続きです。
御袖天満宮の隣の大山寺は、明治時代の神仏分離までは同じ境内で祀られていたそう。
曇り空から雨粒が落ちて来やしないかとひやひやしつつ、御寺巡りを進めた。
時折見かけるのは観光客ばかりで、若いカップルだったり、子連れの親子だったり、
一人旅の男性だったり、若い女性同士のグループだったり。
割とおとなしい感じの人たちばかり。
西国寺の金堂は何度も消失し、これは南北朝時代のものらしいが、手入れが・・・
そろそろ綺麗にするのだろうか・・・?国の重要文化財だそうだが、朽ち果てそうな。
15世紀建立の三重塔の周り、工事していて近づけず。
三重塔が見たかったのに~と思いつつ、広い境内をふらふら。
こういうところにのんびり座るのも気持ちよさそう。
ガラスだらけ・・・掃除大変だろうな。冬寒くないのかな。
18世紀。室町時代末期に作られた山門。二体の仁王像の健脚にあやかっての、草履だそう。大きいのは2メートル越え。
仁王像、草履が目立ちすぎてて、見そびれた・・・
連れが退屈しているっていうのを感じつつ、次に向かったのは、浄土寺。
時折線路を通る電車、撮りたかったのに、タイミング合わなかった。
ちょっと歩いて、浄土寺に到着。
最後だから!ここで最後!
616年、聖徳太子の創建と伝えられており、「本堂」「多宝塔」は国宝、「山門」「阿弥陀堂」は国重文、境内一帯は国指定文化財に指定されていることから別名「国宝の寺」と呼ばれています。
→参照
そう、ここに来たかったんだよね、と自分は喜んでいたが、連れはもう完全にやる気なし。
覗きこんだら、鳩がいっぱいいて、絵馬も鳩の形。
鳩が大嫌いな連れは、境内に入ろうともしないので自分ひとり、すたすたと回る。
なあああんか、国宝っぽいありがたさが感じられなかったのだが、それは自分が無知だからか?
(続く)