「お金で幸せは買えない」
というが、本当だろうか。
確かに幸せな瞬間は何気なく日々に訪れて、何気なく過ぎていくものだ。
どれだけ金を遣って欲を満たそうとしても、人の欲望は果てしなく決して満たされることはない。
しかし「お金があるからこそ、なくなるもの」を考えなければならない。世の中にいる人の悩みはほとんどが人か金にまつわるものだという。
そして、人の悩みとは大抵の場合、仕事に付随するものだ。 職場の人間関係とか、クレーマーな客とか、何かと仕事にはストレスは付きまとう。
そして仕事とは、多くの人にとってお金を稼ぐための手段だ。
お金を稼ぐため、すなわち生活のため。
そうであるならば、やはりお金があって働かなくていいなら、お金の心配と生活費を稼ぐための仕事でのストレスもなくなる。これは大きなことではないか。
つまりは、お金で幸せは買えないけれど、生活と人間関係に関わる不安はだいぶ解消されるのではないか。
結果的に、不幸が減れば、その分幸せは増えるなんてことになるのではないかと。自分で書いておきながら、いぶかしんでしまう。
本当だろうか。
どなたか、検証のために僕に10億円くれないだろうか。