途中終わりになっていた、3月の大阪京都旅行の記事の続きを書こうと思います。
この記事の続きです。↓
二泊三日の三日目は、桜咲き始めの醍醐寺へ。
薄曇り。
醍醐駅からのんびり歩いて約10分。
総本山面積200万坪だって。
醍醐寺は、奥行きが凄いというか、山の上の方にも続いているようで、全部見るとしたら結構な時間かかりそう。
桜も咲いてる木は結構咲いていて。海外の観光客もまだ少しはいた。
とはいえ、これは空いていると言えるよな。
醍醐寺の拝観料(季節で異なる。)払っても、三宝院の特別拝観は別料金。500円だったかな。でも、これは、絶対、特別拝観の時に行きたいと思った。実際見た後で。
醍醐寺は874年開創。醍醐・朱雀・村上天皇の時代から、南北朝時代、桃山時代~と時代の権力者に関係して続いてきたということは・・・・そういう人たちが、
ここに、いたわけだ。
秀吉がここから花見したんだ?!とか、思いながら、想像しようとしても、勉強不足なせいか、難しい。
時代を経て、どの程度直してきたのか、もともとどうだったのかはわからないが、こんな立派な建物が守られてるっていうのはほんと凄いよな。
造りもユニーク。秀吉が設計したとされる庭を気持ちよく眺められる。
特別史跡の庭園は全国に8つしかないらしい。
秀吉は設計した翌年に亡くなっていて、この庭が完成したのは設計の30年後・・・
・・・30年・・・・人が育つ年月かけて庭も造ったわけか。
建物の中を移動しながら庭の色んな位置が見える。
建物の中にいながら、エンターテイメント楽しめるという造り。
広い部屋がいっぱい。
撮影禁止のところもいくらかあった。
奥書院は、畳上げたら能舞台になる。
花見もできて、能も見れる。
表書院の先の、奥宸殿(IMEパッド久しぶりに使った。おくしんでん)の屋根のあたり、美しい。
江戸時代初期の建築で武者隠しなどもあるそう。
上見上げても、造りが凝ってる。
建物同士のつながり方が面白い。
移動してもずっと庭が見える。
建物の横とか裏とか、庭の表情がかなり違ってて面白い。
色んな世界が楽しめる。
秀吉が醍醐の花見に使っていたものを槍山から移築した「純浄観」という建物。
床の位置が結構高くて、見晴らしいい。
槍山?ってどこだよ!と思って、ネットで探したが、槍山から移築したとしか見つからず。
で、ああ、わかった。
醍醐寺のもっと奥の方、山の方にある場所。そこで花見してたようで。上から見下ろしてたのか。
屋根の形が兜みたい。
ゆっくり時間かけて見学して、外に出た。
右側にあたるところが表書院。先の庭は表書院の前あたりから、奥に広がっている。
先の写真の向かい側の先には国宝の「唐門」。
1599年に作ったそうだが、今のは2010年から1年半かけて創建当時に復元したものだそう(醍醐寺のパンフレットに書いてあった)。
三宝院、建物が連なっているのだが、連なり方が凄い。
午前中、見学して、ここまで。
(続く)