2018年夏に渡米して2019年夏に帰ってきたんですが、アメリカの食生活で太り、日本に帰ってメシがうますぎて太り、巣ごもりで動かな過ぎて太り、さすがにヤバさに気づいたので本気でダイエットを始めたという話です。
で、8月末からFeelCycleという暗闇バイクサイクリングジムに入会しました。
動画の通り、クラブミュージックのテンポに合わせてエアロバイクを漕ぎ、インストラクターの指示に従ってプッシュアップのような上半身運動からダンベル運動までこなします。
1レッスン45分で8曲、基本的には4つ打ちのEDMやらテクノやらですがロックポップスなども織り交ぜてきます。消費カロリーは驚異の約800kcal。FeelCycleに行った日は飲みに行っても罪悪感がありません(本末転倒)。
レッスンは予約制で、Webから枠を選択して予約します。アメリカ生まれのサービスだけあって、UIが洗練されておりPC/モバイル両方とも使いやすいです。
料金体系は以下の通りです。(2020/11/14時点)
- マンスリーメンバー: \12,900~\18,000(税抜)/月, 月30回まで
- リミテッドメンバー: \8,800~\12,900(税抜)/月, 月4回まで
- チケットメンバー: \4,000(税抜)/回
リミテッドメンバーは実施店舗が少ないので検討対象外にするとして、月5回以上受けるのであれば確実にマンスリーメンバーの方がお得になるので、そちらを選択することになるかと思います。月30回消化するにはほぼ毎日通う必要があるので、実質通い放題みたいな認識で良いと思います。
強制的に45分間強度の高い運動をせざるを得なくなるので、ひとりだとすぐダラけて休憩してしまう自分には物凄い有効でした。とにかく時間的な効率が良い。
最初のレッスンでは一番運動強度の低いコースにも関わらず大量に汗をかいてヘトヘトになっていましたが、3か月もすると運動強度の高いコースを2枠連続で取るようになったりと、成長を実感できるのも良いですね。
予約制というのもメリット・デメリットありますが、自分には合ってました。24時間ジムに通ってた時期もあったのですが、「いつでも行ける」というのは「今行かなくてもいい」言い訳になりやすいんですよね。予定を入れて自分を縛るのは重要。人間、資格試験に申し込まないと勉強しないしイベント出展に申し込まないとモノ作らないんや…。
また、最初のイメージではクラブ大好きパリピ向けのジムで、私のような陰の者は会話の輪に入れず肩身の狭い思いをするのではないか…と思っていたのですが、実際体験レッスンを受けてみると会員は落ち着いた30~40代が半数以上といった感じでした。会員同士の会話はほぼ皆無ですし、数人、レッスン前後にインストラクターと雑談するぐらいなので非常に過ごしやすい空間です。ぶっちゃけ、会費が高めなんで民度が高くなってる印象ですね。
色々ありますが、やっぱりスマート体重計買ったのが大きいですね。
Apple公式サイトで取り扱いがあるので、デザインとiOSとの連携性が信用できるなと思ってWithingsのBody+を購入しました。自動でHealth MateというiOSアプリと連動してくれるのですが、これが大変出来がいい。
左がAppleのヘルスケアアプリで、右がHealth Mateです。みてください、Appleくんの醜い線形補間に対して、Health Mateのこの美しい曲線補間…。縦軸もようわかっとる。Appleくんは人間が1カ月で15kg変動する事を想定しているのかな?
縦にスクロールすると体脂肪率や筋密度も見れますし、複合的に見たいいくつかの指標を簡単に確認できます。こういうの見ると本当にハードウェアはUIとしては末端に過ぎず、ソフトウェアがいかに優れたUI/UXを提供するかが重要な時代だなあと感じますね。やっぱりAppleはハードウェア屋さんですねえ。へただなあAppleくん…へたっぴさ…!情報の表示のさせ方がへた…
話が逸れましたが、こうやってキレイに可視化してくれると進捗を見るのが嬉しくなり、モチベーションに繋がったり気が緩んだときにすぐに気づく事ができます(10月末は沖縄旅行で気が緩んでいるのが露骨に分かりますね)。自分はMoney Forwardで資産一覧眺めるのが好きなんですが、ヘルスケアについても同じですね。体が資本とは良く言ったものです。健康じゃないと年金の損益分岐点まで生きられないですからね。
在米中に勉強も兼ねて買ったけど、埃かぶってたのを引っ張りだして使ってみてました。レッスン中はデフォルトのワークアウトアプリで「インドアバイク」という項目があったので、使っていましたが、これはイマイチですね…。結局記録されるのがAppleのヘルスケアアプリになるので、見ても「???」となって全く達成感がないんですよね。インドアバイクを計測する手段が他にないので仕方なく使ってるんですが…。
一応Health MateのApple Watchアプリもあるのですが、「体重」と「活動量」の2ページで終わりという超絶やる気のない状態です。というかApple Watchのアプリ開発全く盛り上がってないですよね?やっぱりウェアラブルはFit BitやMi Bandみたいな最低限のUIだけにしてセンサー機能に集中し、操作や情報表示はモバイルに寄せるほうが正解かもしれません。
もう少し良いワークアウト実績計測方法を模索してみます。
FeelCycle独自ブランドのアパレル展開もあるのですが、すみません私はユニクロで揃えました。
ロードバイクやっていた時期はハイブランドのウェア買ってたりしましたが、暗闇バイクサイクリングはどうせ誰からも見えない・誰ともしゃべらないのでコミュニティが発生しないという点で見栄を張る意味がないので助かりました(個人の意見です)。
とは言え、FeelCycleはかなりライフスタイル提案型のブランディングしています(壁に「It's style, not fiteness.」って貼ってますからね)。インストラクターの指示もフィットネスというよりはDJプレイングにおけるアジテートに近い感じなので、「おおー、Experience売っとるな」と感心しました(比較すると24時間オープンの無人ジムは駐車場と一緒だよなあ)。この付加価値があの会費に納得感を与えてるんですね。なんの話でしたっけ。
生まれてこの方全くカロリー計算なんかした事なかったのですが、真面目に一食分のカロリー計算をするようにしました。成人男性の基礎代謝が1,500kcal/日なので、一日の摂取カロリーをそれ以下に抑えるようにしました。FeelCycleには週2ペースで通っているので、1か月=4.5週間とすると7,200kcal消化できるので、ちょうど1kg/月痩せられる計算になります。
アプリのスクショでほぼ見えてましたが、8月末から11月中旬の2.5カ月かけて2.2kg痩せたのでほぼ計画値通り進みました👍
体重よりも、腹囲がメタボ判定入る85cmから80cmまで落とせて見た目がシュッとしてきたのが大きいですね。
単純な体重減ではなく、筋肉量が増えて脂肪が減った側面が大きいので、デスクワークでの持久力にも寄与してくれそうです。筋肉は裏切らないって最初に言った人はすごい。
これだけ結果にコミットしてくれたFeelCycleですが、11月末で退会しようと思います👼
やっぱり月額約17,000円はきついんじゃあ…。というのと、継続的に運動する上で自分に必要だったのはFeelCycleのカルチャー的なところではなく、FeelCycle以外の要素も含めたシステミックなところだったなあ、というのを改めて認識したのでもう少し別の工夫で安くできないかな、というのを模索していこうと思います。できなかったら出戻ります!!!