仮面ライダーBLACK RX第8話「パパとママの秘密」を観た感想

冒頭、天才少女として世間の話題を集めている岸田友子という茂の同級生の女の子をテレビ番組で取り上げるためレポーターが取材に向かっています。

「あの天才少女岸田友子ちゃんはこの大学で次々と新しい研究に取り組んでいます。それではその様子をレポートします！」

大学の講堂内にレポーターは入りました。

「ここが記者会見の会場です。ご覧下さい。この少女がわずか10才であらゆる分野の学問をマスターした天才少女岸田友子ちゃんです。友子ちゃんの知能指数は200とも250とも言われています。」

記者会見が行われています。

記者「友子ちゃん！今何の研究をしてるんですか？」

友子「今、人の心が分かっちゃうコンピュータを研究しています！」

「人の心？」「おおーっ！！」

どよめきが起きます。

友子「お巡りさんがそれを持っていれば悪い人だってすぐ見つけちゃうでしょう？事件も防げるし世の中の役に立つと思うの！」

記者「本当にそんな装置ができるのかな？」

カメラで友子の写真を撮る記者達

大学教授「友子ちゃん！あれ見せてあげたら？」

友子は何やら黄色いボールを取り出します。　

大学教授「これは彼女が退屈しのぎに発明した反重力のゴム粘土ボールで…」

記者「反重力のゴム粘土ボール？」

大学教授「普通のボールは落とせば段々弾まなくなりますがこれは重力に反発してどんどん弾むようになるんです！」

大学教授が黄色いボールを落とすとボールは段々と高く跳ね上がりました。窓ガラスを割って外に出ていくボール

記者達に見せるためとは言え、窓ガラスを割ったのはあまり感心できません。

記者達は反重力のゴム粘土ボールに驚愕します。

「凄い力だ…」「こりゃ凄いや！！」

またもどよめきが起きます。

友子はニッコリ！

佐原家

茂達はテレビでその様子を観ています。

玲子「凄ーい！本当に天才少女ね！」

茂「僕だって信じられないよ！あいつがこの前まで僕のクラスにいたなんて！」

ひとみ「でも友子ちゃんって前からそんなに頭が良かったの？」

茂「それがさあ！この前まで僕より成績下だったんだぜ！それが急に！！」

光太郎「急に？」

茂「そうだ！！今日友子の誕生日なんだ！これからお祝いに皆で大学に行くんだけどさ！光太郎兄ちゃんも一緒に行かない？土曜日だから仕事ないんだろ？」

光太郎「うん！行く行く！！」

玲子「私も行く！！」

クライス要塞

ボスガン「信じられん！あんな小娘にあれほどの発明ができるなんて！」

ガテゾーン「あの程度のものを作ってる内はいいが、人の心を見通すコンピュータなどを発明されれば我々の作戦に支障をきたすぜ！」

チャックラム「アテンション！アテンション！ジェネラルジャーク！！」

チャックラムが何やらジャーク将軍に伝達しにやってきました。

何か言ったらしいチャックラム

ジャーク将軍「何！？すぐ行ってあの娘を引っ捕らえて来い！！」

ジャーク将軍は焦りを感じたようです。

友子が研究している研究室

茂、光太郎達がやってきました。

茂「友子！誕生日おめでとう！！」

三郎「おめでとう！！」

友子「皆来てくれたの？ありがとう！」

茂「親父の誕生日は忘れても友子の誕生日は忘れないって！！」

以外と軽い茂

光太郎「何言ってんだ〜コイツ！！」

茂の頭を小突く光太郎

友子は笑っています。

茂「はい！プレゼント！」

三郎「はい！」

健吾「はい！」

3バカとも1人ずつプレゼントを用意したらしいです。

茂「あっ！紹介するね！こっちが玲子お姉ちゃん！」

玲子「お誕生日おめでとう！」

花束を友子に渡す玲子

友子「ありがとう！」

茂「こっちが家の居候！」

咳払いをして茂の頭を小突く光太郎

光太郎「俺、南光太郎！宜しくね！」

光太郎も花束を友子に渡します。

友子「宜しく！」

友子の母親「どうも！」

光太郎「けど本当に凄いな友子ちゃん！どうして急に頭が良くなっちゃったんだろ？」

友子「分かんない…きっと死んだパパの遺伝じゃない？パパも頭良かったんだって！ねっ！ママ！そうよね？」

母親「ええ…」

ここで教授が入ってきました。

教授「おや友子ちゃん！楽しんでるな！今日は誕生日だってね！おめでとう！」

友子「ありがとう！」

教授「どう？研究の方は進んでる？」

友子「あと少しなんだけどね…ここの部分がうまく行かないの…」

光太郎達は帰っています。

光太郎「本当に凄いんだね友子ちゃんって！お前も頑張れよ茂！」

また茂の頭を小突く光太郎

三郎「ハハハ！」

ここで急に立ち止まる光太郎

玲子「どうしたの？」

光太郎「うん…」

光太郎は目の前のドアの前に立ち耳をすまします。

