ナレーション
天海地3つの石のエネルギーを受け遂に復活したシャドームーンはビルゲニアを倒し、光太郎の眼前に現れた!
35話のシャドームーンの宣戦布告のシーンが流れます。
ナレーション
シャドームーンが蘇り、ゴルゴムと仮面ライダーの新しい戦いの火蓋が切って落とされたのだ!
夜バイク走行中の光太郎は信彦が1人で歩いているのを目撃!
光太郎「信彦…信彦〜!!」
バイクから降りて信彦を探す光太郎
背後からシャドームーンのレッグトリガーの音が聞こえてきました。
振り返る光太郎
誰もいません。
しかしまた前を向くとシャドームーンが襲いかかってきました。
首根っこをつかまれる光太郎
光太郎「シャドームーン!」
シャドームーン「変身しろ光太郎!BLACKSUNになり私と戦うのだ!」
光太郎「やめろ信彦!お前はゴルゴムに操られているんだ!」
サタンサーベルを光太郎に突きつけるシャドームーン
光太郎「信彦!」
シャドームーンはサタンサーベルで斬りかかります。
ここで飛び起きる光太郎
夢でした。
光太郎「また同じ夢だ…」
呼吸が荒い光太郎
立ち上がって鏡の前に立つ光太郎
光太郎の心の声「信彦…どうしてこんなことになってしまったんだ…もしお前をゴルゴムから助け出すことができなければ…嫌だ!絶対にお前とは戦いたくない…信彦!!」
ゴルゴムのアジト
シャドームーン「私はこの地球にゴルゴム帝国を築くために蘇った…直ちに我がゴルゴム帝国建国のために行動を開始しろ!傲れる人間共の文明を滅ぼし、抹殺するのだ!」(見事な脳改造です。3バカの言いそうなことです。)
地底での眠りから覚めたらしい怪人達がいます。
トゲウオ怪人「しかし仮面ライダーがいるぞ!」
ケラ怪人「ライダーは強いぞ!」
クワガタ怪人「強いぞ!」
ムカデ怪人は無言で這っています。
そして頭を抱えるツノザメ怪人
シャドームーン「私の力を持ってすれば仮面ライダーなどいつでも倒せる!」
トゲウオ怪人が跳ねています。
ネズミ怪人の姿もあります。
シャドームーン「別命あるまで闇の世界で待機せよ!」
怪人達は神殿を後にします。
シャドームーン「ダロム…バラオム…ビシュム…もう少しの我慢だ…お前達の努力が報われる時は必ず来る!」(3バカって努力してたんでしょうか…まあシャドームーン復活のために酷い姿になったのは確かに努力か…)
酷い顔面崩壊の3バカトリオ
シャドームーン「南光太郎…お前と決着をつける日もそう遠くはない…待っていろ!」
キャピトラにやってきた光太郎
克美と杏子が信彦のことを話しています。
克美「信彦さんがゴルゴムになってしまったなんて!!」
杏子「克美さん!!!」
克美の手を握る杏子
杏子「私だって信じたくない!でも!!」
ここで光太郎が店に入ります。
杏子「光太郎さん!」
光太郎は克美に話します。
光太郎「克美さん…心配しないでいい!信彦は必ず僕の手で助け出して見せるから!!」
克美「でもどうやって?話を聞いて毎日考えたけどゴルゴムはそんな簡単な相手じゃないわ!!」
何も言えない光太郎
克美は店を飛び出して行きます。
杏子「克美さん!!」
ゴルゴムのアジト
シャドームーンは光太郎の心にテレパシーを送ります。
シャドームーン「南光太郎…私は今お前の心に語りかけている…聞け!南光太郎!!」
バイク走行中の光太郎にシャドームーンの声が聞こえてきます。
ふらつき走行をする光太郎
光太郎「これは一体何だ?」
光太郎「やめろ信彦!!」
何やら錯乱している光太郎
シャドームーン「2つのキングストーンが呼び合っている…」
改造手術を受けた時の記憶が蘇ります。
シャドームーン「お前はBLACKSUNだ!正々堂々と私と戦え!!」
光太郎「信彦!やめてくれ!俺はお前とは戦いたくない!!」
シャドームーン「宿命なのだ!宿命なのだ!宿命なのだ!!!」
頭を抱える光太郎
シャドームーン「お前はBLACKSUNだ!私と戦うのだ!!」
光太郎「やめてくれ〜!やめてくれ〜!!」
ここでバイクから転倒し、川沿いにいる光太郎
我に返ります。
光太郎「信彦…どうしても戦わなければいけないのか?それが宿命なのか?信彦!!」
杏子と克美は歩いていて何故か自分達が元住んでいた家に来てしまいました。
杏子「ここは私達の元の家よ!なんでこんなところに来てしまったの?」
慌てて帰ろうとする克美
