
冒頭、茂は翌日のピクニックのためにご機嫌な様子で準備しています。
茂「○○よし!ヘッドランプよし!お菓子よし!チョコレートよし!へへへ!ママ!これ頼むね!」
唄子「あなた!何とか言ってくださいよ!」
逆に不機嫌な様子の唄子
俊吉「ん?」
ここに光太郎と玲子がやってきました。
光太郎「ただいま〜!」
玲子「お邪魔しまーす!」
光太郎「おっ!茂君!ハイキングか?」
茂「うん!明日ね!三郎と健吾達と奥丹沢の洞窟探検に行くんだ!」
玲子「奥丹沢?えーっ!!」
光太郎「おおっ!」
玲子は興奮した様子で光太郎を突き飛ばして茂に近寄ります。
玲子「私も明日お仕事でそこに行くのよ!帝都大学で生物学を教えている吉野教授のお供なの!」
茂「じゃあどっかで会うかもしれないね!」
玲子「そうね…そしたらお昼ご飯一緒に食べようか!」
ひとみ「いいなあお兄ちゃん…私も一緒に行きたいなあ!」
俊吉「パパも一緒に付いて行きたいなあ!奥深き山中で食べる握り飯は…」
唄子「何〜呑気なこと言ってるんですか!茂達だけなんて無茶ですよ!」
俊吉「可愛い子には旅をさせよだよ!」
俊吉は自分の膝の上に乗ってたひとみを唄子の方に行かせます。
唄子「危険すぎるって言ってるんです!」
俊吉「男にはだなあ!危険と分かってても戦わなければならん時があるんですよ!なあ!光太郎?」
光太郎「そうです!そうです!叔父さんもたまにはいいこと言いますね!ハハハハハ!」
俊吉「たまにとは何だ馬鹿者!!」
エキサイトする俊吉
光太郎「おっとっとっと!失礼!」
逃げる光太郎
俊吉「光太郎!!ケッ!」
唄子「あ〜心配だなあ…明日雨でも降らないかしら!」
俊吉「天気予報は快晴ですよ!!」
茂「イエイ!イエイ!!」
玲子「フフフ!」
面白がって見ている玲子
光太郎が無線を持って戻ってきました。
光太郎「玲ちゃん!何かあったら俺に連絡してくれ!」
玲子「了解!」
光太郎「エヘヘ!茂君!気をつけて行ってこいよ!」
茂「うん!」
茂はここでヘッドランプを付けます。
光太郎と玲子の顔が照らされました。
玲子「あっ!もう!!」
光太郎はヘリコプターに2人のお客さんを乗せています。
「ほら!湖よ!」
「玩具みた〜い!」
興奮して写真を撮っているおばさん2人
「ねえ!見て見て!!」
「こっちも撮っちゃおう!!フフフフフ!」
笑顔の光太郎

光太郎の心の声「茂君達そろそろ着く頃だな…何もないといいんだがな…」
奥丹沢にやってきた茂、三郎、健吾
何とチャップ達が3人を隠れたところから見ています。
怪しい気配を感じて立ち止まる茂
三郎「うわっ!何だよ!急に止まるなよ!」
茂はチャップに見られていることを感じています。
茂「走るぞ!!」
走り出す茂
三郎と健吾は後を追います。
ちょっと走ったところで立ち止まる茂
三郎「どうしたんだよ茂?」
茂「うん…誰かにつけられているような気がしたんだ…変だなあ…」
急に叫ぶ茂
茂「おーい!誰かいるのかあ?いるなら出てこいよ!!」
三郎「気のせいじゃないの?」
三郎は全く信用してない様子
茂「そうだなあ!」
健吾「そうだよ!」
茂「よし!行こう!!」
チャップ達は茂達をつけています。
美しい鳥達を写真に撮っている玲子
そして吉野教授も一緒にいます。
吉野教授「玲子君!ほら!」
玲子「はい!」
吉野教授の指示で写真を撮っている玲子

