クリプト
あびさんに対するALISの仕打ちについて:法律的にどうなのこれ?弁護士に相談したいぐらいひどい話
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ALISはお金ではない
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2020/02/27 02:10
現状:あびさんが現在置かれている状況
私の友人のあびさん(abhisheka)が、ALISから不当な仕打ちを受けています。
ある時から、あびさんの投稿記事が、カテゴリー別のオススメに一切出なくなり、あびさんのマイページに来るか、検索するか、プレミアムアリスからしか、あびさんの投稿記事にアクセスできなくなったそうです。
さらに現在あびさんは、自分の記事にも他人の記事にも一切コメントできない状態にされているそうです。
ALISからの回答(非常に曖昧で納得できない)
この件に関するALISの応答は非常に曖昧です。当初ALISは「「通報数とミュート数」が閾値を超えたため」と説明していたそうですが、最終的には以下のような回答をしてきたとのことです。
通報数が一定の閾値を超えた場合は自動で通報理由がユーザーに返る仕組みとなっていますので、その点をご確認ください。ただ、こちらで確認したところ、abhishekaさんが数多くのユーザーにミュートされたことが分かりました。よってミュート数によって閾値を超えたという可能性はあります。
先日申し上げたように上記の回答に答えることで現ALISのトークン配布ロジックへの推察が可能となり、それは他ユーザーに対しても公表していない以上お伝えすることはできません。現在β版であるALISはまだ改善途中ですので、その旨を前提としてお使いいただければ幸いです。なお、最後になりますが今後同様の質問にはお答えすることはできません。
結局、「多くのユーザーにミュートされたこと」が原因なのかどうか、判断できません。このように、ALISの回答は非常に曖昧です。
今回のALISのあびさんに対する仕打ちを私が問題視する理由:一点目
私は個人的に、法律関係の知人にこの件を相談してみようと考えています。
なぜここまで私が、今回のALISのあびさんに対する仕打ちを問題視しているかと言いますと、「ALISトークンはもはやお金だから」という理由が挙げられます。これが一点目の理由です。
ALISトークンは仮想通貨ですが、今やお金と変わらないものです。(2月下旬からAvacusでの利用が可能となり、ますますこの傾向は強まっていますよね。)
ALISトークンで一定の商取引や買物ができる以上、この配分について今回ALISが行ったあびさんに対する仕打ちは、「労働者に対する不当解雇に近いもの」ではないでしょうか。これまであびさんが記事作成に投資してきた時間と労力を考えると、あんまりな仕打ちだと思います。記事を書くことでいいねをいただきALISトークンが配布されることを喧伝しておきながら、ミュート数がどうのこうのという理由で、記事を書いても人目につかないような処遇をすることは矛盾しませんか。今後あびさんはいくら記事を書いてもALISトークンを取得できません。過去の記事も意味をなしません。あびさんの記事の存在を他人が認知しにくいようにしているのですから。ひどい話です。
今回のALISのあびさんに対する仕打ちを私が問題視する理由:二点目
二点目の理由は、「ミュート数と信頼できる記事の関係が不明であること」です。両者を強固に結び付けられる根拠が不明であることです。
(私や一部のALIS利用者にとっては)刺激的で興味深い記事を人一倍多く書くことで、あびさんはALISトークンの配分を受けていました。そのあびさんに、「ミュート数が多いから」あるいは「ミュート数が多いから制限を受けた可能性がある」などの「(あびさんの投稿記事の内容そのものの価値や質とは関係なく)一部の他人があびさんの記事を読みたくないこと」を理由にして、ALISでの活動をほぼ不可能にしたALISに、私は不信感を抱いています。
ALISは「信頼できる記事と人々を明らかにする全く新しいソーシャルメディア」を目指しているのですよね。投げ銭やいいねの数で、その「信頼できる記事」が決定されるならまだしも、運営側であるALISの直接介入、あるいは、ミュート数に依拠したALISというシステムの仕様により、特定の個人のALISでの活動に制限がかけられてしまうことに、気持ち悪さを感じています。法律違反に該当する記事をあびさんが書いたのであればまだ理解できますが、そうではないことに、薄気味悪さを感じています。
ALISにお願いです。ミュート数と関係なく、投げ銭やいいねの数で「信頼できる記事」を明らかにできるようにして下さい。ミュート数に頼るようなシステム設計では、記事の価値や質とは関係なく、好みや嗜好や政治的思惑で「信頼できる記事」が決定されてしまいます。
文学で例えるなら、太宰治の作品は女々しくて鬱々としているから太宰治の作品など一切読みたくない!という人がいくら存在しても、太宰治の作品は日本が世界に誇れるものです。
漫画で例えるなら、大友克洋の作品は暴力的で残酷な描写に溢れているから大友克洋の作品など一切読みたくない!という人がいくら存在しても、大友克洋の作品は日本が世界に誇れるものです。
音楽で例えるなら、忌野清志郎の作品は反体制的で浮世離れしているから忌野清志郎の作品など(以下略)
とにかく、ミュート数を参考にして「信頼できる記事」を明らかにする仕様には、弊害しかないです。
今回のALISのあびさんに対する仕打ちを私が問題視する理由:三点目
「特定の人を組織的にミュートすればその人をALISから実質的に排除できること」がそもそも無視できません。これが、私が今回のALISによるあびさんへの仕打ちに憤る三点目の理由です。
今回のあびさんの件は、このようないじめがALISでは可能であることを示しています。気に入らない奴を一部の集団でミュートすればALISから実質的に排除できるというのは、恐ろしいことではないでしょうか。
「信頼できる記事と人々を明らかにする全く新しいソーシャルメディア」を目指すALISにしては、殺伐としていませんか?
はっきり言って、怖いです。
あびさんに対する今回のALISによる仕打ちは、ALISに対する信頼を揺らがせてしまうものだと私は思います。
ALISに対する異議申し立てを封じ対話を拒否するALIS
とにもかくにも、私は怒っています。一部の集団による排除が可能な現在の仕様は即刻修正して欲しいです。
私はALISに怒りを感じています。
この怒りを他のALIS利用者に伝えたく、さきほどあびさんの投稿記事に十分な投げ銭を行ったのですが、あびさんの記事は一向にALISのフロントページの「投げ銭によるおススメ」に上がってきません。
これは、明らかに不当な情報操作です。十分な投げ銭をしたのに「投げ銭によるおススメ」に上がってこないのはおかしくないですか?(2020年2月27日10時41分現在)
あびさんが一体何をしたというのですか。今回のALISによる独裁国家の独裁政権のような陰湿な仕打ちに、私はショックを受けています。
対話を拒否する組織は、いずれ内部から崩れ落ちると思いますが、いかがでしょうか。ALIS運営側内部でのコミュニケーションが閉鎖的になっていないかとても心配です。
私の経験上、対話を拒否する組織に、碌な組織はありません。
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獲得ALIS: 116.39 ALIS 272.20 ALIS
自称小説家。窓から知念半島を眺めながら、いつも文章を書いています。ペイントで雑な絵も描きます。