冒頭、玲子は何者かに追われています。
必死に逃げている玲子ですがつまずいてコケています。
追跡者が玲子に迫ります。
顔は暗くてよく見えませんがシルエットがどう見ても光太郎です。
玲子「嫌!!助けて!!」
玲子は捕まりました。
玲子「嫌!!嫌〜!!!」
ここで飛び起きる玲子
夢でした。
玲子「夢か…」
立ち上がろうとする玲子
玲子「イタッ!」
右足が痛みます。
パジャマをまくってみる玲子
何と膝を怪我しています…
玲子「まさか…」
クライス要塞
モニターにRXがスクライドを倒した時の映像が映っています。
ジャーク将軍「仮面ライダーBLACK RX!こやつこそ我らの地球制覇を邪魔する最大の敵!その息の根を止めるべく奴のウィークポイントを我らは探った…それがこやつらだった…(モニターに佐原一家が映っています。)だが流石はRX!そのガードは固く容易にそのウィークポイントを付き崩せぬことが分かった…しかしその戦いの中で我らはもう1つのRXのウィークポイントを知り得た…白鳥玲子…南光太郎のガールフレンドであるこの女を我らの意のままに動かすことが出来れば…」(モニターに光太郎といちゃつく玲子が映っています。)
マリバロン「ジャーク将軍!既にこのマリバロンが怪魔妖族大隊きっての戦士を選び地上に放っております。」
ジャーク将軍「その者の名は?」
マリバロン「人間の見る夢…すなわち潜在意識の中へと自在に侵入してこれを操り、その人間を意のままに動かす能力を持つズノー陣めにございます!既にこの女の夢の中に潜り込みその意識を操りつつあるところ…」
光太郎とデートの待ち合わせをしている玲子
デート前だというのに浮かない顔をしています。
光太郎がやってきました。
光太郎「玲ちゃん!お待ち道様!はい!」
ハンバーガーを玲子に買ってきた光太郎
玲子「ゴメン!食欲ないの…光太郎さん食べて!」
光太郎「本当に?ラッキー!!」
ハンバーガーを頬張る光太郎
光太郎「ん?玲ちゃん?」
玲子は無表情で何かを考え込んでいる様子
光太郎「玲ちゃん!玲子ちゃん!!」
玲子「えっ?」
光太郎「えっ?じゃないよ!どうしたってんだよ!浮かない顔しちゃってさ!」
本当に浮かない表情の玲子
光太郎「あっ、そうですか!相手が俺じゃ不服ですか!それならそうとね…」
いじけた光太郎
玲子「あっ、ゴメン!何か変なのよね最近の私…何だか自分が自分じゃないみたいな気がして…おかしな夢は見るし…」
光太郎「夢?」
玲子「うん…とにかく不思議な夢なの…」
光太郎「ふーん…」
ここで光太郎は自分達を見ている怪しい黒服の男を発見します。
光太郎「玲ちゃん…ちょっと!」
ハンバーガーを玲子に渡して怪しい黒服の男の方へ行く光太郎
玲子「光太郎さん!」
黒服の男は逃げます。
鳩も沢山逃げています。
速水速人がまた何やら探っています。
美人の女「いえ…よくわかんないんですけど…」
速水速人「こりゃどもども!」
何かを聞いていた速水速人です。
速水速人「わかんない…」
ここで手帳を見ながら歩いてた速水速人に黒服の男が激突!!
速水速人「おわーっ!!」
ぶっ飛ばされた速水速人
黒服の男はちょっと速水速人を気にした様子ですが光太郎に追われているので逃げます。
速水速人「何だあいつは?まさか…空き巣!泥棒か!!待て〜!!!」
立ち上がって黒服の男を追う速水速人
しかし今度は光太郎がやってきて激突!!