吉野教授「あそこ!あそこ!」
玲子がカメラを動かすとその先に茂達がいました。
玲子「ああっ!茂君達だわ!茂君!!ここよ!!」
嬉しそうに叫ぶ玲子
茂「えっ?」
茂はすぐに玲子を見つけられません。
玲子「ここ!ここ!茂君!!」
茂「玲子お姉ちゃん!」
三郎「おーい!」
玲子を見つけて嬉しそうに駆け寄る茂達
茂「なあんだ!こんなところにいたのか!探しちゃったよ!!」
玲子「ゴメン!ゴメン!紹介するわね!この方が昨日話した吉野教授よ!」
3バカ「こんにちは!」
吉野教授「こんにちは!」
玲子「先生ね!君達の洞窟探検の話をしたら一緒に行きたいっておっしゃってるの!」
吉野教授「是非行ってみたいねえ!」
茂「洞窟のことなら!」
三郎「うん!」
健吾「うん!」
茂「僕達に任せときな!」
吉野教授「おおっ!」
玲子「アハハハ!」
あまりに自信満々な茂達に笑う吉野教授と玲子
チャップはその様子を見ています。

そしていよいよ問題の洞窟の前までやってきました。
三郎「ようし!着いた!」
茂「先生!!この洞窟です!」
玲子「わあ!真っ暗!!」
吉野教授「おおっ!面白そうな洞窟だなあ…懐中電灯用意して!いいね!」
三郎.健吾「はい!!」
茂「よし!行こう!!」
健吾「うん!」
三郎「出発だ!」
皆、中に入って行きます。
玲子はチャップ達の気配を感じたのか1人立ち止まっています。

茂「お姉ちゃん!何してんだよ!行くよ!!」
玲子「今、行くわよ!」
玲子も中に入って行きました。
チャップ達がやってきました。
どんどん中を進んで行く茂達
茂「大丈夫か?」
健吾「うん!」
茂達は洞窟の壁に光る何かを見つけました。


茂「うわっ!スゲエ!!」
玲子「まあ〜綺麗!!銀河を見ているようだわ!!」
茂「スゲエや!」
健吾「先生!これヒカリゴケですか?」
吉野教授「うーん…いやヒカリゴケではないな…何かの幼虫のような気がするな…」
三郎「幼虫ですかこれ?」
吉野教授「うーん…」
吉野教授はやや怪訝そうな表情です。
玲子「綺麗ね!」
茂「うん!」
玲子と茂には全く緊迫感がありません。
その時何か音が聞こえました。
そして蝶々みたいな物体が見えて消えました。

玲子「何かしら?」
三郎「ああっ!消えたぞ!」
茂「行ってみよう!!」
玲子「だめよ茂君!外に戻りましょう!!」
まともなことを言ってる玲子
茂「何言ってんだ!僕が正体を見届けてやる!」
勇敢というか馬鹿すぎる茂です。
走り出す茂
玲子「茂君!」
三郎.健吾「茂!!」
仕方なく後を追う一同
少し走ったところで立ち止まる茂
三郎「茂!」
玲子「茂君!無茶しちゃダメじゃない!」
茂「無茶なもんか!正体も確かめないで逃げたら男が廃るよ!!この辺りに消えたんだ…」(もう既に廃ってると思いますけど)
まだ探そうとする茂
玲子「ちょ、ちょっと!茂君!やめようよ!」
また変な音が聞こえました。
ビビっている玲子
玲子「茂君!戻ろう!」
何やら気配を感じて怯えながら振り向く玲子
玲子「ハッ!」
誰もいません。
茂「玲子お姉ちゃんどうしたの?」
玲子「いや…なんかね…」
また振り返った玲子
玲子「キャアアアア!!」
皆、ビビって腰を抜かしています。
茂もさっきまでの威勢の良さは消し飛んでしまいました。
ガイナガモス「俺はクライシス帝国の使者怪魔獣人ガイナガモス!お前達は俺の幼虫を見てしまったようだな!」
吉野教授「ガイナガモス…ああ〜!あの光る幼虫は…お前の!」
ガイナガモス「お前達はかっこうの実験動物だ!」
吉野教授「なっ、何!?」
茂「ええっ!」
玲子「嫌〜!」
ガイナガモスは茂達に向かって大量の蛾を放ちます。

