冒頭の谷オートショップの場面、イギリスの頭脳研究所からゾルべゲールの脳が盗まれるという新聞記事を読んでいる一也です。
ゾルべゲールとは戦争中にヒトラーの元で殺人兵器や多くのユダヤ系を殺した毒ガスを作った通称悪魔博士と呼ばれる恐ろしい悪人らしいです。
ヒトラーって普通にそのまま名前がいろんな作品に使われてますから驚きです。
一番ビックリしたのは仮面ライダーXに登場したゴッド悪人軍団のヒトデヒトラーです。
あんなの今なら放送禁止でしょう。
時代ですね。
ゾルべゲールは30年前に死刑になったのですが、頭脳だけは研究のために保存されていたらしいです。
当然、盗んだのはドグマです。
ドグマのアジトではゾルべゲールの頭脳に向かってメガール将軍が語りかけています。
自分に服従すれば新しい肉体を与えてやるという話を持ちかけています。
ここで思ったのは頭脳って心とか魂とは別じゃないでしょうか?
ヒトラーの元でゾルべゲールがかつて作ったRガスをもう一度我々のために作成して欲しいと持ちかけるメガール将軍。
Rガスとは特殊なキノコで作ったガスでそれを浴びた人間は狂ったように笑い続けて死んでしまうという恐ろしいガスらしいです。
ここで何やらドグマの捕虜の男が連行されます。
「記憶の移行を開始せよ!」とメガール将軍
捕虜の男は何やら装置にかけられて苦しみまくり、何やらヤバい容貌をした化け物のような男に変わりました。
どうやらゾルべゲールが入れ替わると見た目もヤバくなるらしいです。
さてバスの中で前のフロントガラスに沢山のムカデが張り付いてます。
運転手が「うわーっ、何だこれ?」と言ってムカデを払い落とすとムカデは爆発してヤバいガスを放射。
バスの乗客は狂ったように笑い始めました。
他にも至るところで車のフロントガラスに張り付くムカデ。
そのせいで事故も起きて車が大爆発してます。
ムカデが放つガスの威力は良達にまで襲いかかります。
良も狂ったように笑いがおさまりません。
良達がドグマに襲われたという話を聞いて一也と源次郎は動き、公園で倒れて笑っている良を発見。
ムカデを見つけて投げるとムカデは爆発してガスを放ちます。
皆、ガスにやられたということを悟る一也。
そこにドグマの怪人ムカデリヤが登場し、何やら無線でゾルべゲール博士と連絡を取っているのを目撃する一也と源次郎。
トラックで立ち去るムカデリアとドグマファイター達を追跡する一也。
一也にドグマファイター達はガスを放つ爆弾を投げつけてます。
罠と悟った一也ですが、風上に回るというナイス機転でガスはドグマファイターがたっぷり吸いました。
ドグマファイターは元々イカれてますからガス吸っても大差ないでしょう(笑)
ムカデリヤとスーパー1の対決。
しかし「ムカムカムカムカ」鳴き声だけ煩いムカデリヤは弱く、あっさり牙を叩き折られてしまい「覚えてろ!」と言ってドグマアジトへ逃げ帰ります。
良達は病院のベッドの上で笑いがおさまりません。狂ったように笑い続けてます。
医者は皆を注射で眠らせます。
また目が覚めたら眠らせなければならないが3回が限度でそれ以上注射するとショックで死んでしまうらしいです。
ハルミは良が死ぬと言われて錯乱してます。
ドグマのアジトではスーパー1にやられて逃げ帰ったムカデリヤをメガール将軍がお仕置き。
死刑にしようとしてますがここでゾルべゲールが「このまま殺してしまえば改造にかけた費用が無駄になってしまうだけ。しばらく私にお預け下さい」とおとりなしをしてます。
やっぱり改造手術って費用かかるんですねえ。
どう考えても美容整形にかかる費用より絶対高いですよね(笑)
ゾルべゲールに助けられたムカデリヤですが「ムカムカムカムカ」言いながら、情けないって感じで泣いてます。
「かたじけない博士」