常人とは比べ物にならないくらい耳がいい光太郎は部屋の中からうめき声が聞こえるのを察知！

部屋の中に入る光太郎

教授が口に猿轡をされて倒れていました。

猿轡を外す光太郎

光太郎「教授…それじゃあさっきのは！」

「キャーッ！！！」

研究室から友子の悲鳴が聞こえてきました。

光太郎達が研究室に戻ると偽物の教授が窓から友子を連れさろうとしていました。

光太郎「貴様！！友子ちゃんを返せ！！」

光太郎は偽物の教授につかみかかります。

友子「ママ〜！」

友子は皆の方へ

光太郎と偽物の教授の揉み合い

ここで偽物の教授は怪魔獣人ガイナマイトの正体を現しました。

光太郎「クライシス！！」

ここで背後からボスガン登場！

ボスガン「フフフフフ！友子をこっちに渡せ！南光太郎！」

光太郎「何！？」

ボスガン「その娘は元々クライシス人なのだ！父親は元々クライシスの科学者で我々を裏切り地球へ逃亡し、そこにいる女と一緒になり友子を産んだ！」

友子「ママ！」

母親は本当のことを暴露されてしまい取り乱した様子です。

ボスガン「クライシス人は10歳になると左腕に3つのホクロが現れる！嘘だと思うなら確かめて見るんだな！」

光太郎「黙れ！！」

ここでガイナマイトが光太郎に襲いかかります。

光太郎「さあ！」

友子を逃がそうとする光太郎

母親「友子！逃げて〜！」

友子「ママ〜！」

光太郎「さあ！早く逃げろ！！」

ガイナマイトと組み合っている光太郎

玲子「早く！！」

玲子が皆を誘導します。

しかし玲子達の前にはチャップ達が！！！

光太郎とガイナマイトは窓を割って外へ！

光太郎「変身！！」

光太郎はガイナマイトと組み合ったまま空中で変身！！

RX「トゥア！」

しかしボスガンも戦いに加わり2対1です。

ガイナマイトは口から溶解泡を放ちました！

RXはこれを受けてしまい肩の装甲が溶けています！

玲子達はチャップ達から必死に逃げています。

玲子「この〜！！」

玲子はかばんでチャップを殴ろうとしますが顔をつかまれます。

茂、友子達は玲子を置いて逃げてます。

三郎「うわっ！行き止まりだ！」

茂「よじ登れ！！」

しかし塀は高くてよじ登れません。

友子「そうだ！皆、これをくっつけて！反重力ゴム粘土ボール！！はい！これ！！」

茂達は靴に友子から受け取った反重力ゴム粘土ボールをくっつけます。

すると物凄い反発力で茂達は塀を飛び越えることができました。

「スゲー！！！」

RXとボスガンのバトル

ボスガンはRX向けてナイフを投げます。

避けるRX

ナイフは電柱を真っ二つに！

ボスガン「ガイナマイト！友子を追え！！」

ボスガンはガイナマイトに友子を追うように指示

RXとのバトルを放棄して友子を追うガイナマイト

後を追うRXにナイフを投げつけるボスガン

命中しますが全くノーダメージのRX

RX「アクロバッター！！」

RXはアクロバッターを召喚！！

アクロバッターに飛び乗るRX

ボスガン「そうはさせん！！」

またもナイフを投げつけるボスガン

ナイフはアクロバッターの車輪に命中しますが全く意味なしです。

ボスガン「この勝負は預けた！フン！」

姿を消すボスガン

弱すぎです。

茂達は友子を自分達の秘密のアジトへ連れてきました。

マイクロバスの中です。もう捨ててあるマイクロバスなのでしょう。

子犬がいます。

茂「ここは俺達の秘密のアジトなんだ！楽にしてよ！」

しかし友子は浮かない表情

茂「何だよ！連中の言ったことまだ気にしてるのか？友子がクライシスなわけないだろ！」

友子「でも…急に頭が良くなったし…」

健吾「じゃあホクロあんのか？クライシスならホクロあるはずだろ？」

友子は袖をまくります。

ホクロはありません。

三郎「ほら見ろ！人間だよ！人間！」

友子「そうよね！友子人間に決まってるわよね！」

茂「とにかくしばらくここに隠れてようぜ！大丈夫！みつかりゃしないさ！」

佐原家

友子の母親が来ています。

光太郎「元気を出してくださいお母さん！クライシスの言ったことは嘘なんでしょ？」

俊吉「嘘に決まってるじゃないか！ねえ！お母さん？」

母親「本当なんです…全部本当のことなんです…」

驚く光太郎達

母親「あの人結婚する前に全てを打ち明けてくれました…自分はクライシス人で発明が悪いことに使われるのが嫌で地球に逃げて来たんだと…あの人は地球を愛していました…地球が好きだって一生地球のために尽くすつもりでいたんです…3年前の交通事故で…生前あの人言ってました…クライシス人は10歳になると地球人には考えられない力を持つと！でも…友子は何も知りません！父親に教えられた通り世の中の役にたとうと一生懸命研究に打ち込んでいるんです！お願いです！友子を助けて下さい！！」