またぶっ飛ばされる速水速人
光太郎「ああっ!刑事さん!!」
速水速人に気付いた光太郎
落ちた帽子を速水速人に被せています。
光太郎「すみません!今、急いでるもので!また!」
速水速人「そうはいかん!お前はあの男とどういう関係だ?仲間か?あの泥棒の?」
光太郎「ごめんなさい!!」
光太郎は速水速人に肘鉄を喰らわします。
速水速人「おおっ!!」
気絶する速水速人
光太郎「すみません!」
倒れた速水速人の顔に帽子を被せる光太郎
光太郎はまた黒服を男を追いますが、見失ってしまいました。
光太郎「見失ったか…」
玲子が走ってきました。
玲子「光太郎さん!一体どういうことなの?」
光太郎「分からない…でもあの男…確かに俺達を見張ってた!」
玲子「まさかクライシス?」
光太郎「あるいはね…」
光太郎と玲子は諦めて引き返します。
その2人を高いところから見ている黒服の男
玲子の部屋に来ている光太郎
玲子は光太郎におかしな夢のことについて話します。
光太郎「夢の中の出来事が現実に?もしかしたら玲ちゃん…とんでもないことに巻き込まれたのかもしれないぞ!」
玲子「やだ!脅かさないでよ光太郎さん!」
光太郎「ゴメン!ゴメン!でもだからこそハッキリさせないと!君の中で今、一体何が起こってるのかを!」
玲子「分かった…」
光太郎「うん…さあ!」
光太郎は玲子に毛布をかけてあげています。
玲子「何かあったらすぐに起こしてね!約束よ!」
光太郎「分かった!」
玲子は眠りにつこうとしています。
光太郎はカーテンを締めました。
そしてカーテンの外に出ていく光太郎
眠りについた玲子
またも同じ夢を見ています。
夢の中で追跡者から逃げている玲子
同じようにまたもズッコケています。
玲子「嫌っ!助けて!!」
追跡者は手を伸ばしてきました。
玲子「ああっ!」
玲子は捕まってしまいます。
玲子「嫌!嫌!離してっ!!嫌〜!」
抵抗して倒れた玲子
玲子「誰?誰なの?」
迫ってくる黒い影
玲子「嫌っ!」
手元にあったカメラで写真を撮る玲子
玲子「嘘…嘘よ〜!!!」
絶叫している玲子
ここで飛び起きた玲子
カメラが床に落ちます。
光太郎が飛び込んできました。
光太郎「玲ちゃん!!玲ちゃん!!!」
玲子は怯えています。
光太郎「大丈夫か?」
玲子「嫌〜!!!」
玲子は悲鳴をあげて光太郎を突き飛ばします。
そしてリンゴの皮をむくために置いてあったナイフを手に取ります。
玲子「来ないで!!近寄らないで!!」
光太郎「玲ちゃん…」
意識が朦朧としている玲子
ズノー陣が玲子を洗脳しています。
ズノー陣「躊躇うな!南光太郎は敵だ!地獄へ送ってやるんだ!」
玲子「嫌!!嫌!!!」
ナイフを振り回す玲子
避ける光太郎
さらに襲いかかる玲子
光太郎は玲子を組み止めますが、ぶっ飛ばされています。
玲子「嫌!!」
ナイフで光太郎を突刺そうとする玲子
手を出す光太郎
玲子はナイフを寸止め
玲子「出来ない…私にはそんなこと…ああっ!!」
頭を抱えて苦しむ玲子
ズノー陣「刺すんだ!」
光太郎「クライシス!」
玲子「ああっ!嫌っ!!」
ズノー陣「刺せ!」
玲子は錯乱状態でナイフを振り回していますが光太郎を狙ってません。
光太郎「貴様〜!玲ちゃんに何をしたんだ?」
ズノー陣「奴の息の根を止めるんだ!」
玲子「嫌!!」
玲子は全くあさっての方向にナイフを振り回しています。
光線銃でズノー陣を狙撃!!
ズノー陣に命中します。
玲子は倒れ込みました。
ズノー陣はまた玲子の中に逃げ込みます。
そして玲子はナイフで光太郎と黒服の男に襲いかかります。
避ける2人
そのまま玲子は外に出ていきました。
光太郎「やはりクライシスに操られていたんだ!」
黒服の男「追うんだ!」
光太郎「君は一体?」
黒服の男「説明は後だ!行くぞ!」
光太郎と黒服の男は玲子を追います。
クライス要塞
黒服の男がモニターに映っています。
ジャーク将軍「何者だこやつは?」
ゲドリアン「まさか南光太郎の同志?」
ボスガン「そんな奴がいたとは聞いてないぞ!」
ガテゾーン「どっちにしても只者じゃねえな!」
ジャーク将軍「マリバロン!」
マリバロン「お任せを!何人たりともこの私の作戦の邪魔はさせません!」
速水速人がようやく意識を取り戻してフラフラしながら歩いています。
速水速人「今度会ったら百年目!必ず手錠をかけてやる!覚えておれよ!南光太郎め!」
ここでマリバロンが化けた女がすれ違います。
マリバロン「刑事さんでいらっしゃいますね?」
速水速人「今、忙しいんだ!用があるなら交番!おわわわわ!」
マリバロンの顔を見ると態度が豹変した速水速人
マリバロン「私のお願い聞いてくださる?」
速水速人「聞く!聞く!!」
鼻の下を伸ばして間抜けすぎる速水速人です。
正直マリバロンはそんなにいい女ではありません…
光太郎は必死に玲子を探しています。
光太郎「どこにいるんだ玲ちゃん…玲ちゃん〜!!」
叫ぶ光太郎
黒服の男がやってきました。
光太郎「どうした?」
黒服の男「いや!」
ここで速水速人がやってきます。
速水速人「見つけた!!」
帽子を持ち上げて顔を見せてニヤけている速水速人
光太郎「またですか!邪魔すると痛い目に!」
脅かして手をボキボキ鳴らしている光太郎
しかしここで警官達が何人もやってきました。
速水速人「今度こそ逃さんぞ南光太郎!貴様を逮捕する!!」
光太郎「ちょっと待ってくださいよ!何を勘違いしてるのか知らないけど俺は!」
速水速人「とぼけるな!貴様がこの男とこちらの家に強盗に入ったことは分かってるんだ!!」
ここでマリバロンが登場!!
