今朝は寒かったから、朝食後にカフェオレを飲んだ。
朝ごはんは、人生の周期的に、食べたり食べなかったり。
ここ数年は食べている。菌買って作ったカスピ海ヨーグルトを死滅させないように、何年も育てて食べていて、それにグラノラを追加。
グラノラって、添加物なしのオーガニックの海外のブランドのモノだろうが、カルビーやらケロッグやらのフルグラだろうが、どっちにしろ、糖質たっぷりのお菓子だと自分は思っている。
いつも、8時前後にそれを食べて、8時20分ごろに家を出るのだが、今日は、カフェオレを追加した分、出かける支度のうちの一つを忘れた。
しかも、お腹一杯になって眠くなってしまった。
毎年、会社から、インフルの予防接種に行くよう推奨されている。今日はその予約の日だったので、10時半前に会社を出て、接種会場へ行った。こんな時間なのに、電車混んでいた。
駅から出て、接種会場への道は、もういつも決まりきった道を通っているので体任せ。
古いゲームセンターがあったところが、ついに駐車場になっていた。
有名なうどん屋の前、まだ開店まで30分くらいあるのに、すでに二人、待っている。
坂を上りながら、凄く嫌な坂と、全く嫌な気分にならない坂があるのは何が違うのだろうなと考えた。
それにしても、この辺りは暖かいのか?銀杏もまだ青い葉がたくさん。
会場に着いた。
予約していたから、すぐに案内されたし、空いていた。予防接種受けやすいように、袖を思いっきり上にたくし上げたのに、その必要なかった。
医師らしき人は、肘上指四本分くらいのところに注射したから。
へたくそな人に当たらなくてよかった。
前は、何分間かおさえておくように言われた気がするが、接種会場の出口付近に、接種箇所をおさえる必要はないですと書いた紙が貼ってあった。
もうすぐ11時か。うどん食べていくかな。
さっきよりも列は長くなっていたが、ここは並んでいる間に注文を取り、座るとすぐ料理が来るし、回転早いのはわかっているから、並んだ。
店が開いて、まず1回目の満席。自分は列の前の方になり、メニューを渡された。
ゲソ天、やっぱりなくなったんだな。
この店にはおそらく10回以上来ている。以前、大親友がこのうどん屋から近いところで働いていたことがあり、自分がこの辺に来るとき、時間合わせてランチしていた。
インフルエンザの予防接種や、健康診断などでこちらの方へ来るときも、ここでうどん食べることは多かった。
メインのうどんは釜玉を選んでしまいがち。それに天ぷらをプラスすると、800円台になる。
かしわ天も気になったのだが、脂身と皮が苦手なので、そういうのがたっぷりついていたら困ると思って、辞めておいた。
横の人がかしわ天にかぶりついているのをちらっと見て、頼まないで良かったと思った。かしわ天を頼んでいる人は、4人にひとりはいそうだった。
釜玉と野菜天を頼んでいて、すぐ来た。
野菜天のレンコンを最初にかじった。
やけに油が重いというか、べとつく。こんなだったかなぁ。
ちなみにここの天ぷらは、あえて、衣に味付けている。かしわ天などはそれがいいのだろう。
以前お気に入りだったゲソ天は、年々、衣が巨大化してきた気がしたので、頼むのを躊躇するようになっていたが、材料高騰のためなのか、メニューから消えた。
油が口の中でべとつくのが気になるな・・・と思いつつ、釜玉を混ぜる。
あったかいうちに混ぜないと、卵が薄くかたまらない。
ゴマをゴリゴリすって、一味をかけ、お酢も垂らして、だし醤油を少しかけて食べた。
味変しながら食べるのも楽しい。
店内で、ジミヘンがかかっている。
うどんとジミヘン。
そういえば、このうどん屋の前の通りをずっといったところにある、評判真っ二つのカレー屋(味は美味しいが店長が接客サイアクと言われている店。自分は接客気にならず、何度か行っている)も、ジミヘン好きの店主の店だったような。
思い思いの組み合わせのうどんを食べている客と、ジミヘン、合わなくもない。
うどんに集中しようとしても、ジミヘンが頭に流れて入ってくる。
天ぷらの野菜の、茄子を食べたら、茄子自体がころっと肉厚で美味しかった。
うどんを混ぜていた時に、はねそうになり、テーブルを見たら、自分の左側に、米粒2つ分くらいの大きさの蜘蛛がいた。
上半身を上げて手を広げたようなポーズで、ちょっと写真撮りたくなったが、ここは店内撮影禁止。
うどん食べつつ、ふと見ると、まだいる。
全然移動しない蜘蛛だな、と思っていたら、急に糸をどこに投げ飛ばしたのか、空中に浮きだした。テーブルからまだ20センチくらい浮いただけだが。
この蜘蛛って天井から降りてきたのか?上に戻るのかなと、うどん食べつつ、見ていた。
すると、自分の左にいた女性のおかっぱの髪に蜘蛛が接近し、耳の後ろに着地。
隣の女性は気づいていない。
むずむずして気づくだろうと思ったのに、蜘蛛は更に頭頂部を目指す。
自分の右半分はうどん、左半分は蜘蛛に意識。
あんまり露骨にじろじろ見てたら怪しまれるよなーと思いつつ、ちら~、ちら~と見ていたら、蜘蛛はまた、その女性の耳の近くに、小さすぎる髪飾りのようにくっついていたまま。
女性が食べ終わって、会計に行ってしまったので、その後は知らない。
自分の向いの席の男女はわかめ大盛りのうどんを食べていて、男性の方が、
「これが本場のうどん」と言った。
このうどんやで、自分はもう全く感動しなくなってしまった。
来過ぎて飽きてしまったからだと思われる。
会計で、900円と言われて、え。値上がったんだ・・・と思った。
自分の意思ではもう来ないな。
行ったことない人には勧めるけれど。(おいしいよ)