武田信玄はなぜ天下統一できなかったのか。
歴史にはあまり詳しくないのですが、しかしその強さは天下統一していてもおかしくなかったと聞きますし、全盛期の時期は信長や家康よりも早い。つまり彼らに先駆けて天下統一できる余地があったということ
天下統一できなかったのは上杉謙信のせい。
本当なら上杉謙信を適当にあしらってさっさと京都を目指すべきだった。
それができなかったのは上杉謙信をライバルと認めていたから。
だからいつでも本気で相手をしたし、結局何度も川中島で戦って兵と時間を浪費した。
……というのは妄想でしょうか?
いろんな諸事情はあるのでしょうが、そこまで大きくずれていないような気がします。
ライバルを作るのはいいことです。
お互い高め合っていける関係っていうのは一種の理想ですよね。
でも人が違えば歩幅は違う。歩きたい方向もスピードも美意識も何もかもが違う。
ライバルっていうのは同じような道を同じようなスピードで歩いているから生じる奇跡的なものです。
それこそ学校のような閉鎖空間にしか生まれない、幻想的なもの。
ライバルといえる人がいるのは幸せなことです。
その幸福をかみしめつつ、自分の世界が小さくなっていないか、小さな声で呼びかけてみるのはどうでしょうか?