ヴォエっす(´⊙ω⊙`)
うめ吉っちゃんやぞ☆
早速ですが、
大街さんのこちらの企画です!
みんな、本は持ったか!?
巷に溢れる「成功本」。これをやれば成功する、これをやらないことで成功する、と色々な本が出回っているよな!でも成功って何?お金をじゃんじゃん稼ぐこと?高い地位につくこと?誰もが羨む実績を作ること?人それぞれ成功についての定義はあると思いますが、果たしてそれをやり切った後、当の自分は幸せになっているのでしょーか?むしろやり切るということがあるのでしょーか?人生は死ぬまで終わりなき戦い。
そもそも、数多ある「成功本」というやつ、たまたま成功しましたよっていう体験談なことがほとんどで、根拠が曖昧だったり、運が良かっただけだったりで、読者が成功することには何の役にも立たないことがほとんどじゃない。読んで感情移入して未来がせいこうしている気になって。哀れな人間たちめ。
しかし、この本はそうではない。
橘玲 監訳、竹中てる実 訳、飛鳥新社
どういう事かというと、この本は世に出回っている成功法則と呼ばれているものを片っ端からエビデンスに基づいて検証していく本なのである。経験則などではなく、古今東西の研究者が成功法則の実効性を調査し、結論づけていくというコンセプトで書かれている。ゆえに、本当にそういった調査があって、どういう結論に至ったかはインターネットで調べると確かに裏付けがとれるのだ。
ちなみにうめ吉っちゃんはその裏を取るのに必死だったがゆえに、この本を最後まで読めていない。それでも書きたかったのだっ。誰かに紹介したかった!最悪、うめ吉っちゃんの感想文は読まなくて良いですから、この本は読んで!
以下、感想文です。
この本は序章、なぜ「成功する人の条件」を誰もが勘違いしているのか、から始まります。一般的な学校で教わる成功条件は「ひたすら勉強してエリートコースに乗ること」なのだろうが、もしそれが合っているのであれば、日本で東大を出た人は皆、人生を謳歌しています。この序章で書かれている、「いい人は勝てない」のか、それとも「最後はいい人が勝つ」のか、や諦めたら勝者になれないのか、それとも頑固さが仇になるのか、などの二律背反的な問いに対して根拠に基づいた結論を出してくれています。もちろん、信じるか信じないかは読者次第なのですが、少なくとも本書は、「こう生きたいならこうすれば良い」ということをひと通り、調査されたものを元に書いてくれているのです。
そして本書では、成功者の特性は好意的に解釈される、とあります。同じ特性を持った人間でも結果として成功した立場にいれば変わった物好きな人だと言われ、そうでなければあいつは頭がおかしいと言われるということです。言い換えれば、一般的な価値基準では欠点だと思われていても、ある環境に入ればそれが天才の資質となる。また、弱点のない優等生よりも、弱点ばかりだがある一点において突き抜けている方が成功を生み出す可能性が高いということを示唆してくれています。
また、信頼性についても興味深い指摘をしています。例えば仮想通貨(暗号資産)の業界で言えば利己的な詐欺案件は短期的には関わった人たちに大きな利益をもたらしたのだが、その仕組みが蔓延してしまったことで業界そのものの信頼性が著しく損なわれ、その詐欺案件に関わった者もまた、何をしても信頼できない人と見做されてしまうことになります。本書にはギャング信頼関係を最も重要とすることが書かれています。賢明なギャングほど、ルールに則った秩序が必要だということです。この本から引用するならギャングは「ヘロインを盗まれました、と警察を呼ぶわけにもいかない」存在だからこそ、裏切りに対しては人一倍敏感なのです。その一瞬の利益のために信頼を損ねると、あなたはどこでも生きていけなくなる、ということです。
それではどういう風に振る舞えばあなたは成功者になるために自分を導くことができるのか。それは本書を読んで考えてみて下さい。少なくとも、読む前よりもたくさんのエビデンスを示された上で、「こうした方が良いのではないか」と考えを深く掘り下げることができると思います。少なくとも私は掘り下げられました。
どうですかっ?興味持てました?
すみません、どうもこれだけでは魅力を充分に伝えることができねえわ!感想文の内容、第二章までの中身しか触れてないもの!実際は第六章まであって、もっと面白い内容がバンバン書かれてるから。
壊れるほど語っても、1/3も伝わらない…!
しのごの言わずに読んでみろってんだい。
ちなみに余談ですが、うめ吉っちゃん今日、かぼちゃを切ろうとして自分の指を切ってしまったのでとてもブルーな気持ちです。コメント欄で元気づけてください。
今回はここまで!
この記事をかいたおじさん