仙酔島に早めに行って、変わった温泉(人生が変わるそうですw)行くか、鞆の浦の名所を見切るか~と迷ってるまもないまま、足が向くまま歩き。
人のいない寺を通り
景色に目を細め
道なりに進んでいく感じは・・・
過ごしたことのない場所での子供のころの暇な時間のようで
知らないところなのに、不安はなく
普段見ない風景なのに、驚くこともなく
日常風景じゃないのに、妙になじみがいい。
たまに見かけるほとんどが旅行客。
または、犬の散歩する人・・・
急いでいる人が全然いない。
旅先で、ここに住んでいる人たちはいったい何をしてお金を得ているのだろうと思うこと多い。
海のある町だから、朝早くて、午後はもう町全体がお昼寝なのか?
お寺もやたら多くて、建物も堂々としたものが多いが、それのほとんどが、ガイドブックに説明もなく。
余裕たっぷりの町なのだった。
実際はどうなのだろう・・・・なんだかよさげに見えても、若い人がいなくて高齢化問題だったり、よそ者に見えない町の問題があったりってよくあるけれど、鞆の浦を歩いている時に、暗い問題のある感じが全くなくて、
コロナのために、営業時間短縮とか、客が少ないとかありそうだけれど、コロナのこともそんなのあったっけくらいに影薄く・・・
ここは悩みも流していく、流れの留まらない、流れのいい場所なのか?
ひとり、ちょっと何かを思って、また歩き出す、そういう場所。
歌を詠みたい気にさせる、優しい気持ちにふわっと酔うような・・・
歌は詠んだことないけどね。