こんちはー!「仕切りたがりだったこと」が高じて「ファシリテーター」という仕事をするようになった経歴を活かしてブログ書いてます。otmです。
「よっしゃ、なんか始めたいから人集めるぜー!」って集まったは良いけど沈黙とおっさんの長話で地獄の様な時間を過ごさなくてもいいように「ファシリテーション」を知ってもらえたら嬉しいです。
今回は「道具」について。
道具があるだけでも、これまで「何となく」やっていた会議にメリハリがつくはず!
さっそく紹介していきましょう。
今回の想定は「トークイベント」や「意見交換会」や「会議」のファシリテーションです。
はいはい、あれね。ワークショップでよく使うやつね。と思いましたよね。
でも、もうちょっと見てってください!実は上手く使うと、会議を活性化することが出来るんです。特に「はじめまして」の人々が集まった時。
質問・感想・気づいたことを書いてもらって、それをファシリテーターが集めます。
そして、「ラジオのお便り」みたいに使います。
想像して欲しいのですが、誰かが意見を話したり、プレゼンテーションをしたりした後に、「質問ある人〜?」って言ってどれだけの質問が出てくるでしょう。
恥ずかしいのです。人前で話すの。
そんな時に付箋を使ってください。四角い大きいタイプの付箋です。
付箋に書き溜めてもらって、それをファシリテーターが回収します。
そして質問タイムがきたら、そこに書かれていることをファシリテーターが投げかけるのです。そうすることで、一定程度「場をコントロール」することが出来ます。
それに仮に付箋に書かれている内容が分からなかった時には質問を読み上げた後に「どなたが質問したのか」を聞いてみましょう。
そして、その質問の心(意図)は何ですか?と聞いてあげてください。
大事なのは話をするキッカケをつくることです。
最近のプロジェクターって凄いのですよね!
小型化が進んでいて、どこでもプレゼンテーション資料を投影することが出来ます。
ファシリテーターが円滑に場を進めるのに「プレゼンテーション」も必要です。
良いプレゼンをするコツは、「視覚」と「聴覚」の両方を使って伝えること。
そのために、事前に準備した資料や場のテーマ、イントロダクションを口頭や配布資料で説明するよりも多くの情報を参加者へ与えることが出来るのです。
これが場の質を上げることに繋がります。
イベント会場には据え置きのプロジェクターがあるかと思いますが、小さな会議とかでも使えるので持っておくと便利ですね。
参加者の視界に自分自身をいれることで、身振り手振りでも情報を伝えることが出来るので投影する資料の近くに立つようにしましょう。
投影する場所がなければ、自分が着ている白いTシャツにでも映してくださいませ。
これは参加者にとってのプロジェクターの役割を果たします。
いわゆる「フリップ」ですね。参加者も口頭のみで喋るよりも、言いたい結論を端的に書いた言葉を見せながら話す方が上手くまとめられます。
それにフリップの切れ目が話の切れ目になるので、話が冗長になりにくいという効果もあるのですよ!参加者にとってはメモ用紙にもなります。
そして、少し面白い使い方もありまして、「勉強会」とか「ゼミ」とか繰り返し集まる会で使用する時には、参加者にスケッチブックを持ち帰ってもらい継続して使いましょう。
一冊が埋まる頃には自分自身の学びの軌跡にもなります。
何かと便利なので、事前に準備するか参加者の持ち物に加えておきましょうね。
100円均一で売っているやつでも、時計でも大丈夫。
とにもかくにも「時間の感覚」は人によって違うということを意識しましょう。
話をしている人の感覚と聞いている人の感覚には大きな違いがあります。
言いたいことや意見が多いことは良いのですけど、場の時間は限られています。「タイムマネジメント」はファシリテーターの仕事でもありますが、セルフタイムマネジメントをしてもらう方がよっぽど効率的なのです。
良い面と悪い面があるのですが、例えば、発言は「1分以内にまとめる」とか少しのルールを加えてみてください。そうすると発言をする前に一息まとめてくれる人も増えるでしょう。
ただし、時間の制約があることで発言するハードルが上がってしまう場合もあるので上手く使ってくださいね!
プレゼンテーション慣れしていないゲストにタイマーを渡して目安にしてもらうだけでも、場の流れを崩さずにイベントのタイムマネジメントが出来るので「時間」を知らせる工夫をしてみましょう。
これだけの道具を用意するだけでも、ファシリテーションを上手く進めることが出来ると思います。
いつもの会議やイベントに取り入れてみてくださいね。
それでは、また!
後編はこちらー!
https://alis.to/tukamako/articles/2MqM1ewr7xzZ