久しぶりのゲイネタです。ゲイネタって言ったら下世話な話題のような気がしますが、単純に「〇〇が好きなゲイはこんなヤツが多い」っていうのを独断と偏見でステロタイプMAXで解説します。エビデンスなんぞありませんので、暇な時にでもお読み下さい。
まず大前提として、ゲイが好きになる音楽には次の傾向があります。
・カッコいい
・かわいい
・個性的
この3つの傾向からそれぞれ解説していきますね。
「カッコいい」
ゲイはカッコいいという概念が大好きです。革新的でも良いですし、単に見た目がスマート(大阪弁でいうと「シュッとしてる」)なのに心を打たれます。
それに代表されるのが「浜崎あゆみ」「安室奈美恵」らへんです。でも安室奈美恵ファンと浜崎あゆみファンは仲が悪いです。時に安室奈美恵ファンは浜崎あゆみをかなりディスってます。両方とも好きというバランス感覚が素晴らしい人もいますが、割と少数派です。
ゲイの浜崎あゆみファンの特徴としては、一言でいうと「自分は浜崎あゆみである」という性自認があります。2000年代初頭より浜崎あゆみに育てられ、浜崎あゆみと育ってきた彼らは、いつの間にか浜崎あゆみになっています。「本当に大切なもの以外全て捨ててしまえたら良いのにね現実はただ残酷で」という歌詞と、自分がゲイであるという現実をシンクロさせ自身の浜崎あゆみ度を極限まで高めていきます。ただし、意外と思われる方も多いと思いますが自分が浜崎あゆみのファンであるということに自己陶酔はしません。最近の彼女の滑落を冷静に批判できる視野の広さも持っています。それは裏を返せば自己批判を受け入れる心の強さでもあります。白のワゴンRにπのマークを付けたゲイは絶滅しました。
ゲイの安室奈美恵ファンの特徴は、一言でいうと「安室奈美恵は自分の人生の先輩」という崇拝の念を抱いています。彼女は2年前に伝説になりました。その伝説をこれから後世に伝承していくという使命を背負っていますが彼らはそれを幸福と捉えています。浜崎あゆみファンとの大きな違いは自分と安室奈美恵は違う生命体であるということを認識できている点です。あくまで彼女は先輩であり伝説なので、同等で語ることはしません。しかしなぜかガチ度を上げていくと安室ちゃんではなく奈美恵と呼び捨てする傾向にあります。これはモーニング娘。のことをモー娘。ではなく「モーニング」「娘」と呼ぶことと似ています。
同じカッコいい枠には他にもPerfumeが入ります。最新技術と彼女たちのパフォーマンスを無防備に全身で浴びている彼らは、目新しいものに対して耐性があるので割と色んな新しい概念をすんなり受け入れます。毎年秋になるとiPhoneを機種変するゲイはPerfumeファン率が高いです。また、容認欲求が強い人が割合として多いためダンス動画をSNSに上げる人が多いです。しかもなぜかクオリティがそこそこ高いのが特徴です。それは、彼女たちに近づこうとする彼らの努力の結果です。認められたいからしっかり努力するという方向性をまっすぐに生きていくのが彼らの生態です。あと、自分の幸せより彼女たちの幸せを願う他利的な側面もあります。
「かわいい」
ゲイはかわいいものが大好きです。ここで勘違いをしがちなのが、ノンケ(異性愛者の男性)のかわいいと、ゲイのかわいいは全く違う概念です。女子が何に対してもかわいいと連呼し、男子がちょっと引くみたいな。ゲイはほぼ女子側の思考回路です。代表されるのが「坂道グループ」「ハロプロ」「ジャニーズ」です。
ゲイの坂道グループファンの特徴は、一言でいうと「見た目が良いものを取り入れたい」という欲張り屋さんが多いです。自分がノンケなら白石麻衣みたいな子と付き合いたいな、みたいな戯言を並べ立てます。欅が好きなゲイは「こんなにも必死にもがき苦しんでいる彼女たちを(例えそれが大人たちが作り込んだやりがい等の搾取の構造であると理解していながらも)オレは応援したいっ」と老婆心が芽生えています。彼女たちの活動を純粋には認識しない(できない)ので、そういった斜に構えた目線で観ながらも結局は応援します。日向が好きなゲイは欅ファンの派生ですが、よりかわいいという概念に陶酔しています。
