いままでは地元のケーブルテレビのインターネットサービスを使っていたのですよ。某J-C○Mですが。
新築時に契約し、もうかれこれ15年近く使ってきて、契約当初はインターネット回線の帯域を使うのは私のPCくらいのものだったのが、だんだん、家族が使う様々なものがすべて家庭内Wi-Fiにつながるようになりまして。近年は少々速度的に不満がでてきていたんです(まさか掃除機までネットにつながるとは思いもしなかったなあ)。
あとは、子供がネトゲ(Minecraft)を本格的にやるようになってきたということも...
正直、私の仕事くらいなら5MbpsもあればAmazon Musicを聴きながらリモートワークをこなせるのですが(画像描画が、ちょっと遅いなあ...とは思いながら)、やはり今回のコロナ騒動に端を発した学校休校、そしてリモートエデュケーションが行われたことで、高速回線である光回線に回線を変える決心がつきました。
子供がネット授業をこれだけの頻度で受けるようになるとは思っていなかったのですが、コロナ対策とはいえ、急激に未来になってしまった感があります(おっさんの感想です)。
我が子の通う小学校の対応は、それほどでもなかったのですが、通っている進学塾のリモート化が、とても急激でした。もちろんそれを多くの親御さんが望んでいるという背景があるのでしょうけども。
その塾では、週2で10名くらいの参加者に対してZOOM講義が行われ、さらには毎日「ネット自習室」というビデオチャットルームが常設され(土日もですよ)、常駐している講師にいつでも音声で質問ができるという、いたれりつくせりのサービスが展開されていました(本当にご苦労さまです)。他の受講生をみると、4月の始め頃は親のスマホで参加していたのが、5月のGW前くらいになると自前のPCと高速回線で参加してくるようになっていました。
対して、我が家では、私のスマホのテザリングのほうが回線速度が出たことと、スマホのネトゲ用に60GB/月の契約をしているので(かつ、外出自粛期間中は外出先でスマホ回線を使うことが少ないので)、データ上限をさほど気にすることなく、子供のPCをテザリングでつないで、ZOOM講義に参加させていました(さすがに、「ネット自習室」に常時つなぐということはしませんでしたが)。
その後、緊急事態宣言が解除となって、世の中がだんだんと以前の方法論を取り戻しつつあっても、やはりいつまた同じような事が起きるかもしれないし、また、リモートの便利さというのも社会的に一定の浸透を見たし、なにより今後、さらにIoT技術の進歩とともに、家中の家電がネットにつながるんだろうな、ということも鑑みて、これを機に回線を高速化しておこう、ということになりました。
横浜の一戸建てに住んでるということもあって、Nuro光の対応地域なんですね。しかも、月額のコストは切り替えたほうが安く上がるという...ええ、単に面倒だから替えてなかったんですハイ。
5月下旬に宅内工事(1回目工事)が終わって、6月中旬に宅外工事(2回目工事)が完了しました。
工事を見てたら、結構遠くの電柱から延々と我が家のところまで光ケーブルを引っ張ってきて、えいやっと引き込み。こりゃあ電線が束になるわけだよ道路上。
光ケーブルをブランブランと電柱からぶらさげて電線伝いに引っ張ってくるのはちょっとハラハラしました。
回線がつながったら、まずは子供のゲーミングPC(有線)で速度測定。
なんじゃこの速度、っていうくらい速かった。
iPadで無線接続すると、数値上はかなり落ちるけど、体感上は、すげー速いってことには変わりない。
ただ、一晩使ってみて、Nuro光のサービスをデフォルト設定で使っても、期待する速度は出ないなというのはよくわかりました。
ルーターの設定を固定チャンネルにしたり、WMMを無効にしたりとか。DNS設定を8.8.8.8にするとか。いろいろ試してみて、一番いいところを見つけるという試行錯誤が必要だと思いました。
まあ、めでたく回線が早くなったので、テレワークの仕事効率が上がればいいな。
そんな単純にはいかないか。
では、今日はこのへんで。