白ずきんちゃんといった格好をしたマリバロンです。
光太郎「ちょっとあんた!なんだってそんなデタラメを!」
マリバロンに迫る光太郎
マリバロン「刑事さん!怖い!早くこの2人を捕まえて!!」
速水速人にしがみつくマリバロン
黒服の男は顔をしかめています。
速水速人「逮捕しろ!!」
警官達「はい!」
光太郎も黒服の男を警官達に抵抗しています。
速水速人「いいぞ!いいぞ!」
黒服の男はマリバロンと目が合います。
黒服の男「人間は騙せてもこの俺は騙せないぞマリバロン!!」
マリバロンはニヤリとしています。
黒服の男は光線銃を出しました。
速水速人「おおおおお!!」
ビビる速水速人
黒服の男はマリバロンに光線銃を放ちます。
マリバロンの正体を現す白ずきんの女
マリバロンは速水速人に近寄ります。
速水速人「あんた一体?」
マリバロン「この役立たずめが!!」
マリバロンは速水速人を放り投げます。
速水速人は遊具のロープの上に落ちてそれから地面に落ちて気絶!
警官達もマリバロンに立ち向かいますが当然やられます。
黒服の男は光線銃でマリバロンを攻撃しようとします。
マリバロン「何者か知らぬがそんなそんな武器がこの私に通用すると思っているのか!!!」
マリバロンは鞭上の光線を出して黒服の男を攻撃
首を挟まれてぶっ飛ばされる黒服の男
光太郎「おい!大丈夫か?貴様〜!!」
ここでマリバロンは姿を消します。
マリバロン「邪魔者は消えた!南光太郎!いやRX!心置きなくズノー陣に撃たれるがよい!ハハハハハ!!」
光太郎は倒れた黒服の男に駆け寄ります。
光太郎「おい!しっかりしろ!」
黒服の男「そうか…君がRXだったのか…」
頷く光太郎
ここで黒服の男の耳が突然巨大化しました。
光太郎「君はクライシス人だったのか?」
黒服の男「ああ…反帝国軍のゲリラ戦士ガルだ!RX!君の活躍は我々の間でも高く評価されている…」
光太郎「クライシスにゲリラ組織があったのか?」
ここでガルは手を動かして何やら訴えたい様子
光太郎はガルの手を握りしめます。
ガル「頼むRX!後に続く者達のためにも俺の代わりに奴を…ズノー陣を倒してくれ!!」
真剣な表情で頷く光太郎
ガル「剣山に俺の秘密のアジトがある…そこに奴を倒す装置がある…そいつを使って…頼む!!!」
ここで光線銃を持っているガルの手が動かなくなりました。
光太郎「ガル…ガル〜!!!!!」
ガルは絶命!
ナレーション
南光太郎は誓った!ゲリラ兵士ガルの意志を継ぐことを!ズノー陣を倒しクライシスの卑劣な陰謀を打ち砕くことを!!
ここで玲子の助けを求める声をキャッチした光太郎
ナレーション
その時光太郎の鋭い聴覚が玲子の悲痛な声をとらえた!!
玲子は何やら小屋の中にいます。どこの小屋かは分かりませんが勝手に入られて迷惑だと思います。
玲子「駄目…駄目よ玲子!今度眠ったら…またあの夢を見たら…今度こそ本当に光太郎さんをこの手で!ああっ!眠っちゃ駄目!」
ウトウト眠りそうになる自分をひっぱたいている玲子
ここで光太郎が小屋の外にやってきました。
光太郎「光太郎だ…そこにいるんだろ?」
玲子「駄目!来ちゃ駄目!光太郎さん!来ないで!!」
光太郎「落ち着くんだ玲ちゃん!君を助け出す方法が見つかったんだよ!」
玲子はこれに反応します。
光太郎「君はまだ完全に操られているわけじゃない…自分を信じて…僕を信じて!!出てくるんだ!玲ちゃん!!」
光太郎に説得されて外に出た玲子
光太郎は玲子をバイクの後ろに乗せてガルのアジトに向かっています。
ナレーション
光太郎はガルの言い残した言葉を頼りに玲子を助けるべく剣山にあるガルのアジトへと向かった!
