会社で談笑しているときに、これからの日本はヤバいよって話をしました。
円安、少子高齢化、上がらない給料、すべてのことは絡まっていて、お金のことをもっと勉強したほうがいいと。
話をした彼は独身実家暮らしの30歳ということもあって、まずは一人暮らしした方がいんじゃねと。
余計なお節介だとは思いますが、自立できているとは思えないところが強かったんです。
ただ、「はぁ、まぁそうですよね。」という感じでまったく興味なし。
クレジットカードも持ってなければ、QRコード決済もできない。
NISAやiDeCoなんかは詐欺の話ですか?って感じ。
すごく虚しくなりました。
会社内で30人くらい社員かいるとして、まともにお金の話をできそうな人は誰がいるかな?と考えました。
多分1/10くらいですね、まともに話ができそうなのは。
半分はウンコみたいなマネーリテラシーです。
つい最近聞こえてきたお局様の会話では、「私よく銀行ATMいくけどさー、すごくこの前混んでて」みたいな会話。
いまだにしょっちゅう銀行ATMに行ってるようです。
電子決済に慣れたら、現金払いは本当に減りました。
電子決済はスタートラインですよね。
よくわからないこと、知らないことを敬遠する人はいつまで経ってもアナログです。
実際にiDeCoやNISAを活用している人は、30人中5人ほどでした。
独身の人はアレかもしれませんが、それが普通であると考えると結構ヤバいです。
日本って大学を卒業すると劇的に勉強しなくなる国だそうです。
大学生も入学までで、入学したら勉強しなくなります。
そして、社会人になったらもっと勉強しなくなります。
しかし、お金についての勉強は学校でもやらないし、自分で学ぼうとしなければ誰も教えてくれません。
周りと合わせたがる、知らないものよくわからないものを知ろうとしない。
そんな風土が日本にはあるような気がしますね。
会社ではもうお金の話をするのはやめようと思います。
自ら学ぼうという人以外に、こちらからアドバイスしたところで意味がありません。
こんなにネットの世界にはすごい人はたくさんいるのに、現実世界にはマネーリテラシーの低い人がたくさんいます。
低い水準に合わせることなく、知らないことを知ろうとすることをこれからも続けていくことが大事ではないでしょうか。