もう、言葉にならない。
うめ吉っちゃんです。
今回は感情丸出しの文章を書きます。
中学生の頃から競馬を観ていたおっちゃんですが、20代の頃間違いなく一番記憶に残った名馬が、ディープインパクトやった…その名馬の早すぎる訃報、ネットニュースで最初に見た時は信じられなかった。いや今でも信じられん。
サムネイルも本当はディープインパクトのものを使いたかったけど、調べてみたら報道用の商用画像、安いもので10,000円はするのでちょっとこの記事だけには使えないなと思って購入見送りました…(写真も著作権あるよ、みんな気をつけてね)
ディープインパクトは2004年、暮れの阪神新馬2000mでデビューしたんですが、ぶっちゃけ最初はほぼノーマークでした。かろうじて前年デビューしたブラックタイドの下、というのを知っている程度。しかし、この新馬戦が驚異的でした。2着のコンゴウリキシオーに4馬身差は凄いには凄いんだけど、新馬で突き放して勝って騒がれる馬は例年いるんですが、驚くのはそこじゃない。暮れの阪神新馬2000mで上がり3ハロン33.1?えっヤバイやんこいつ、と思いました(リアルタイムでは見てなかったけど)。暮れの阪神新馬2000mを上がり3ハロン33秒台で勝った馬といえば当時はアグネスタキオンを思い浮かべましたが、タキオンは500キロ近い馬体で迫力ある走りをする馬だったけれど、ディープは450キロのやや薄めの馬体でタイプは全然違います。でも、阪神新馬で上がり33秒台を出せるならすごい馬に違いない、と胸躍らせました。
続く2戦目の若駒ステークスは期待してテレビ中継で観たのですが、直線手前までは絶対届きそうにない後方にいて、あーあ…やっちまった、と思った次の瞬間、直線別次元の走りでごぼう抜きというより違う生き物なのかってぐらいの走りで見事に勝って2連勝。
3戦目は重賞の弥生賞挑戦も勝つだろうなーと思って見ていましたが、なかなかに辛勝。ムチは入っていなかったけれど、ムチが入っても案外伸びないタイプもいるのでクラシック大丈夫かな、とちょっと心配した記憶が。
4戦目の皐月賞…スタートでつまずいて大きく出遅れた時はオワタ…と思いました。おいおい鞍上の豊、何やってんだと。とりあえずディープを応援して観てたんでもう惰性で最後まで観てやろうぐらいの気持ちでしたが、直線ファッ!?と変な声出ました。ファッで言ったかどうかは知らんけど変な声出たのは本当。結果、同世代を子供扱いして2馬身半差。あーこれ三冠取るわ、同世代に敵いねーじゃん、と思ったね。
続くダービーもまあ当然のように勝って、菊花賞前哨戦の神戸新聞杯も難なく勝って、菊花賞ですよ。大好きな菊花賞。もうその頃には出遅れとか特に関係ないなとは思っていたけれど、安定の出遅れ。いやっ、でも1週目の直線でかかってるやん、あかん!おいおい3000mやぞ、スタミナ持つんかい、と思いながら観てたけれど直線でああっ!しまった!やりがやったなノリ!セイウンスカイの時と同じやん!クッソー策士めと唇を噛みました。どう考えてもアドマイヤジャパンが勝つ流れ。でも最後には抜き去り勝ちました!生きてる間に無敗三冠見れるとは!とめっちゃ興奮したのを覚えています。
1度目の有馬記念。この時うめ吉っちゃんは当時の彼女と温泉ドライブ旅行にいっていました。しかし有馬は観たい!どうしても観たい!なのでわざわざ15時過ぎにテレビつけてそうな定食屋を探してテレビ観戦しました。競馬興味ない彼女を連れて。結果は2着。「あれー、応援してたの負けちゃったね」と言われましたが、けっこう凹みました。そのあとむちゃくちゃセ…温泉旅行は楽しみましたよ!
2006年、泥の飛び交う阪神大賞典勝利を経て、春の天皇賞。残り800メートルからスパートをかけて、「京都の坂はゆっくり下れ」のセオリーを無視し、直前先頭から力でねじ伏せ当時の世界レコード。連邦のモビルスーツはバケモノか。
宝塚記念は友人とWINSに行きましたディープと重巧者の馬券で3連単取ったのは良い思い出。
凱旋門賞、死んだ。マジ死んだ。直線伸びを欠いての3着。そしてそのあとの禁止薬物騒動。大丈夫かよ〜しっかりしてくれよ〜!有馬の敗北なんか比較にならないぐらい落ち込みました。超期待していただけに。ロンシャンの芝は合わなかったどころの話じゃねえよと…
ジャパンカップで世界のウィジャボードとドリパスを退け、2度目の有馬。おい、引退レースだろ?負けんじゃねえぞと思いながら観ていました。結果は全く危なげのない完勝。うん、強かった。
その後ディープの仔達がデビューするまで、気が抜けてしまい競馬を3年ほど観なくなったぐらい、いろんな意味で心に残る名馬でした。
ああーマジかよー!早いよ、早すぎるよスレッガーさん!
後継馬は血統を伸ばしていけるんだろうか。あれ以上に心を動かす馬が今後出てくるんだろうか。
以上、ほぼただの独り言でした。
今回はここまで!
しんどい…
この記事をかいたおじさん