剣山に着きました。
ふらつきながら光太郎に連れられて歩いている玲子
光太郎「頑張るんだ…」
玲子「眠い…」
そしてガルのアジトと思われる山小屋に着いた2人
中に入ります。
大きな機械があります。
光太郎「そうか!こいつは夢の中…つまり潜在意識の中に入り込むための装置なんだ…こいつを使えばズノー陣と戦うことができる!」
玲子「ズノー陣?」
光太郎はポケットの中から写真を取りだします。
ズノー陣が映っています。
光太郎「こいつだ!君のカメラに写ってた…」
玲子「それじゃあ…あの夢の中の光太郎さんは…」
光太郎「つまりこいつが化けてたってわけさ!」
ここでふらついて倒れそうになる玲子
光太郎「玲ちゃん!」
玲子を支える光太郎
玲子「ゴメンなさい…あたしもう駄目…」
光太郎「玲ちゃん…まだ夢を見ないでくれよ…もう少し…もう少し頑張ってくれ…」
玲子を機械と接続してある椅子に座らせヘッドホンみたいな機械を装着させる光太郎
そして機械のスイッチを入れました。
光太郎「ようし!」
光太郎「変身!」
玲子は眠ってしまったとはいえ玲子の目の前でRXに変身した光太郎
そしてRXとなった光太郎も椅子に座りヘッドホンみたいな機械を装着します。
RXは玲子の潜在意識の世界へと飛ばされました。
「うああああー」と叫んでいます。
またも同じ夢を見ている玲子
追跡者から逃げていてまた同じように転倒する玲子
目の前に光太郎が現れました。
玲子「光太郎さん!!」
笑顔の玲子
光太郎「玲ちゃん!」
玲子に手を伸ばす光太郎
玲子も喜んで光太郎に手を伸ばします。
ここでRXが登場!
RX「やめろ!!そいつは偽者だ!ズノー陣だ!」
玲子の夢の中の光太郎はズノー陣の正体を現します。
玲子を人質に取るズノー陣
玲子「あああああ!!」
ズノー陣「ここは俺様の世界!RX!!貴様の命もここに尽きるのだ!」
玲子を何故かRXの方へ投げ飛ばすズノー陣
RX「玲ちゃん!」
ここで光る杭からシーツのような物が伸びてきて玲子に巻き付きます。
そして玲子を手繰り寄せて杭に縛り付けました。
RX「玲ちゃん!」
ズノー陣は剣を作り出してRXを攻撃!
そして姿を消してRXの攻撃をかわします。
RX「今ここで奴を倒してもまた第2、第3の敵が佐原家の人達や玲ちゃんに狙いをつけてくるに違いない!一体どうしたらいいんだ?」
ズノー陣は身体をゲル化することもできるらしくRXにまとわりついて苦しめます。
そして背後にまわってRXの動きを封じます。
玲子「夢なら覚めて!お願いよ!!」
この玲子の言葉がRXにひらめきを与えます。
RX「そうか!これは玲ちゃんの夢なんだ…」
ここでRXは玲子に光太郎として呼びかけます。
テレパシーを送っているらしいです。
光太郎「玲ちゃん!聞こえるかい!光太郎だ!」
玲子「光太郎さん?」
光太郎「玲ちゃん…俺を信じてくれるかい?」
玲子「勿論よ!光太郎さん!」
光太郎「だったらRXのことも信じられるね?俺はRXを…RXの正義を信じているんだ!」
玲子「私も信じるわ!RXを!RXの正義を!例えどんなことがあっても!」
光太郎「よし!それならすぐ叔父さんのところへ行くんだ!」
玲子「佐原社長のところへ?あっ…でも!」
光太郎「これは君の夢だ!君が望めばそれがこの世界の現実になるんだ!急ぐんだ玲ちゃん!」
玲子「分かったわ!」
玲子の心の声「社長、唄子さん、ひとみちゃん、茂君!私を助けて!!」
玲子は目を閉じて佐原家の人々に呼びかけます。
俊吉「玲ちゃ〜ん!」
唄子「玲ちゃ〜ん!!」
ひとみ「玲子お姉ちゃ〜ん!」
茂「玲子お姉ちゃ〜ん!!」
佐原家の人々がやってきました。
俊吉「玲ちゃん!」
玲子「社長!皆!!」
玲子も駆け寄り皆で楽しそうにしています。
ズノー陣「バカめ!RXの奴!自分自身のウィークポイントを自分から現しおって!!」
