みなさん こんにちは、サスケです。
今日は仮想通貨アルトコイン:Enigma(エニグマ)について考察して行きたいと思います。
エニグマの創設者兼CEOはGuy Zyskind氏で、MIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボにて研究され作られた暗号技術をベースにしたプロジェクトです。
① Enigma Protocol(エニグマプロトコル)
② Data Marketplace(データマーケットプレイス)
③ Catalyst(カタリスト)
ブロックチェーン技術はブロックチェーンに書き込まれた情報の改竄は出来ませんが、全てのデータを誰もが閲覧することができます。
それは重要度の高いデータを管理することは難しいということになります。
つまりどのような情報が記録されているか誰もが確認することが出来るというこになるからです。
今後、ブロックチェーン技術が様々な分野で応用されて行きますが、現在のブロックチェーンでは内容を秘匿したい場合には、中央集権的なデータベースで行わなければならず、プライベートデータは旧来の中央集権的なデータベースに保管しなければいけないということになります。
Enigma(エニグマ)は独自のブロックチェーンを持たず、Ethereumの上に乗っかるセカンドレイヤーのパブリックオフチェーンのシステムとして稼働します。(ブロックチェーンが階層になっているようなイメージです)
このEnigma Protocol(エニグマプロトコル)の特徴はふたつあります。
ひとつは分散型ストレージ機能です。ファイルなどのデータを分散型のストレージを使うことで保存できるというものです。Dapps(ダップス/分散型アプリケーション)がこれまで分散型で保存できず、中央集権的なデータベースに保存せざるを得なかったデータなども保存できるようになります。
もうひとつがシークレットコントラクトです。Enigma Protocol(エニグマプロトコル)で動くシークレットコントラクトは、スマートコントラクトを秘匿化できるそうです。
これは暗号技術を使い、どのノードにもデータを知られずにコードを実行できるそうです。暗号化したまま、実行しているノードに結果を知られることなく稼働するスマートコントラクトということです。
さらに凄いのは、暗号化したまま計算処理ができる点です。
例をあげますと、プライベートな情報、例えば遺伝子情報の解析、遺伝子配列のデータの統計結果なども暗号化されたままの状態で計算が出来るそうです。
Data Marketplace(データマーケットプレイス)は、Enigmaプロトコルのプラットフォーム系アプリケーションです。データマーケットプレイスはデータを暗号化した状態でデータを販売したり購入できたりするというものです。そしてデータはEnigmaプロトコルで確認ができ、転売や違法性も防止します。
データーの購入や販売はEnigmaの仮想通貨:ENGで取引されます。
Catalystはデータマーケットプレイスを利用したアプリケーションです。Enigmaプロトコルを利用した暗号通貨の投資用アプリケーションです。
誰でも投資ファンドを作成したり、データを売買することが可能になります。
この売買もEnigmaの仮想通貨:ENGで取引されるようです。
エニグマの創業者でCEOのGuy Zyskind氏は6月21日、プライバシー保護のコンピューティング技術の研究開発において、インテルと提携すると公式ブロブで発表しました。同取り組みの一環として、インテルのソフトウェア・ガード・エクステンション(SGX)を利用するとのことです。
さて、みなさんEnigma(エニグマ)如何でしたか?
今後も注目のアルトコインです。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
尚、このブログはEnigma(エニグマ)の買い煽りでも売り煽りでもありません。
投資は自己責任でお願いします。