仮面ライダーアギト第44話を観た感想「殺人犯が仮面ライダーだったというまさかの展開が斬新！！」

せいちゃん
2021/08/21 16:51

闇の力の青年と涼が対峙しています。

闇の力「そう…以前君を助けたことがありますね…君はその力のせいで苦しんだ…だが…もう終わりです…君の力を私に下さい…」

闇の力の青年は何やら念動力を使って涼をぶっ飛ばします。

涼はギルスに変身！！

ギルスは闇の力の青年に殴りかかりますが、青年はパンチが決まる寸前に姿を消します。　テレポーテーション能力があるようです。

何度殴りかかってもテレポーテーションされます。

そして念動力でぶっ飛ばされるギルス

青年も恐ろしい顔をしています。

翔一と真魚

翔一は風谷信幸の写真を見て見覚えがあることを真魚に伝えます。　

真魚「じゃあやっぱり翔一君知ってるんだ…お父さんのこと…」
翔一「うん…」
真魚「でもどうして翔一君とお父さんが？お願い！詳しく話して！」
翔一「知ってるって言うか…俺、この人が倒れているところに偶然通りかかって…」
真魚「お父さんが倒れてたって…じゃあもしかしてお父さんが死んだ日のこと？」

真魚は父親が殺害された事件の新聞記事を翔一に見せます。

翔一「でもまさか真魚ちゃんのお父さんだったなんて…」

新聞記事記事を読む翔一

翔一「この日…」
真魚「何？」
翔一「この日は俺が姉さんと最後にあった日でもある…」

ギルスと闇の力の青年のバトル

ギルスはヒールクロウを決めようとしますが、これをバリアーで跳ね返す青年

しかし闇の力の青年が突如発作に襲われて苦しみ始めます。

「ウッ！ウオオオオ！」

木野「今だ！逃げろ！！」「逃げろ！！」

ギルスは変身解除

涼は木野を後ろに乗せてバイクで逃走します。

真島のいるマンションに逃げ込む涼と木野

苦しんでいる木野

真島「何よ木野さん！何があったの？」
木野「奪われた！アギトの力を！」
真島「えっ？」
涼「何？」
木野「俺はもう変身することができない…戦うな奴とは！あの男とだけは！」
涼「あんた知っているのか奴のことを？」
木野「前に一度会ったことがある…だが奴が何なのかは分からない…わかるのは奴には勝てないということだけだ！」

涼は部屋を出て行こうとします。

真島「芦原さん！どこ行くの？」
涼「津上のところだ…奴にも知らせておいた方がいいだろう…」

木野に向かって涼は一言

涼「気付いているか？あんた俺を助けようとした！変わったなあんたも…」　

涼は出ていきます。

木野は複雑な表情

翔一と真魚

翔一「あの朝姉さんの大学のゼミが終わった後一緒に買い物しようと約束をして…」

回想シーン

アパートから大学に向かう雪菜を見送る翔一

翔一「姉さん！じゃあゼミが終わったら電話してよ！」

笑顔で頷く雪菜

翔一と真魚

翔一「あれは姉さんを見た最後だった…夕方近くになって姉さんと約束した待ち合わせの場所に向かったんだけどその途中で男の人が倒れていて…」
真魚「それがお父さんだったんだ…」
翔一「……うん…」

回想シーン

翔一は倒れている信幸を発見

信幸は頭から血を流しています。

信幸「やめてくれ…もう…やめてくれ…」

翔一は駆け寄ります。

翔一「どうかしましたか？大丈夫ですか？すみません！」

信幸は意識を失います。

ハッとする翔一

翔一は雪菜が心配になり走り去ります。

翔一と真魚

翔一「俺、あの時思ったんだ…姉さんとの待ち合わせの場所はすぐそこだったから姉さんの身にも何かあったんじゃないかって…でも姉さんはいなかった…俺がもう一度現場に戻った時…」

回想シーン

警察が来ており、遺体を回収してます。

翔一と真魚

真魚「そうだったんだ…」
翔一「ゴメン…俺、真魚ちゃんのお父さんを助けることができなくて…」
真魚「別に翔一君が謝ることないよ…翔一君のせいじゃ全然ないもん…」
翔一「でも誰が一体真魚ちゃんのお父さんを！」

