北九州の成人式と某大学の卒業式とマサイの伝統儀式の共通点─とにかく何か変わったことして区切ろう現象

どっかで見たことあるなー。なんだっけー。似たようなことしている人たち、どっかで見たような。。

これだ。某大学の卒業式。北九州の成人式とくらべると、バリエーション豊富だけど、やっていることは同じだ。

マサイの人達も、「普段とは変わったこと」をしている。こっちは服装だけじゃなくて、ジャンプしたり、牛の血を飲んだり、髪切ったり、と大忙しだ。

なんで「普段とは変わったこと」をするのかというと、区切りたいからなんだろうなと思う。こっからは子どもでこっからは大人。一般化すると、これまでは〇〇だったものが今から□□になる、ということ。別のものに変わる、という現象。

何かを別のものにするには、何かしないといけない。だから「普段とは変わったこと」をするのだろうな。

でも、マサイの人達のほうは、「ライオンと闘って勝つ」という試練も別に用意されているそうなので、かなり実用性の高い催しになっている。今でもやっているのかどうか分からないが、かなり難度の高い区切り方だ。気合いがいくらあっても足りないぐらいにハイレベル。