遠い昔、高校に入学すると柔道部の勧誘を受け何気なく入部。
中学ではバスケ部でしたので、ずいぶんな方向転換でした。
入部の第一動機は、面白い先輩がいたこと。
さらに後押ししたのは、講道館8段と5段の豪華指導者たちの存在。
5段の先生は国体に出るほど実力のある現役選手。
8段の先生は高齢にも関わらず発達した筋肉と、タイヤのチューブを切って作ったサポーターで要所要所が締め付けられてました。
高校生の実力では当然お二人には全く歯が立たず。組んだ瞬間に宙に舞います。
なんでこんなに歯が立たないのだろうと高校生ながらに考えた末の結論が「筋力に裏付けられたキレのある技」でした。
まずは筋力!と信じて柔道の練習の合間にかなりつい筋トレの日々が始まりました。
握力や腹筋は普通にやりましたが、ベンチプレスは10代の男の子たちにはきつい、体重以上のWtを顔を真っ赤にしながら持ち上げていました。
この時の注意点は呼吸で、息を吐きながら上げるのがポイントでした。どうしても息を止めてしまいがちですが、声を出してでも息は吐いた方が上がりました。
お陰様で腕力は付きましたね。成長期につけた筋肉は「筋繊維が太くなる」+「筋繊維の数が増える」の相乗効果なので年数を経ても腕が太いままです。
流石に柔道は引退しましたが、定期的に通うプールでは今でも腕力が役に立ってます。
ここで基本的な情報ですが、筋トレは筋繊維をある程度破壊する行為になります。
筋繊維をちぎって、それの修復の過程で元よりも強化する行為です。
筋肉の修復は24時間では足りないので、一般的には1日おきに筋トレするのが良いらしいです。
現代においては筋トレ強度に応じた、各種プロテインなども用意されていて、かなりきめ細かにいろいろなメニューが組めますね。
ここまで様々なメニューがあると、プロのトレーナーに見てもらながら筋トレすればかなり効率よくムッキムキの体になれそうです。
まあ、あんまり筋肉つけると、着れる服が減るという問題がありますので要注意ですが・・・。