暮れも押し迫った2020年の12月31日、朝からアマチュア無線のアンテナを整備しました。
以前紹介したダイポールアンテナ給電点・・・電波を送り込むところ・・・に鎮座するバラン・・・左右のワイヤー部分に高周波電流を分流させるための高周波抵抗の整合機・・・を作り直してベランダからアンテナを伸ばします。
まずはバランの制作、手作りなのでプラスチックのお弁当箱に詰め込みました。
材料はこんな感じ。
アマチュア無線のメインバンドである7MHzは、より線を5巻きします。
これをお弁当箱に詰め込みます。
右から入った高周波電流が真ん中のトロイダルコアに5巻きしたより線を通って、上下の端子からアンテナワイヤーに流れ込みます。
7MHzの電波は1波長40m、半波長(20m)ダイポールでは片側に10mずつのワイヤーが必要なので、今時の住宅事情では設置は難しいですが、Googleマップで敷地の形を観察して、なんとかギリギリの設置方法を見つけだします。
設置したベランダからの眺めは、こんな感じ。
緑色の約10mのワイヤーを手前側と向こう側に、敷地いっぱいに張ります。
早速テストしてみると、受信はほぼ問題なし。
送信のテストは次回にお預けします。
夕方アンテナをチェックすると、夕日にのびたワイヤーが綺麗でした。
2021年はこのアンテナが大活躍できることを夢見て、本日はこれにて失礼します。
ALISの皆様にも、良いお年が訪れますように!