「気にするな、それよりいつまであいつらに仕えているつもりだ?」
「どういう意味だ?」
「将軍になりたくないか?」
「将軍に?」
「俺のRガスとお前のムカデ軍団が手を組めばテラーマクロを倒すくらい朝飯前!」
ゾルべゲールはムカデリヤを唆して謀反を起こすつもりです。
馬鹿なムカデリヤは唆されます。
メガール将軍に槍を向けるドグマファイター。
メガール将軍「これはどういうことだ?」
ゾルべゲール「今日からわしがここのボスだ!」
ムカデリヤ「そして俺は将軍だ!」
メガール将軍にムカデ毒針を投げつけるムカデリヤ。
メガール将軍はあっさりと倒れます。弱えー
一也はドグマのアジトに来てます。
いきなり落とし穴に落ちる一也。
下には落ちず途中で縛りつけられてしまいます。
下にはムカデリヤのムカデ軍団が。
そしてメガール将軍の死体があります。
上からゾルべゲールとムカデリヤが高みの見物。
一也「何故、罪もない人達を殺すんだ?」
ゾルべゲール「どうせ生きていたって何の役にも立たぬ奴らだ」
Rガスを一斉にバラまけばお前達もただでは済まんぞと一也は言いますが、ゾルべゲール博士とムカデリアはワクチンを持ってるらしいです。
さてゾルべゲール博士は今度はテラーマクロに直々に面会を求めます。
「是非とも差し上げたい美術品があります」
どうやらテラーマクロに捧げ物を持ってきたということらしいです。
勿論、箱を開けたらムカデガスが一斉に放出される罠です。
テラーマクロはあっさりと罠を見抜き、ゾルべゲールにそちが箱を開けてくれぬか?と打診します。
ゾルべゲールは勿論、躊躇います。
そこに死んだはずのメガール将軍が登場します。
驚くゾルべゲールとムカデリヤ。
メガール将軍「お前が殺したのは俺の影武者の1人にすぎん。」
一方で一也は簡単に落とし穴から脱出してます。下に落ちたのに全く問題ありませんでした。
Rガスの爆破装置を止めようとする一也。
爆発まであと15秒らしいです。
「死ね!!」
メガール将軍は槍をゾルべゲールに投げつけます。
ゾルべゲールさん、せっかく肉体もらったのに敢え無く死亡。
なんぼ極悪人でも身体は生身の人間というのが痛いところです。
一也はスーパー1に変身してエレキハンドで爆破装置を破壊。
あと5秒って言ってたんですが特撮らしいギリギリセーフです。
お友達のゾルべゲール博士を失ったムカデリヤはメガール将軍に追い詰められますがアジトからどうにか逃走。
岩山でスーパー1との対決。
スーパー1はゾルべゲールを捕まえて、皆を救う解毒剤を手に入れようとしてます。
ムカデリヤが(ゾルべゲールは)「メガールの奴に殺されたわい!」と言っても「嘘をつくな!」と言ってるスーパー1です。
ドグマファイターを当然の如く簡単に撃破したスーパー1にムカデリヤは「助けてくれ」とひと芝居。
「助けてくれたらこれをやろう」と解毒剤の入った瓶をスーパー1の方に投げます。
しかしスーパー1が手に取ろうとするとRガスを放つ瓶
これでスーパー1のさらなる怒りを買ってしまいます。
トゲ爆弾とか言って背中のゲジゲジを投げつけるムカデリヤ
しかし当然、全く当たりません。仮面ライダーのお約束ですね。
中にはスーパー1が避けてもいないのに手前に落ちて届いてない爆弾もあります。
真面目にやりましょう(笑)
挙げ句の果てには背中のゲジゲジが「もうない〜」と焦ってるムカデリヤ。
死亡フラグが立ちました。
冷熱ハンドの冷凍ガスで凍らせられたムカデリヤはスーパーライダー月面キックでぶっ飛ばされます。
「残念だ!死にたくない!」
爆散するムカデリヤ
裏切っただけあって「テラーマクロ!」とは叫びませんでした。
スーパー1は解毒剤の入った瓶を手にして「これで良や他の人達を救うことができる」と一安心。
これで今回は終了です。