こんにちは。福島県白河市で地域通貨プロジェクトを進めている、白河コイン(非公式)です。今回はプロジェクト誕生のきっかけを記事にしてみました。
私たちのプロジェクトメンバーに、「放課後型デイサービス」事業を立ち上げた人物がいます。(私自身も関わっています)
放課後等デイサービス(ほうかごとうでいさーびす)とは、児童福祉法を根拠とする、障害のある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービス。「障害児の学童保育」とも呼ばれる。略して「放デイ」。 引用wikipedia
立ち上げ時のコンセプトとして、自分たちの理想の施設を作り上げるため、できることは自分たちでやって行こう!と決めました。
コンセプトを理解してくれた友人達、SNSで繋がった人々が様々な支援をしてくださいました。
・安全に活動できるように、クッションフロアを敷く(断熱材を入れ、コンパネを敷いてから)
・危険な段差をなくす工事
・ガラスに飛散防止シートを貼る
etc...どれも重労働です。さらに
・施設で使う家具一式、勉強机、エレクトーン、ランドセル入れ、児童書など
たくさんの品物もいただきました。
理事長も大変感動し、お礼を渡そうとしました。しかし、みんな受け取らないのです!皆口を揃えてこう言います。
「子供のためにやってるから。謝礼は受け取らないよ。お金じゃない。」
理事長も先生方も私も大変感動しましたが、やっぱり気になります...
タダで働かせてしまった気がして、なんだかモヤモヤしました。他の団体にも聞いてみたところ、同じような悩み?がありました。
何か方法はないか?
ボランティアポイントがあったらいいのにね!という意見がありました。そこで仮想通貨(ブロックチェーン)の技術を使えば理想が形になるという話になりました。
寄付や活動の証として”価値”が渡せるので、タダじゃないよね(^^)となりました。使い道はバザーとか施設の祭りとかで使えれば!と盛り上がりましたが...
「正直あんま使えないよね」
....(´・ω・`)ソウダネ...
確かにそうです。使える場所は施設だけ。使える期間は年に数回。これではあまり”使い道”としては無いよねとなりました。
他の福祉施設も一緒にしちゃえばいいのでは?
↓
地元で使えるように協力者を探そう!
↓
いっそのこと地域で使えるようにすればいいんじゃない?
という流れから地域通貨プロジェクトがスタートしました。初めから地域通貨を作ろう!と始まった訳ではなく、お金ではない価値の証明をして、それを使えるようにしようというところからでした。
イーサリアムやWAVESでたくさんのコイン・トークンが発行されています。そのコイン・トークンがどの様なきっかけで発行されたか?ということを調べてみるのも面白いのではないでしょうか?
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