ズノー陣は余裕しゃくしゃくです。
RXはズノー陣に飛びかかります。
しかしヒラヒラと飛んでかわすズノー陣
ズノー陣「今度こそ貴様の最期だRX!攻撃できるものならしてみろ!」
ズノー陣は額から光線を出します。
RXに命中しました。
倒れるRX
ズノー陣「動けまいRX!俺様の勝ちだ!」
しかしここでRXはリボルケインを出します。
RX「リボルケイン!」
RXは勝負に出ました。
RX「人間の夢を操り暗殺者に仕立てるなどこの俺が許さん!!」
ズノー陣「こいつらがどうなってもいいのか?」
楽しそうにしている佐原家の人々と玲子
すぐそこでRXとズノー陣が戦っているのに呑気なものです。
ズノー陣「RX!そのリボルケインで俺を倒せばこいつらも木っ端微塵に吹き飛ぶぞ!」
脅すズノー陣
ズノー陣「さあ〜どうする?」
躊躇するRX
「信じてるわRX!」
ここで玲子の心の声が聞こえます。
RXはズノー陣に突進!
ズノー陣「馬鹿な!!」
リボルクラッシュを決めるRX
ズノー陣の身体はマントだけでペラペラです。
RX「玲ちゃん!目を覚ますんだ!覚ますんだ!」
玲子の心に呼びかけるRX
玲子は楽しそうにしていましたが佐原家の人々が突然消えてしまいます。
RX「玲ちゃん!」
玲子に駆け寄るRX
玲子「ライダー!」
RX「脱出だ!」
玲子を連れて玲子の潜在意識の世界を飛んでいるRX
途中で玲子と手が離れてしまいます。
玲子「ライダー!」
ガルのアジトの機械が小爆発を起こしました。
目覚める玲子
目の前には笑顔の光太郎がいました。
玲子「光太郎さん…」
光太郎「信じてくれてありがとう!RXからの伝言だよ!」
玲子「RX?じゃあ私助かったのね?」
笑顔の光太郎と玲子
抱き合っています。
クライス要塞
マリバロン「まさかあの一家やあの女がRXのウィークポイントではなかったとは…もう一度私の諜報網を使って調査を!!」
焦りまくっているマリバロン
ここでチャックラムがやってきました。
チャックラム「WARNING!WARNING!WARNING!クライシス帝国内に反帝国軍の存在を確認!死亡したガルなる男はそのゲリラ兵士と判明!」
ジャーク将軍「おのれ!!マリバロン!これ以上あの女やあの一家に関わり合っている暇はない!RXは勿論、そのゲリラ共に対しても直ちに鉄槌をくださねばならん!!」
ナレーション
敵の戦略を逆に利用し、人間の愛と信頼に助けられて勝利した仮面ライダーBLACK RXは共に戦うまだ見ぬ同志達の存在を知った!自由と平和を守るため今、彼は新たな戦いの地へと走り出す!
玲子を後ろに乗せてバイクで走ってる光太郎
笑顔の玲子
今回ですがズノー陣は玲子の潜在意識の世界でRXに倒されました。
しかし物理的にはRXはその間ガルのアジトにある機械に繋がれて座ってたに過ぎません。(寝てたかどうかは謎ですが…)
これでズノー陣が肉体的に滅びたというのがかなり不思議な話です。
仮面ライダーBLACKではヤマアラシ怪人の話でBLACKはテレビゲームの中の世界に入り込み電子の世界でヤマアラシ怪人を倒しました。
これも不思議な話ですが、まだ電子の世界の中に肉体が入り込んでたと考えられなくもないです。
今回は肉体はただ座ってただけ。
ズノー陣ですが弱かったですね。パワーで勝負する怪魔ロボット大隊と比べて怪魔妖族大隊は術を使って幻惑する戦い方なので戦闘能力自体は低い感じが否めません。スカル魔は雑魚ですし。
しかし玲子って本当に光太郎が大好きなんでしょうね。
あとは速水速人があまりにもマヌケすぎます(笑)
マリバロンに鼻の下伸ばしてぶん投げられて気絶した速水速人
しかしガルは簡単に死んだのにこいつは死にません。
ガルは登場の仕方に比べて簡単に死にすぎです。
マリバロンの鞭攻撃は光太郎は普通に後半で喰らってましたが大したダメージ受けてません。