金のもとをとらないといけませんからね(笑)。
まだまだ「巣ごもり」が続く地域も多いようですから、いつも以上に本を読んでみるのはいかがでしょうか。
では、今日はこのへんで。