多様性とかダイバーシティのお話（自己紹介と当事者目線的な）

予め断っておきますと、ボクは同性愛者です。身体的に男性で、内面も男性で、男性が好きです。

それがどうしたって話なのですが、もしボクに興味を示していただけるのであればベースとして知っておいていただくとありがたいと思って情報提供いたしました。

唐突なカミングアウトを申し訳ございません。

同性愛者という特性上、ダイバーシティとか多様性とか、そういう言葉に「現在では」敏感になってしまいます。

現在では、ね。だって、

ダイバーシティなんて、３年前までお台場か何かのショッピングモールぐらいに思ってましたからね。

ある意味当事者がこれぐらいの意識なので、一般に馴染まないのは当然だと思います。

ここから本題なのですが、いわゆるマイノリティとか、当事者とかと言われる（であろう）ボクからして、なのですが

権利とか主張してるのはごく一部。

ほとんどのゲイは大人しく生きてるんです。テレビで活躍されてるオネェさんたちは、輝かしい世界で生きてらっしゃいますが、あれはセクシャルマイノリティの本質ではありません。

よくレインボープライドとかいって東京の街をパンツ一枚でド派手に歩いてパレードしているガチムチの兄ちゃん、いますよね。

あれはゲイに人気の下着メーカーがスポンサーになってインフルエンサーに着せてるだけで何の主義主張も（おそらく）ありません。

仮に主義主張があったとしても、あれでは何を伝えたいのか分からない。

あれを見たセクシャルマジョリティの方が「彼らはこういう方法でしか自分たちの権利を主張できないんだ！我々が理解を示さねば！」ってなりますか？まぁなる人もいるんだとは思いますが、多分そういう人たちには別の思惑もあると思います。あまり政治的なことをココで話すのは嫌なのですが

「レインボーっていうより赤やがな」

ぐらいには偏った勢力に利用されてます。なんたって多様性ですからね。

権利を主張する前に、マイノリティの中のサイレントマジョリティーであるボクは思います。最低限人を不快にさせない義務は果たしたいと。それでやっと話せる環境が構築されるのではないかなと思います。

まぁただ純粋に楽しいからパレードに参加してる人も多くいますし、それはそれで良いと思います。１つのお祭りとしてですけど。