結婚をすれば離婚はつきもの。
スポーツをやればケガはつきもの。
車を買えばメンテナンスはつきもの。
何かやれば何かが伴うのは当然で、気にしなくていいレベルのものもあるけど、気にしなくちゃいけないものも当然ある。
これはどっちか、一読してみて頂きたいのですが、
先日、来年(2019年)から次世代移動通信方式5Gが開始されるとアナウンスがありました。
5Gが始まると世の中は劇的に変わっていくわけですが、何がどう変化していくかというと、
「通信速度が今の100倍、容量が1,000倍になる」
というこで、そうなるとどうなるかと言えば、
「あらゆるモノ同士がネットでつながる」ことができるわけです。
身近なところでイメージすると、家電や自動車、家のスマートロックなど、現在単独でネットとつながっているモノが、モノ同士でつながる、いわゆるIoT化されていうくわけです。
じゃあ、そうなると暮らしがどうなるのってところですが、例えば、ホテルに泊まっているとしましょうか。
チェックアウトをしようとしたら、今までだったら部屋を出て、エレベータホールへ行ってエレベータのボタンを押して、エレベータを呼びますよね。
で、エレベータが来たらそれに乗ってフロントフロアの階のボタンを押して降りるわけですが、これがIoT化されていると、チャックアウトで部屋をでると、自動でエレベータがその階に来てくれて、エレベータが自動でフロント階へといくということが可能になるわけです。
なんでそんなことが可能になるかと言うと、部屋のドアやエレベータなどのモノ同士がつながっているので、チャックアウトの時間に部屋を出たことを察知して、そのモノが自動で動いてくれるわけです。
自動運転の車同士が各々つながっていて、事故を起こさないようにしているのと一緒のようなもの。
これはあくまでもイメージで、恐らくそんなことぐらいは可能になるのではという話です。
大容量で超高速通信ができるわけですから、今現在私たちが使っている4G対応のスマホは徐々に姿を消していくことが容易に想像がつくわけです。
しょうがないですよね。現在のスマホでは5Gの環境をいかせないわけですからね。
スマホではせいぜいSkypeやlineで画面をみながら話をしたり、youtubeで動画をみたりする程度ですが、5Gの環境では、例えば野球やサッカーの試合をみていて、スマートグラスやゴーグルのようなもので、自分もそのフィールドの中に立ってその角度から見たりする、すなわち空間そのものを共有化できるようになるわけです。
2020のオリンピックの時は、もしかしたら、ゴーグルをすることで選手と同じフィールドで試合観戦ができるかもしれませんね。
技術的にはできるので、今回新国立競技場がそれ対応の建設をしていることを願うばかりですが。
5Gが開始されることでこうした環境へと移り変わっていくわけですが、実は手放しに喜べることだけではありません。
その1つが、総監視・管理社会になるということ。
いま現在、私たちの身近なものでネットに繋がれているものといえばスマホ。
スマホは周知の通りスリープ状態でもネットとつながっていて、勝手にアップデートしたり、電源がいつonされたとかGPSでどこにいるとか情報が読まれていますよね。
今現在でスマホ単独でこの程度ですが、5Gの環境ではあらゆるモノがネットとつながって、しかもモノ同士もつながるわけです。
何がどこまで監視されるかはわかりませんが、行動はもちろん、所有物や収入・預貯金などなど、その辺は容易に想像がつきます。
5Gの社会環境になるということは、こうした状況下になるということを理解しておかなければなりません。
そして、もう1つが健康被害です。
現在の4Gの環境においても、世界各国の医学関係者の間で携帯電話・スマホからでる電磁波による人体への悪影響についての研究調査がおこなわれています。
電磁波と聞くとあまりその危険性を重視される人が多くないような気もしますが、原発事故があった放射能じゃありませんが、放射能も電磁波の1種ですからね、電磁波が人体、遺伝子に影響がないなんてことはありえないわけです。
そして、5Gになれば大量のスモールセル(基地局)の設置に始まり、家の中でも外でも多くの電磁波が放出されるようになる。
今までスマホぐらいだったものが、スマートスピーカーやスマートエアコンなどなど、基本的に、スマートなんちゃらとつく商品はネットつながっているわけですから。
現在家庭にある電気メーターもスマートメーターへと移行が始まっていますが、電力会社に続いて、東京ガスもスマートメーターの実証実験を昨年からおこなっており今後設置を予定しています。
このスマートメーター、5年以上前から米国やヨーローッパでは健康被害あるとして、住民の反対運動や一部の住民は自分たちは放射能難民として電力会社に対し訴訟を起こしています。
そうした問題・事実があるものを日本でも既に設置が始まっているわけですよ。しかも住民の許可なく。
先に述べたように、電磁波による悪影響(癌や脳腫瘍を誘発させる可能性)について世界各国で研究調査をしているのが現状です。
なので、それに対し厚労省はなんで待ったをかけないでしょうかね?やはり、かけれらないんでしょうかね。
日本の医学界も製薬会社も、自分たちの懐よりまずは厚労省に言うべきだと思いますよ、「やっぱ薬なんか売れなくていいから病気にならない方がいい」って。
薬が売れて会社が儲かったって、自分たちが放射能で癌になったら本末転倒ですからね。自分が病気になって金払って会社が儲かるって、おかしな話です。
いずれにしても、来年以降5Gによる大容量伝送社会が始まっていきます。
そして、いままでとは全く違う社会環境(コンピュータ社会)が構築されいき、めちゃくちゃ便利にそして快適になっていきます。
ただその恩恵を受けるということは、自身のプライバシーや健康問題がワンセットであるということを改めて理解しておくことが必要なのです。
では次回!