こんにちは。
先日、娘が小学校の図書室から借りてきた本です。
どうやら、ダンゴムシを飼いたいらしい。
基本的に虫が苦手な娘は、カブトムシやクワガタはもちろん、クモやアリも無理なタイプなのですが、なぜかダンゴムシは平気でむしろ大好き。
学校の帰り道に拾ってくることは今までもあったのですが、今回は本気で飼いたいとのこと。
でも、
情報が少なすぎる・・・ので、少し調べてみました。
ダンゴムシは「ムシ」と名前についてますが、
昆虫ではありません。
節足動物には分類されますが、
エビ・タコに近い生物です。
ダンゴムシが属する生物は
地球上には5000~9000種
日本には300種
存在すると言われています。
その中で、丸まる特徴などを持った「ダンゴムシ」といえるグループは
大きく分けて3種類で
・オカダンゴムシ科
・コシビロダンゴムシ科
・ハマダンゴムシ科
日本で発見されている種類は25種類とのことです。
この中で広く分布しているふつうの種類のダンゴムシが、
オカダンゴムシ科のオカダンゴムシで、わたしたちがよく見るのはこの種類とのことです。
ちなみに、このオカダンゴムシ、外来種らしいです。
ダンゴムシにも性別があります。
①背中での見分け方
模様の有無を見る。
背中の模様の色で見分ける方法が一番わかりやすいです。
引用元:ダンゴムシジャパン
背中に黄色い斑点模様が出ていて、ベースの色が薄いダンゴムシはメスの可能性が高いとのことです。
②お腹での見分け方
裏返して卵を見る。
産卵の時期に限られた方法ですが、メスには保育嚢と呼ばれるものがあって、メスが産卵して卵を抱えている時期には黄色っぽく見え、さらに卵が成長すると保育嚢は乳白色になって少し盛り上がって見えます。
つまり、お腹を観察して黄色かったり白かったりするダンゴムシは、メスということになります。
繁殖期に限られ、また産卵後のメスしか判断できませんが、メスを区別したい場合にはわかりやすい見分け方とのことです。
③生殖器での見分け方
下腹部を見る。
引用元:ダンゴムシジャパン
ダンゴムシのお腹には呼吸をするための、白くて丸い白体という器官が2つ見えますが、オスには白体の中間に生殖器である白い筋のような管が見られます。
これは交尾のときに精子をメスに受け渡す役割を持つ器官のようなので、オスにしか見られずメスにはありません。
今回は飼育する前の予習として、ダンゴムシの生態について調べてみました。
今度、子供と一緒に公園にダンゴムシを捕まえに行ってくるので、次回はダンゴムシの飼い方について書けたらいいなと思ってます。