まがりなりにも国家公務員のワテクシ、政治的な活動をしちゃいけませんと法律で決まっています(国家公務員法第102条)。
人事院規則で「特定政党の支持・反対」をするのもダメってもう、それって人権侵害じゃね? 国家権力によるパワハラかと。いいじゃねーか、例えばスマイル党応援したって(あくまで例えばの話です)。
ま、ブログの記事で懲戒くらってもイヤなので(弱っ)、選挙行ったよ、というだけのつまらん記事です。ひさびさに書いたと思ったらこれかよ。皆様の「そうだ選挙行こう」という気持ちにつながればと思っちょります。
参議院議員の任期は6年です。じゃあ6年に一回選挙があるのかというとそうではなく、3年ごとに議員の半数が改選されます。これは、議院の継続性を保つとともに国会の機能の空白化を防ぐこと趣旨としています。
また、参議院は衆議院のように解散がないので規則正しく選挙が行われます。逆に言えば、衆議院議員は任期は4年ではあるものの突然「解散(クビ)」ということがあります。しかし参議院議員は当選したら原則として6年間の任期をもつことになります(当選順位によっては任期が3年とされる場合あり)。
事実上同じ政策について議論をする二院制をとっている日本ですが、衆議院と参議院では上述のような任期の違いがあることから、参議院は衆議院よりもより長期にわたる政策を議論する場である、ということがいえます。
そして長期にわたって日本の舵取りを議論するという観点から、衆議院のように選挙区を分けて地元から選出するというだけでなく、全国区を設けることで、全国から票を集められる著名人などが国政に出やすくなっています。
タレントやスポーツ選手が立候補することに懐疑的な方も多くいますが、私個人としては、参議院選挙の特徴として、全国票を集めて「職業政治家」ではない人が、一般人の考えや価値観を政治の場に持ち込むルートとして、大事な役割があると思っています。
今回、各政党や候補者がいろいろな政策主張を出していますが、上述のとおり「長期にわたる政策を議論する場」に出るにあたって、どうも近視眼的な目の前の話題だけで票を集めようとするのはどうも違うかなあ、と個人的には感じます。まあいつも選挙というのはそういうもんですけどね。
コロナ禍以降、選挙においては使い捨ての鉛筆が渡されるようになりましたが、私は鉛筆を持ち込んでいます。ボールペンで書く、という方もいますが、実は投票用紙は「紙」ではなくプラスチックなの、ご存知でした?
ボールペンだと、インクの種類によっては書けなかったり、インクが滲んでしまったりするようです。
そういうこともあって、私は極太芯のシャーペンを持ち込んでしっかりくっきり記名しています。
以上、選挙にいってきたよ、というだけのエントリでした。では今日はこのへんで。