必死に振り払う茂達
しかしまた蛾を放つガイナガモス!
吉野教授「早く逃げるんだ!」
玲子「助けて〜!!」
茂「うわっ!」
玲子「先生!早く!」
必死に皆、逃げてます。
しかし突然、ズッコケる一同!
ガイナガモスは何故か追ってきません。
吉野教授「おい!皆!大丈夫か?」
玲子「はい!皆!大丈夫ね?怪我は?怪我はない?」
玲子が茂達に駆け寄ります。
突然、頭を抱えて苦しみ始める茂

玲子「茂君!どうしたの?」
茂「頭が痛い!」
茂の額に触れる玲子
玲子「えっ?凄い熱!!」
健吾、三郎も同じです。
玲子「先生!!」
吉野教授「ん!!」
吉野教授は三郎の首に刺されたような跡があるのに気付きます。

他の2人も同じです。
玲子「ああっ!私にもある!ああっ!!」
まだ蛾がいました。
玲子の肩に留まっている蛾
吉野教授「じっとして!!」
帽子で蛾を叩き落とす吉野教授
それくらいで死んだようです。
蛾を手に取る吉野教授
吉野教授「間違いない!ガイナンだ!」
玲子「先生?」
吉野教授「20年前に地球上から絶滅したはずの恐るべき毒蛾だよ!これに刺されると1時間ほどで生命が!」
茂「ええっ!先生!!僕達死ぬんですかぁ?」
泣きそうな茂達
玲子「先生!!」
吉野教授「帝都大学の私の研究室にガイナンの血清があるんだが…おおっ!」
吉野教授もどうやら刺されたようです。
玲子「先生!!!」
吉野教授「ここまで1時間以内に運ぶのは不可能だ!」
茂達「お姉ちゃん!!」
玲子に泣きつく茂達
玲子「茂君!!」
泣いている3バカ
玲子「先生!私、やってみます!!」
玲子は光太郎から預かった無線で連絡を取ります。
玲子「こちら白鳥玲子!!佐原航空管制塔!応答願います!!ああっ!!」
玲子も苦しんでいます。
俊吉「玲ちゃん!1時間以内に血清を届ければ皆は助かるんだな?」
玲子「早く!お願いします…」
俊吉「至急光太郎を呼び戻せ!」
従業員「はい!」
俊吉「緊急事態発生だ!玲ちゃん!頑張るんだ!!」
光太郎に連絡がいきます。
光太郎「了解!!」
急に方向転換する光太郎
何も知らないお客さんのおばさん2人はいい迷惑です。
飛行場に戻った光太郎のところに血清を持った俊吉がやってきました。
俊吉「血清だ!茂達に届けてくれ!」(吉野教授の研究室ってそんな近くにあるんでしょうか?)
光太郎「はい!」
俊吉「頼むぞ!」
光太郎のヘリコプターは奥丹沢山中目指してまた飛び立ちます。
俊吉「あと30分…30分で届けてくれ光太郎…頼むぞ!」
クライス要塞
チャックラム「エマージェンシー!エマージェンシー!光太郎が白鳥玲子からの無線連絡でガイナンの血清を持って出発した!」
ボスガン「そんな馬鹿な…ガイナンの血清なんてあるはずがない!」
チャックラム「プロフェッサー吉野が研究用に持っていた!」
ボスガン「何だって?」
ここで光太郎のヘリコプターの映像がモニターに映し出されます。

皆、食い入るように観ています。
ボスガン「心配はいらん…光太郎が30分以内に血清を届けることなど不可能だ!」
ガテゾーン「分からんぜ!奴は敵ながら恐るべき力を持った男だ!」
ゲドリアン「ボスガン!勝算はあるのか?」
ボスガン「当たり前だ…ガイナガモスはRXを上回る戦闘力を持った最強の戦士だ!まあ見てるがよい!」(また最強が出ました(笑))
マリバロン「あと30分で血清が届かなければあの小僧共は死ぬのね?」(嬉しそうなマリバロン)
ボスガン「いや死ぬことはない!毒蛾ガイナンに刺された人間共は全てガイナガモスの子供となるのです!」
ジャーク将軍「ボスガン!人間共全てがガイナガモスの子供となればRXも戦う意欲をなくすであろう!その時こそRXにトドメを刺せ!!」
ボスガン「ははっ!」
茂、玲子達はどんどん身体に毒が回ってきています。
目の下が青くなっています。
茂は倒れました。
玲子「茂君!!」
玲子も自分の手を見てビックリ!!
青い不気味な爪が生えてきています。
吉野教授も同じです。
吉野教授「あの怪物言っていた実験とはこ、こ、こ、こ、このことなのか!」
玲子「光太郎さん!早く来て!!」
光太郎のヘリコプターを襲う毒蛾ガイナン達
ガイナンのせいでヘリコプターの機能が全て麻痺します。
光太郎「操縦できない!!あと24分!なんとしても血清を届けなければ!!」
メーターのガラスが割れます。
光太郎は飛び降りる決断をします。
光太郎「よーし!ウワッ!!」

