イムディーナの門から外に出ると、ラバトというエリアというか町になる。
イムディーナは中世のころ、貴族とか僧侶などお偉いさんエリアで、ラバトは庶民エリアといったところ。
イムディーナのメインゲートの内側にある3人の守護聖人(聖パウロ、聖アガタ、聖プブリウス)にまつわる教会や、地下墓地などが、ラバトの観光名所。
ゲーム・オブ・スローンズというドラマ(私は知らないのだが)のロケ地にもなったと、他のサイトで見かけた。知らないことばかりだ。
ラバトだけで検索すると、大体、モロッコのラバトが出てくる。
ラバトの意味も、郊外とあったり、城塞とあったりするが、つまり、城塞の周りと言う意味の郊外かな、と思う。
まず目に入ったのは、ドムス・ロマーナという、ローマ人の邸宅跡に建てた博物館。
中に、ローマ人の邸宅の床のモザイクや、出土した日用品などが展示されている。
ここについての情報は少なかった。地中海沿岸ではローマ遺跡たくさんあるから、それほど人気ないみたい。1881年に発掘されて、1882年に一般公開。そのあと第二次世界大戦を経て、1945年に再オープンしたとか。
中は、冷房も効いてなくて、扇風機が回っているだけだったが、室内なのでまあ、涼めた。ローマ時代のモザイクって、炎天下で結構歩いて見るってことが多いから、
室内でゆっくり見れるのは珍しいような。
細かい・・・3Dモザイクって言われてるみたい。
ローマ時代のモザイクって言ったって、時代、期間長すぎじゃん、いつよ!と調べたが、これがなかなか出てこない・・・で、見つけたサイトの一つには、紀元前1世紀初めのと、あった。
ローマってほんと進んでたんだな。
展示パネルによると、マルタの遺跡って、良く知らないで雑に発掘しちゃったっての、多い感じ。
こういうのって、地中海文化みたいなのでよく見るけれど、どういう意味なのだろう。だれが何のために、どこに置いたのか、勉強不足で分からず。
今も通じるデザイン。普遍的な美と機能、なのかな。
博物館を出て、ちょっと行くと、
人気のジェラート屋さんと、パスティッツィ(リコッタチーズを入れたパイ)の店で、そこの周りには、買い求めに来ている客が途切れなくいるようだった。
どこか分からないような風景。
文化が混ざって、時代も混ざっているような街の人の考え方も気になるところ。
イムディーナ、ラバトは狭いので歩いて回れる。
他の観光スポットについて、もうひとつ書いたのだが、下書き修正するときに2回も消えてしまったので、今回は、とりあえずここまでで公開・・・。