大阪で生まれ育ち
福井に住むようになって久しい
今も実家は大阪にあるので
ちょくちょく帰ると福井弁が、
フュージョンしてるらしく
大阪の連れには、変な大阪弁っていじられる
なんか語尾が伸びる感じ
愛すべき福井なので
それは愛嬌ということでよし
仕事柄、全国巡ってて、
長く大阪を離れてみて
あらためて、感じるのは大阪マダム
いわゆる大阪のおばちゃんの勢い
駅で待ち合わせして
後ろから、ちょんと、ちょんっと
肩をたたいたら
ちょんでは死なんし、僕、殺意もないです。
「ちょっとトイレ行ってくるわ」
帰ってきて第一声
そんなん聞いてないし
家族とユニバーサル・スタジオに行って
ベンチで休憩してた時
「どこから来はったん?」って
はじまり、嫁さんと仲良く世間話したら
よーー聞く、そのセリフ、
フレンドリーなんは嬉しいけど・・・
パーマとパンチパーマの中間みたいな
髪型にだけは嫁さんに
年とってもならんといてほしい。
大きな動物柄のセーターも遠慮します。
そのセーターで天王寺動物園は
ヤバイですよ。ねえ。
その後
ポップコーン買うのに娘と並んでた時
小学校低学年くらいの男の子が
お母さん?というには年いってて
おばあちゃんというには若い女性に
「なあ、お腹すいたあ、
俺もポップコーン食べたい、なあ」って
びっくりするほどの返しの早さで
ポップコーンは確かに腹の
足しにはならんけど・・・
キャベツの芯って、食べれるん?
今、持ってるってこと?
お昼ご飯食べてる時、大きな声で
電話しながら
ガハッハハって笑ってるマダーム
ガハハハって
「あんな、ほんでな、ほいたらな・・・」
「そやろ、笑ってまうよなあ。」
ほんまによーーしゃべるんです。
最後の最後に
絶対に行かんな、この人
大阪のおばさまグループと
打ち合わせすることがあって
時間がめちゃ、おしてるときでも
雑談のマシンガントーク
ちょっとイライラしてしまったので
「ほんまによーしゃべりますねえ。」
って嫌味で言ったのに
真顔で、
サメやマグロじゃないんやし
肩ちょんで殺せるし
黙らせても死んでまう
どう考えても、そんなに弱々しい
生物には見えなーーい。
なんにせよ
大阪に帰ると元気出ます。