杏子「待って!!久しぶりに来たんですもの…入ってみない?」
克美「でも…」
杏子「ここには嫌な想い出もあるけど楽しい想い出も沢山あるじゃない!中を見れば元気が出るかもしれないでしょ?」
克美「うん…」
中に入る杏子と克美
何やら煙が立ち込めているんですが全く気にせずに「全然変わってないわね!」と笑顔を見せる克美
杏子「でしょ!」
しかしここでセミの鳴き声と共にシャドームーンが姿を現しました。
驚く杏子と克美
シャドームーン「杏子…克美…久しぶりだな…」
杏子「まさか…お兄ちゃん?」
克美「信彦さん?」
2人を見るシャドームーン
杏子「そうなんでしょ?答えてお兄ちゃん!!」
シャドームーン「全ては遠い過去のことになってしまった…この家もお前達も…」
克美「信彦さん!!」
シャドームーン「この地球はやがてゴルゴムに支配される…くだらない戦争もなくなり、金に目が眩んだ人間達も滅び、新しい世界に生まれ変わるのだ!」
杏子「やめて!!」
シャドームーン「黙って聞け!だがそうなる前にお前達だけは助けてやる…どんなに姿が変わってもお前達のことは今まで以上に思っている!どうだ杏子?」
杏子「嫌!!お願い!元の姿に戻って!!お兄ちゃん!!」(戻ろうと思っても戻れないと思うんですがそこは(笑)まあ光太郎のように変身解除ならできるかもですが…)
シャドームーン「どうだ克美?」
克美「信彦さん…私!」
克美はシャドームーンになびきそうです。しかし杏子が邪魔します。
杏子「しっかりして!!そこにいるのはお兄ちゃんなんかじゃない!ゴルゴムなのよ!!」
克美「信彦さん!」
背中を向けて姿を消すシャドームーン!
克美「信彦さん!!」
ちょっとした地震が起きます。
紙がヒラヒラと舞っています。
シャドームーン「いずれお前達にも分かる時が来る…その日を楽しみに待っているぞ!」
シャドームーンの声だけが聞こえてきました。
克美「信彦さん!」
杏子「お兄ちゃんの馬鹿!!」
克美は茫然自失といった感じで崩れ落ちます。
杏子「克美さん!しっかりして!」
克美「私、信彦さんを信じたい!信じたいのよ!」
杏子の心の声「どうしたらいいのよ…光太郎さん…光太郎さん!!」
光太郎は自分のアジトで哀愁を漂わせています。
ゴルゴムのアジト
うずくまっている3バカトリオ
ダロムの顔が完璧に崩壊
砂になって崩れ落ちるダロムの顔。
まあ元々ブサイクなダロムですけどヤバいことになっています。
そしてひび割れまでしてきました。
バラオムとビシュムの顔もひび割れ!
シャドームーン「お前達!」
シャドームーン「大神官達が生まれ変わろうとしている!」
さっきまで瀕死の状態だった3バカですが、ピンピンしています。
ビシュムに至ってはアジト内を飛び回っています。
シャドームーン「ダロム!」
ダロムは三葉虫の怪人大怪人ダロムになりました。
触覚といい、顔といいキモさがアップグレードされています。
シャドームーン「バラオム!」
バラオムはサーベルタイガーの怪人大怪人バラオムになりました。
一番原型をとどめていません。光太郎があなた誰ですか?となりそうです。
シャドームーン「ビシュム!」
ビシュムは翼竜の怪人大怪人ビシュムになりました。
世をすねたような顔をしているビシュムです。
シャドームーン「お前達よく蘇った!今日からお前達は怪人共の頂点に立つ大怪人!これよりゴルゴムの幹部としてこのシャドームーンに仕えるのだ!」
3バカは「はっ!」とか言わずに顔芸で返事。どうやら従うってことらしいです。
シャドームーン「宣戦布告せよ!まず手始めに人間共にゴルゴムの存在を知らせ、ゴルゴムの恐ろしさを見せつけるのだ!行け!!」
国会議事堂にビシュムが窓を割って乱入!!
そして天井をほがしてダロムが乱入!!
バラオムはドアを破壊して乱入!!
警察官が「やめろー!!」と言って棒で殴りかかりますがバラオムにぶっ飛ばされて壁を突き破ります。
全く役に立たない警察官。
ダロム「聞け!!今日からゴルゴムが地球の侵略を開始する!全国民に伝えろ!1日も早い屈服を促すのだ!」
3バカは次に街に繰り出します。
怯える人々
警察官のパトカーがやってきました。
店はシャッターを降ろしています。
バラオムはパトカーに破壊光線を浴びせます。
パトカーはふらつき走行し、ワゴンに突っ込んだりしています。
警察官が銃で狙撃しても3バカはノーダメージ!!