光太郎は落下中に変身!!
光太郎「変身!!」
空中でRXになった光太郎
RX「トゥア!!」
着地した場所にはガイナガモスが待ち構えていました。
ガイナガモス「グワッ!!」
RX「クライシス帝国の者だな?」
ガイナガモス「俺は怪魔獣人ガイナガモス!RX!血清もろともここでお前を吹き飛ばしてやる!!」
RX「冗談じゃない!ここでお前と戦っている暇はないんだ!!」
ガイナガモス「グワッ!!」
ガイナガモスは頭から光線を発射!!
避けるRX
RXはガイナンの血清を大事に抱えています。
茂は大変な苦しみ方です。
玲子「茂君!」
玲子もかなり危険な状態にあります。

玲子「光太郎さん!!」
ガイナガモスは戦う意志のないRXの背中を攻撃、そしてRXをぶっ飛ばします。
しかしRXはライドロンを召喚!!
毎度のことながらライドロンがやってくる時の映像がとてもわざとらしいです。
ライドロンはガイナガモスを跳ね飛ばします。
RX「ライドロン!!急げ!!」
ライドロンに乗り込むRX
茂も玲子も皆、気持ち悪すぎる長い爪が伸びてきました。ガイナガモス化が進んでいます。
茂「お母さん…」
玲子「光太郎さん!早く来て!!どこにいるの?光太郎さん!!」
朦朧とした意識の中で無線に向かって光太郎の名を呼ぶ玲子
無線は俊吉に届いています。
俊吉「玲ちゃん!!応答して!!どういう状態なんだ?皆生きてるんだな?」
必死な俊吉
ここに唄子がやってきました。
唄子「あなた!!」
俊吉「玲ちゃん!!」
いきなり俊吉の首根っこをつかむ唄子

俊吉「グワッ!!」
唄子「あなたが止めなかったからこんなことになったのよ!!」
従業員「奥さん!!」
従業員が必死に唄子を止めます。
俊吉「ゴホッ!ゴホッ!何すんだいきなり!!」
唄子「茂は生きてるんですか?どうなの?」
ひとみも来てますが黙って二人のやり取りを見ています。
俊吉「光太郎か血清を届けてくれれば…」
唄子「光ちゃんなんか宛になるもんですか!!」
俊吉「無茶言うな!!今は光太郎だけが頼りなんだ!!」
唄子「ああ!神様!仏様!イエス・キリスト様!どうか!どうか茂をお守りください!」
必死に祈る唄子
唄子「あなた!!あなたも祈ったらどうなの?」
俊吉「さっきから祈りっぱなしだ!頼むぞ光太郎…皆を助けてくれ!」
ガイナガモスは洞窟の入口に岩石を落として塞いでしまいます。(最大時速1500キロのライドロンなのに簡単にガイナガモスに先回りされるってどういうことでしょうか?)

ライドロンですが全然速くありません。
見ていてスピード感がないです…
ようやく洞窟の近くまでやってきたRX
ライドロンを降りて洞窟の入口に向かいますが岩石で入口は塞がれています。
ここは軽くパンチで岩石をぶっ飛ばして中に入るRX