ハロプロファンのゲイの特徴は、一言でいうと「地雷率が高め」です。「プラチナ期の方が娘らしさが出て良いよねぇ」とか言ってるゲイは99%地雷です。しかし、地雷だからと言って=コミュニケーションが取れないわけではありません。ハロプロファンのゲイはミーハーがあまりいないため、あまり深入りすると影踏みしてきたソーナンスのように放しません。そして次から次へとハロプロ情報を注ぎ込んできます。沼にハマりたい人は手元に置いておくことをお勧めします。また、Perfumeと似通っているのがかわいいとカッコいいのハイブリットな性質を持っているため、まっすぐに生きている人が多いです。
ジャニヲタのゲイは、一言でいうと「女子」です。今日のファンの生態の中で断トツで女子です。詳しくは「ジャニヲタ 生態」で検索してください。
「個性的」
ここからは少しややこしい生態の紹介になります。前もってお伝えしておきますが、ほとんどが地雷です。ハロプロの段でお話した通りコミュニケーションが取れないわけではありませんが、地雷の性質が異なりますので取り扱いに注意が必要です。「椎名林檎」「宇多田ヒカル」などが挙げられます。
椎名林檎ファンのゲイは、一言でいうと「地雷」です。断トツで地雷です。それは彼女の世界観を全て取り込んでしまう性質が在るからです。彼女が発する全てを体内に取り込み、血管やリンパ管を通して全身に隈なく、細胞の1つ1つまでに椎名林檎を摂取して仕舞うのです。そして出来上がるのは、浜崎あゆみファンの場合は性自認が浜崎あゆみなゲイなのですが、椎名林檎の場合は「椎名林檎を身にまとったゲイ」です。その違いは明確で、椎名林檎の場合は症状を認識出来ません。気付けば椎名林檎に犯されて居るのです。椎名林檎を聴きながら夜の東京の街を散策し悦に浸るなどの症状が出れば初期症状です。そして急激に重度化するのが椎名林檎の特徴です。もう後戻りはできません。忠告は椎名林檎自らしている筈なのですが、全て今罰として現実と成って居ます。彼らの視界には全て字幕が現れ、その世界から抜け出せないで居ます。
宇多田ヒカルファンのゲイは、一言でいうと「永遠の中学4年生」です。彼らは何からも卒業できずにいます。卒業できないことに焦りはあるものの、自分では世界をどうすることもできないことも知っています。彼らは簡単に絶望します。そして絶望の中から1つの答えを見出します。それは「虹色バスでどこか行こうぜ」です。悩みに悩んだ挙句の果て、彼らは思うのです。もう自分は自分でしかない。自分の人生は自分で歩むしかない。それであれば、虹色のバスに乗ってどこへでも行ってしまおうと。彼女が人間活動を始めた時、彼らは待つことを選択しました。しかし、彼らの人間活動は終わりはありません。周囲との違いが歳を追うごとに段々と明確になり、絶望します。しかし、簡単に絶望する彼らは、簡単に希望も見出します。絶望と希望を秒単位で繰り返す彼らは常に不安定な状態です。でも、なぜか幸せです。それは虹色バスに乗ることを決断したからです。
あと、中島みゆきというレジェンドがいるのですが、この領域までいくと神レベルの地雷です。
ざっと紹介しました。信憑性がない発言にはなりますが、彼らを否定するつもりもバカにするつもりも毛頭ありません。何か自分が好きなものがあって、それに全力で傾倒する姿勢というのは本当に人間味があって素晴らしく美しいものです。
色んな目線がありますので、あくまで太狼丸の個人的な考え方と思って「しょーもな」って笑ってもらえると嬉しいです。
もし「じゃあ〇〇のファンゲイってどんな人?」と疑問に思った方がいれば、お答えしますので良かったらコメントお待ちしております。