翔一は新聞記事の日政大学という文字に反応します。

翔一「日政大学…」
真魚「うん…お父さんが勤めていた大学…翔一君？どうした？」
翔一「同じなんだ…俺の姉さんが通っていた大学と…」

真魚は翔一にアルバムを見せます。

真魚「これで全部…お父さんがゼミの旅行とかで撮ったもの貼ったやつだと思うんだけど…」

翔一と真魚はアルバムをじっと眺めています。

真魚「これ！翔一君のお姉さんじゃない？」

翔一は黙っています。

真魚「でも嘘みたい…お父さんと翔一君のお姉さんが知り合いだったなんて…」

翔一は何か考えているようです。

真魚「翔一君？」
翔一「そう言えば前に北條さん言ってなかった？真魚ちゃんのお父さんの事件…犯人は超能力者だって…」
真魚「うん…でもどうして？」

翔一は沢木哲也との会話を思い出しています。

回想シーン

沢木哲也「例えば君は彼女が普通の人にはない力…特別な力を持っていることを知っていたか？」

翔一はいても立ってもいられないようで立ち上がります。

真魚「翔一君？」
翔一「俺、行ってくる！北條さんに会いに！」
真魚「私も行く！！」

沢木哲也邸

沢木哲也は哀愁を漂わせています。

涼が美杉家にやってきました。

太一がちょうど出かけるところでバッタリ！

太一「あっ！お兄ちゃん！確か…翔一の友達の！」
涼「いるか津上は？」
太一「今、出掛けてるみたいだけど…」
涼「どこに行った？」
太一「さあ〜あいつ時々突然いなくなっちゃうんだよね…」

警視庁

翔一と真魚が北條のところへやってきています。

北條透「風谷信幸殺害事件の犯人は超能力者かもしれない…ええ…確かにそう言いました！」
翔一「でもどうして？何故そんなことが？」
北條透「遺体の状況から見て風谷氏はサイコキネシスによって殺害された可能性があるからです…それに…風谷氏は超能力を研究していた節がある…」

北條は翔一に雪菜が自動筆記で書いた手紙を見せます。

翔一「これは…」
北條透「どうです？見覚えはありませんか？」
翔一「これ…北條さん…どうしてこれを北條さんが？」
北條透「それは秘密です…真魚さんの協力のおかげで分かったのですがそれは雪菜なる人物が自動筆記で書いたもののようだ…つまり雪菜なる人間も超能力者だった可能性がある…風谷事件の犯人と同様に…そして…これは旧風谷邸で発見されたものです…切断することなくテニスボールの裏と表が逆転している…普通ではありえないことだ…」

北條は風谷邸で発見されたテニスボールとビデオテープを見せます。

翔一はビデオテープを手にとっています。

北條透「そのテープには何も映っていません…が…ごく小さな何者かの声が入っていた…聞いてみますか？」
翔一「お願いします！」

北條はテープを再生にかけようとしています。

北條透「これはビデオの中の声を増幅して録音したものなのですが…」

「こっちに来て…ねえ…こっちに来て…」

翔一「姉さん…」

翔一はビデオの中の声が雪菜であることを確信

真魚はビデオテープを手に取りサイコメトリーの能力発動！！

真魚には雪菜の姿が見えます。

雪菜は狭い部屋に閉じ込められて何やら苦しんでいます。

真魚は突然立ちあがります。

北條透「どうしました？」

ビデオテープを持つ真魚の手が震えています。

北條透「何か、見えたのですか？」
翔一「見えた？」
北條透「君は知らないのですか？真魚さんには普通の人には見えないものを見る力…透視能力があるということを！」
翔一「真魚ちゃんが？」
北條透「言ってください！何が見えるのか…」

真魚は目を瞑ります。

雪菜は狭い部屋の中でアギトに変身しました。

「こっちに来て！こっちに来て！！」と雪菜か変身したアギト

真魚「アギト…変身しました…女の人がアギトに…」

翔一はショックを受けています。

翔一「まさか…そんな…そんなこと！」

翔一はいたたまれなくなって部屋から出ていきます。

北條透「津上さん！！」

バイク走行中の涼を襲うオウルロード

涼はギルスに変身！！

オウルロードを圧倒するギルス

しかしここに闇の力の青年登場！！

ファルコンロードを産み出します。

アンノウンを発生させていたのはこの男でした。

ファルコンロードはオウルロードとは比べ物にならないくらい強いです。

ギルスはぶっ飛ばされてしまいます。

翔一は何と本物の津上翔一である沢木哲也邸にやってきました。

翔一「あなたは…あなたは知ってたんですか？姉さんがアギトだったってことを！」

沢木を非難する翔一

沢木は言葉に詰まっている様子

ギルスはファルコンロードとオウルロード２体相手に苦戦中

闇の力の青年の攻撃を受けてバイクで逃走します。

闇の力「追え！！」

部下のファルコンロード、オウルロードに指示する闇の力の青年

沢木と翔一

沢木哲也「俺の知ってることは全て君に話したはずだ…」
翔一「嘘だ！まだ何か隠してるんじゃないですか？姉さんはアギトになった…真魚ちゃんのお父さんを…風谷信幸さんを…」
沢木哲也「風谷…誰のことだ？」
翔一「惚けないでください！じゃあこれは何なんですか？」