母親の言葉は光太郎の心に響いたようです。

凛々しい顔をしている光太郎

バスの中で寝ている茂達

友子は眠れずに起きています。

死んだ父親のことを考えている友子

友子の心の声「パパ…」

回送シーン

遊園地で父親とはしゃいでいる友子

友子は起き上がり袖をまくります。

何と3つのホクロが現れています。

友子「嘘…そんなの嘘よ…」

手でホクロを消そうとする友子

当たり前ですが消えません。

友子の心の声「やっぱり…やっぱり私、人間じゃなかったんだわ…」

寝ている茂達、可愛い子犬も寝ています。

もうここにはいられないと外に出る友子

友子の心の声「パパ…パパは本当にクライシス人だったの？悪い人だったの？教えてパパ…」

夜が明けました。

光太郎と友子の母親は友子を探しています。

茂達は友子がいなくなったことに焦って友子を探しています。

河原で茂達とばったり会う光太郎達

茂「兄ちゃん！」

光太郎「茂君！」

茂「大変だ！」

三郎「大変だ！」

光太郎「茂君！友子ちゃんはどうした？」

茂「俺達のアジトにいたんだけど目が覚めたらいなくなっちゃってたんだ…」

光太郎「何だって？」

友子は置き手紙を残して行ってたようです。

茂は光太郎に友子の置き手紙を渡します。

光太郎は置き手紙を読みます。

茂君、健吾君、三郎君、みんなさようなら

もうみんなの所にはいられない

友子

玲子「友子ちゃん…自分がクライシス人だってショックを受けて…それで…」（どうでもいいですがチャップは玲子を生け捕りにしなかったんですね。）

光太郎「お母さん！友子ちゃんの行きそうなところに心当たりはないですか？」

母親「心当たりって言われても…そうだわ！！もしかしたらあそこに！よく主人が遊びに連れて行った遊園地があるんです！！」

母親の感通り友子は遊園地に来ています。

1人黄昏ている友子

友子「パパもママも嫌いよ！どうして友子を産んだの？どうして？」

「友子〜！！友子〜！！」

見ると観覧車の中に父親がいます！！

そして父親は友子に向かって走ってきました。

友子「パパ！」

父親「友子！おいで！パパと一緒に行くんだ！」

友子「嘘…パパは死んだはずよ！」

光太郎はバイクで遊園地に向かっています。

ニヤケながら友子に近付く父親

友子「来ないで！！パパなんか大嫌いよ！！」

父親が不気味すぎます。

友子「来ないで！嫌！！クライシスなんか行きたくない！やめて！！」

父親は友子を連れさろうとします。

友子「嫌！！」

友子の目が青く光りました。

そして何やら特殊能力を発動する友子

父親「ウワーッ！！」

父親はぶっ飛ばされます。

またもベンチ破壊シーン！

父親はガイナマイトの正体を現しました！

友子は特殊能力を使って消耗したのか倒れ込みます。

ここで光太郎のバイクがやってきました。

遠慮がちにガイナマイトにぶつかる光太郎のバイク

光太郎「うわっ！」

当然ガイナマイトにぶっ飛ばされる光太郎

ガイナマイトが光太郎に襲いかかります。

光太郎「友子ちゃん！逃げろ！！」

友子は建物の陰に隠れます。

光太郎はガイナマイトにぶっ飛ばされてまたもベンチ破壊シーン！！（いくら何でも多すぎます。）

ここで光太郎は変身！！

光太郎「変身！！」

変身後は高いところに飛び乗りカッコつけるRX

RX「俺は太陽の子仮面ライダーBLACK RX！！トゥア！」

RXとガイナマイトのバトル！！

もう営業してないのか遊びに来ている人が誰もいない遊園地です！

RXはチョップでガイナマイトの右腕を切断！

しかしガイナマイトは強気

ガイナマイト「貴様など俺の敵ではない！！」

ガイナマイトはRXをぶっ飛ばして口から溶解泡を発します。

RXはまともに溶解泡を受けます。

倒れるRX

ここで友子に駆け寄り捕まえるガイナマイト

ガイナマイト「さあ！来い！！」

友子「やめて〜！！」

RX「友子ちゃん！」

ここでまたも友子は特殊能力を発動！

ガイナマイトをぶっ飛ばします。　