まあ当たり前です。
ビシュムは笑っています。
翼竜の怪人であるビシュムは空中で回転して強風を巻き起こします。
人々は飛ばされます。
飛ばされて公衆電話に突っ込んでいく人も。
ベンチに突っ込んで破壊する人もいます。
ダロムとバラオムは破壊光線を放ちますが外しています…
走行する車の屋根に乗って逃げようとする人も。
しかしバラオムに車は受け止められて放り投げられます。
光太郎のアジト
テレビニュースが流れています。
「臨時ニュースを申し上げます。ゴルゴムと称する怪人たちが出現し、国会議事堂に乱入!現在街中で暴れています!!」
光太郎「おのれゴルゴム!!」
全く役に立たない警察官達が大怪人にいたぶられています。
怯えている警察官はバラオムに放り投げられてガラスを割って建物の中へ飛ばされました。
ダロムやバラオムは倒れている警察官を踏みつけて遊んでいます。
そして光太郎が到着!!
ダロム「現れたな南光太郎!!」
光太郎に向かって警察官を放り投げるバラオム
光太郎は警察官をキャッチ!
光太郎「大丈夫か?」(大丈夫なわけがありません笑)
光太郎「貴様〜!!」
ダロム「聞け!南光太郎!我らは大怪人として蘇った!」(そんなこと言われてもそもそも死んでないし、死にかけていたことも知らない光太郎には何のことかわからないと思います。)
光太郎「何!!」
バラオム「そしてゴルゴムは世界制覇に向けて侵略を開始した!」
ビシュム「もはや貴様一人の力ではどうすることもできまい!諦めるのね!」
光太郎「黙れ!!たとえこの身が砕けようとも俺は絶対に地球を守ってみせる!!」
ビシュムは目から破壊光線を放ちます。
避ける光太郎
光太郎に向けて車を放り投げて走らせるダロム
ジャンプする光太郎
車は公衆電話を破壊!
さっきも一般人が放り投げられて破壊された公衆電話があったと思うんですが一体いくつあるのでしょう?
バラオムは車の上の光太郎に飛びかかり、首根っこをつかんで放り投げます。
光太郎はビールの看板を破壊して飛ばされました。
怒りの変身をする光太郎!!
ダロム「おのれ!!」
BLACKはいつもの「仮面ライダーBLACK!!」のポーズ
3バカは大怪人とは名ばかりで3人がかりなくせにBLACKといい勝負です。
ビシュムが肉弾戦ができないのが使えません。
ここで杏子と克美がやってきました。
杏子「仮面ライダー!!」
BLACKと3バカのバトルを見る杏子と克美
杏子は克美を引っ張って隠れます。
かなりな至近距離からダロムの破壊光線がBLACKに直撃しています。
しかしこの人達は順番に攻撃をしかけており、同時に攻撃してないのがダメです。そしてビシュムは使えません。
ビシュムですがバトルには加わらずに弱い一般人をいじめて遊んでいます。
ビシュムがまた高速回転し、竜巻を起こしました。
ビルの屋上にある看板が落下してきます。
それに気づいた克美
看板は泣いている女の子の上に落ちてきました。
克美「危ない!!」
杏子「克美さん!」
克美は走ります。
そして女の子を抱いて転がり、看板をかわします。
女の子の大事な?人形が鉄の柱に潰されてしまいました。
杏子「大丈夫?克美さん!」
杏子が駆け寄ります。
克美「やめて!!信彦さん!!これがあなたの言う新しい世界なの?こんな小さな子を痛めつけるなんて嫌!!!信彦さん間違ってる!!」
克美の叫びはシャドームーンに届きました。
また女の子を連れて影に隠れる杏子と克美
BLACKはなんといきなりのライダーパンチ!!
これはダロムの顔面に命中!!
そしてライダーキック!!
こちらはバラオムの顔面に命中!!
煙を発して飛ばされるダロム、バラオム
しかしダメージはほとんどない模様です。
ダロム「諦めろ仮面ライダー!貴様がいくらあがいてもこの地球はゴルゴムのものになるのだ!」
BLACK「黙れ!!俺は絶対に諦めない!ゴルゴムを滅ぼし、必ず信彦を救い出して見せる!!」
ここで3バカトリオは天空高く舞い上がり逃走!
ナレーション
ゴルゴムは遂に侵略を開始した。生まれ変わり今まで以上の力を持った3大怪人に果たして仮面ライダーは勝てるのか?そしてシャドームーンになった信彦を光太郎は助けることができるのか?負けるな!南光太郎!地球の危機を救え!仮面ライダーBLACK!
いよいよ3バカトリオが大怪人になりました。物語も後半に差し掛かりました。
しかしライダーパンチとライダーキックを喰らっていながらほぼノーダメージというのは初登場補正かかりすぎですね。
まあビルゲニアも初登場補正かかりまくりで段々弱くなりましたし、シャドームーンのビルゲニア瞬殺は補正かかりまくりです。
これでもしダロムとバラオムが大爆発して、ビシュムがビビって逃げるというパターンなら面白かったと思います。
怪人共の頂点に立つ大怪人としてとシャドームーン言ってますが怪人の数自体10体も残ってません。戦闘員も雇えない零細組織のゴルゴムの幹部なんてショボいです。