沢木哲也が風谷信幸と雪菜と映っている写真を出す翔一

翔一「前に言ってましたよね？大学の先生のところで姉さんと知り合ったって！あれは風谷さんのことだったんだ…あなたと風谷さんは姉さんの超能力を研究していた…でも姉さんはアギトになって風谷さんの命を奪った…」
沢木哲也「違う！！」

感情的になった沢木は翔一の肩に手を置きます。

沢木哲也「雪菜が…君の姉さんが人を殺すはずない！！風谷先生は俺が…俺が殺ったんだ！俺の手で！」
翔一「嘘だ！あなたがどうやって殺ったと言うんです？あなたに超能力があるって言うんですか？もしそうなら証拠を見せてください！」
沢木哲也「落ち着け！信じるか俺を？信じてくれ！」

翔一は絶望した様子…

沢木の手を振り払い背中を向ける翔一

翔一「もういいです…」

翔一は出ていきます。

警視庁

北條と真魚

北條透「やはり犯人はアギトでしたか…そうではないかと思っていたのですが…」
真魚「どういうことですか？」
北條透「恐らく風谷氏はサイコキネシスで殺害された…アギトになる前に人はとてつもない超能力を発揮する…その力が風谷氏の命を奪ったのです！」

真魚は黙っています。

北條透「これがどういうことか分かりますか？アギトは必ずしも我々の味方ではないということですよ！人間にとってアギトはアンノウン以上の脅威になるかもしれません…」

美杉家

翔一は1人打ちひしがれています。

義彦が帰ってきました。

義彦「ただいま！どうしたんだ翔一君？暗い顔して！」
翔一「先生…俺…やっぱりここにはいられません…」
義彦「何を言ってるんだ…記憶を取り戻しても翔一君は翔一君だと言ったろ！それとも何か？昔の彼女が現れて一緒に暮らすことになったとか？」
翔一「いえ…そんなんじゃないんです…先生も知ってますよね？真魚ちゃんのお父さんのこと…」

笑っていた義彦は深刻な表情になります。

翔一「実は俺の姉さんが犯人だったかもしれないんです…だから…もうここにはいられません…俺…昔のことなんか思い出さなければ良かった…まさかこんなことになるなんて！ずっと…ずっと…記憶喪失のままでいれば良かった…」
義彦「翔一君のお姉さんの名前は？」
翔一「はい…沢木…雪菜っていいました…」
義彦「沢木…雪菜…」
翔一「知ってるんですか先生？姉さんのこと…」

義彦は険しい表情です。

翔一「先生…」
義彦「確かに翔一君の言うとおりだ…人には思い出したくないこと…忘れてしまいたい記憶というものがある…でもそれは無理な話だ…忘れようとすればするほどそういう記憶は何度も何度も甦ってくる…」

回想シーン

喫茶店で真魚の父親である風谷信幸と会っている義彦

風谷「義彦さんを信頼してお話するんだよ…今日のことは一切口外しないで下さい…」
義彦「で、その話に科学的な根拠はあるんですか？」
風谷「科学じゃないんだよ！形而上の問題なんだよ！」
義彦「だったらそれ私の専門じゃないですか！」
風谷「だったらもう少し理解しようとしたらどうなんだ！」
義彦「全く理解できませんね！」

テーブルをドンと叩く義彦

翔一と義彦

義彦「彼女は翔一君のお姉さんだったとは…」
翔一「どういうことです？何を知ってるんですか先生？」
義彦「翔一君…ここにいられないのは…真魚の側にいられないのは私の方だ…」
翔一「先生が？なんでそんな？」
義彦「真魚の父親を…信幸兄さんを死なせたのはこの私なんだ！」
翔一「何、馬鹿なこと言ってるんです？先生にそんなことできるはずないじゃないですか！！ふざけないで下さい！！」
義彦「いや私は！」

バイクで逃走中の涼に迫るファルコンロードとオウルロード

ここで翔一のアンノウンセンサー発動！！

翔一は飛び出して行きます。