完全競争市場だと話が簡単になるんです。
それを実現するのは非現実的です。
しかし、一つの「理想の在り様」ではあると思います。
既にどこかで書いたと思うのですが、ETFが認可される前にどこかで価格操作性が低減する必要があるように思います。
それには時価総額が上がり価格操作をするコストが高くなるか、仮想通貨現物の偏在が少なくなることが解決策になるかと思います。
こちらでは
Bitstampは火曜日、不審な動きや市場操作を監視するために、Irisium監視プラットフォームを導入すると発表した。
最近のBitstampと、主要金融市場に技術提供かつIrisiumの共同オーナーであるCinnoberとの提携に続き、 Asia Pacific Exchange Pte Ltd(APEX)のような法人が、不正行為を検出するためにこのツールを採用する。
太字は私の装飾です。
だそうです。
ケチをつけるつもりはありませんが、弱点があることは指摘しておきたいと思います。
何か起こった場合に検知できる仕組みである、という点です。
治療より予防が良いのは皆さんご承知の通りです。
上記は現状において現実的な言ってなのでしょう。
しかし、上記で検知して犯人を割り出し、それが現行法でどこまで裁くことができるのか私にはわかりません。
また、それ以前に「検知されるし、罪になるからやめておこう」という抑止力になるかという点も考えどころです。
バランスなのですね。
罰の方が大きければ抑止力が働くし、ペナルティが軽ければ罰を覚悟でやる人が出てくるでしょう。
なにより、ペナルティでどうこうするのはクリプトエコノミクス的ではないので、個人個人が自分の利益を最優先させた結果、価格操作性が排除される仕組みがあればとてもイケてるなぁと感じます。
ETFの認可が期待される仮想通貨市場界隈ですが、価格操作の低減に対する何らかのアプローチが必要です。
ではでは
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