RX「今だ！！トゥア！RXキック！！」

ここでRXキックを決めるRX

ぶっ飛ばされるガイナマイト

RX「リボルケイン！！トゥア！」

ここで反則技のリボルクラッシュが決まります。

リボルケインを引き抜き背中を向けるRX

ガイナマイトは大爆発！

友子に歩み寄るRX

RX「友子ちゃん…もう大丈夫だよ！友子ちゃん…」

しかし友子の様子がおかしいです。

RX「どうしたんだ友子ちゃん？」

友子はRX相手にも特殊能力を発動！

RX「ウワッ！」

ぶっ飛ばされるRX

友子「来ないで！！皆、嫌いよ！パパもママも皆大嫌い！！」

RXの心の声「物凄い衝撃波だ…お父さんの言った力とはこのことだったのか…」

RX「落ち着くんだ！友子ちゃん！もう終わったんだ…終わったんだよ！！」

友子「来ないで！私は人間じゃない！クライシス人なのよ！！」

ここでまたもぶっ飛ばされるRX

RX「やめるんだ…」

またぶっ飛ばされるRX

RX「君は優しい子じゃないか！人間の心を取り戻すんだ！」

友子「嫌いよ！皆、大嫌いよ！！」

RX「ウワッ！！」

ぶっ飛ばされるRX

RX「友子ちゃん…そんなに人間が憎いか？だったらその気持ちを全部僕にぶつけろ！全部ぶつけて力を使い果たすんだ！ウワッ！！」

さらにぶっ飛ばされるRX

しかしかなりぶっ飛ばされているのに至近距離にいるRXが不自然です。

友子「やめて！！もう来ないで！！」

RX「戦え！戦え！自分の心と戦うんだ友子ちゃん！君は人間なんだ！君のパパはクライシス人として生まれたけど平和を愛する心を持った立派な人だったんだ！」

涙を流している友子

RX「友子ちゃん！」

友子「あああああああああ！！！」

友子の感情が爆発しました。

物凄い衝撃波が放たれて遊園地のいろんなものが破壊されています。

かなりぶっ飛ばされるRX

力を使い果たしたのか倒れる友子

RX「あああ…」

RXは変身解除されて光太郎に戻ります。

カッコいいズボンが破れています。

まあダメージジーンズとして履けないことはないです。

ふらついている光太郎

友子「光太郎さん…」

光太郎「友子ちゃん…元に戻ったんだね！良かった！」

友子のところに倒れ込む光太郎

そして友子を抱きしめます。　

光太郎「アハハ…良かった！」

友子「光太郎さんが仮面ライダーだったのね！私のこと助けてくれたのね！」

光太郎「僕の力じゃない！友子ちゃんの心がクライシスに勝ったんだ！アハハ！」

友子も笑顔です。

光太郎「ほら見てご覧！！ホクロが！！」

何と見ているところで友子の腕からホクロが消えました。

友子「光太郎さん！！」

友子は光太郎に抱きつきます。

嬉しそうな光太郎

ここでタクシーに乗って母親、玲子、茂がやってきました。

光太郎「ハハハ！ハハハ！！」

友子と2人で歩いている光太郎

母親「友子！！！」

友子「ママ〜！！」

光太郎「友子ちゃん！さっきのことは君と僕だけの秘密だよ！！」

自分が仮面ライダーとバレるのを恐れて口止めする光太郎

友子「うん！！」

友子は光太郎にしっかり口止めされました。

友子「ママ〜！！」

母親と抱き合う友子

ナレーション

ライダーの少女を思いやる気持ちが友子を忌まわしい力を追い払った！これでもう二度とクライシスに狙われることはないだろう！頑張れ！南光太郎！戦え！仮面ライダーBLACK RX！！！

しかし仮面ライダーともあろうものが少女に6回もぶっ飛ばされました。

光太郎の服はボロボロ…これって今回に限ったことではないです。

いつも服がボロボロになったり、泥だらけになったりしています。

撮影用の同じ服が沢山あったんでしょうね。

自分が仮面ライダーBLACK RXであることを知られるのを恐れる光太郎はしっかり友子に口止めしましたが友子は案外簡単にポロッと言いそうです。

友子に「人間の心を取り戻すんだ！」と言ったRXですがこのセリフにはシャドームーンを思い出しました。

しかし別に友子は悪事を働いているわけでもないし、パニックに陥ってるだけだと思うんですけどね