洞窟の天井に光るガイナガモスの幼虫を見て驚くRX
RX「何だ…これは…」
突然、背後から長い鞭状の舌を伸ばしてRXの首に巻きつけるガイナガモス
ガイナガモス「この光る幼虫は数日後には毒蛾ガイナンとなり日本各地を飛び回り人間共全てを俺の分身とするのだ!!」
RX「馬鹿な!!そんなことは俺がさせない!!」
RXとガイナガモスの一騎打ち!!
RXはガイナガモスの長い舌をチョップで切断!
額から光線を出すガイナガモス
避けるRX
ガイナガモス「お前の背後にあるのは10000℃の熱を発するマグマの海だ!!」
ガイナガモスはここで頭部の羽根を震わせて超音波を出します。
RXを蹴り倒すガイナガモス
ガイナガモス「ここに落ちてドロドロに溶けてしまえ!!」
RX「駄目だ…奴の超音波で身体が動かない!」
ガイナガモス「ガアッ!!」
RXを踏みつけるガイナガモス

RX「ここで負けたら茂君達や玲ちゃんが!!ライドロン!!!」
またライドロン頼みのRX
突然力づきガイナガモスに反撃するRX
攻撃を跳ね飛ばしてライドロンに乗り込みます。
そしてライドロンで控え目にガイナガモスを跳ねるRX

RX「リボルケイン!!」
ガイナガモス「ガアッ!!!」
ガイナガモスの身体から火花が散ります。

リボルケインを引き抜いて背中を向けてカッコつけポーズを取るRX

ガイナガモスが死ぬと光る幼虫達は全て下に落ちて消滅してしまいました。
茂は完全に意識を失っているようです。
玲子「こんな変な姿になったら二度と光太郎さんに会えない!!ああっ!!ああっ!あっ!」
健吾「ママっ!」
ここで玲子は血清を持って駆け寄ってくるRXの姿を見ます。

玲子「あっ!」
しかしここで意識を失う玲子

玲子は意識を取り戻しました。
玲子「あっ!あっ!戻ってる!」
自分の身体が元に戻ってることに気付く玲子
玲子「あっ!羽根!羽根!!羽根もない!!」
喜ぶ玲子
玲子「茂君!ほら起きて!健吾君!三郎君!!」
茂達も意識を取り戻しました。
茂達も自分の身体が元に戻ってることに気付きます。
玲子「茂君!!良かったね!!あっ!!光太郎さん!!」
茂「えっ!!光太郎兄ちゃん!!」
光太郎が目の前にいました。
光太郎「やあ皆!!目が覚めたかい?」
三郎「ああっ!!」
光太郎「アハッ!血清が間に合ってよかったよ!一時はどうなることかと冷や汗タラタラだったんだぜ!!」
玲子「血清は光太郎さんが届けてくれたの?」
光太郎「勿論だよ!ハハハ!」
吉野教授「ありがとう!光太郎君!ガイナンはもう地球上にはいないと思ったんだが…本当にありがとう!」
光太郎「あっ!いやいや!!」
玲子「変ね〜あたし仮面ライダーRXの姿を見たような気がしたんだけど…」
光太郎「えーっ!仮面ライダーRXの?ハハッ!それは玲ちゃんの目の錯覚だよ!届けたのは俺!感謝するなら俺にして欲しいね!俺に!ハハッ!オオッ!」
ここで石に毛躓いてズッコケる光太郎
茂「あっ!」
三郎.健吾「あっ!」
玲子「ああっ!」
水筒を落とした光太郎
中にくんだ水がこぼれます。

健吾「ハハハ!」
茂「そうだよな!光太郎兄ちゃんのようなドジが仮面ライダーRXであるわけないよ!玲子お姉ちゃんの目の錯覚だよ!ハハハ!」
三郎「そうだよ!ハハハ!」
皆、笑っています。
玲子も笑っていますが首をひねって疑っています。
光太郎「ハハハ!本当!本当!錯覚!錯覚!!ハハハ!」
光太郎の心の声「助かったぜライドロン!お前は本当に凄い奴だぜ!!」
ナレーション
恐るべき毒蛾ガイナンを駆使して日本支配を企んだ怪魔獣人ガイナガモスの陰謀はRXとライドロンの活躍によって粉砕された!ライドロンよ!アクロバッターと共にRXを助けクライシス帝国をやっつけろ!!
光太郎が必死に自分がRXであることを否定しようとしているのが逆に自分がRXですって言ってるような感じになっています。錯覚!錯覚!とか言わずに実は俺がRXなんだ!って冗談めかして言った方がマシじゃないでしょうか?
ライドロンが時速1500キロで走れる光の車とは到底思えません。
普通に遅いです…











