最高に印象的だった車窓。札幌小樽で見かけた乗り物。

11月第２日曜日のこと。札幌一泊旅行に出かけたのだった。

旅は、1人で行くか人と行くか、人とだとしても誰と行くかで、当たり前だけれど、いちいち違ってくる。それがまた不便でも便利でもあり、面白いのだけれど。

旅慣れた人と行く場合、待ち合わせは乗り物の出発時間ギリギリだったりもするが、旅に慣れてないとか、寝起きが悪いとか、遅刻常習犯と行くとしたら、乗り物の出発時間に余裕を持って動きたい。

というわけで、今回は、余裕たっぷりで、飛行機乗る前に、飛行機展望の場所まで行けた。

気持ちのいい朝で、デッキには、望遠レンズ付きのカメラを持った人たちが並んでいた。

富士山じゃん！

羽田から札幌まで1時間半ほどって言うのはつくづく、近くてびっくり。

早めに、昼前に新千歳空港着いたのに、なんかもたついて、新千歳空港から小樽に行く電車をかなり待つことになった。

というのもJR普通電車、快速1日乗り放題のチケット買おうとしたのだが、そのチケットは空港駅では買えなくて、南千歳だったか千歳だったか忘れたが、他の駅に行って一回降りないといけないから、それだったら、普通に小樽まで買った方がお得だと言われたのだった。そういうところで、時間食ってるうちに、電車が行っちゃって、

行かれたばかりだったから、待つことになるわけ。

大人しく電車を待ち、小樽行きに乗った。片道1900円位だった。

札幌一泊旅行だから、札幌だけでいいかと思ったが、小樽どっちでもいいようなこと言ってたこの度の旅の友が前日になって、小樽行きたいと主張したため、とりあえず、夕方まで小樽を回ろうということになったため。

自分は、ちょっと前に、釧路に行った時に凄い寂れててびっくりしたり、それより前に函館行った時も、やたら平たく観光地が広がっていて、観光地が密集しているわけではない、と感じていたので、小樽も、そんな駆け足だったら行っても行かなくてもどちらでも・・・と思っていた。

が、ひとつだけ気になっていたことがあった。

夏に、稚内から札幌まで電車に乗り、小樽も見てきたという友人が、

「札幌から小樽の間にすっごい良い景色がある。ほんとにいい景色。海がものすごく近くて、しばらくその景色が続く・・・」とうっとり話していた（男です。）。

それ、見たい・・・

電車乗った途端に、連れは爆睡。

そして、噂に聞いていた場所に電車が差し掛かった。

わぁ！

いきなり立ち上がって、窓の近くへ。

凄い近い～～

（実際には、この写真より近い感じ。）

ほんと、海が近くて、しかも綺麗！海綺麗！

この時、窓がなんか薄汚れていて、しかもどういうわけか自分はその時、ダメスマホカメラでしか撮ってなかった。

目ではたくさん見たけれど。

ほんとに綺麗な車窓で、これまで、新潟の方とか、熱海行く時とか、電車から海が近いってことあったけれど、これほど海が近くて、海も綺麗で、その景色がしばらく続いたのは初めて見た。

小樽に近づいてくると、大きな岩も見えた。

しかし海岸線に近づいたところは見ていて楽しいから、夢中になって見ていたが、

窓際に立って海見てはしゃいでたのは自分だけだった。

連れも目覚めて、ぼーっと見てたが。

小樽の駅も、ちょっとレトロ感あえて残しているのか、高尾山口駅をちょっと思いだしたりして。

もっと駅で写真撮りたかったけれど、時間がおしてる。

小樽の駅の改札出たら、お土産屋さんもあって、にぎわっている風であったが、駅を出たらちょっと寂しい感じだった。

運河とか、観光客が集まる方に行く前に、寄りたい教会があったので、そこへ向かい中、線路の上を渡っている道路から。

線路がすごい分岐してるのが見えたが、なんか目に留まった。

小樽駆け足で巡った後、夕方は南小樽から電車に乗ることにしたのだが、もう暗くなってきていて、南小樽も、こっちの方なはずだが、と歩いていくと、

白く飛んじゃってるが、真ん中辺の電気の所に、南小樽って書いてある。

左の角を曲がったら、入り口があり、ちょうど電車が来たところだったので、走った。

帰りの電車では、外真っ暗で海見えなかった。

札幌市内では路面電車見た。路面電車好きの友達に送ろうと、写真撮った。

これが二階建てだったら、香港のトラムみたいな形だ。

旅行二日目は、定山渓、豊平峡温泉に行ったのだが、その時は、河童ライナーという、バスに乗った。のんびり揺られて1時間ほどで着いた。静かなバス旅。

札幌と豊平峡温泉までの区間乗り降り自由で、快速河童ライナーも乗れて、温泉もひとつ入れるというお得なチケットが2200円だった。

（温泉一つ、千円前後だし、バス乗るだけでも往復2000円前後なので、お得。）

駆け足旅行二日目の夕方。札幌駅から空港に向かう電車を待っていた時。

これから寒くなっていく場所・・・という感じがした。

電車の色合いと形と、蛍光灯が、昭和の映画のワンシーンのような・・・

鉄道。線路。

続いていく生活。明日も仕事。

・・・・がんばろう！楽しかった！

空港へ向かう乗り物は、なんか寂しい。

とにかく、小樽～札幌間の海際の車窓は良かった！

写真では全然うまく撮れなったけれど、本当にいい景色でした。