中学、高校での部活はバレーボール
大学に入って
いろんな職種を経験したくて
アルバイターになった。学生なのに・・・
大学に入るために頑張って
大学に入ったらアルバイト一色
ちょっと笑えてしまう。
大学生だったのか、フリーターだったのか?
わからない。
いくつものバイト経験の中で
印象に残っているひとつが
ちゃんこ鍋屋さんでのアルバイト
お店の名は
大阪の堺という街にあった店で
当時、現役力士だった関取りの
叔父さんが経営しているお店でした。
叔父さん、結構豪快な生き様な方で
バイトの僕らは大将と読んでいました。
大将、驚くほどのバイタリティー
お酒は1升
タバコ13箱が日課じゃあって
超ハスキーな声でガハハハって
笑ってました。
お酒やタバコの量で
病気になるならないって
一概には決まらないって
思ったのを覚えてます。
実際、
親戚の叔父さんが
健康を気にしまくって
お酒、タバコ、すべてやらないのに
若くして亡くなったことも
そう思うようになった一因でした。
貴闘力でのバイトは楽しくて、
お店からもお客さんからも
いろんなことを学んだ気がします。
それはよしとして、
貴闘力さん、
最近、話題の貴乃花親方さんの所属していた
藤島部屋、のちの二子山部屋に所属していて
現役力士さんは、その名を店などに
使っては駄目ということだったのを
大将がゴリ押しして開店したという
自慢のような、強引すぎるような
話でした。今ではありえないかも・・・・
大将の娘さんが、
僕と同級生で仲良くしていたこともあり
当然、貴闘力さんの従兄弟ということで
相撲界の裏話なんかも聞けて
あまり相撲には興味のなかった僕が
少し相撲を見るようになりました。
さらに福井に住んで、
脱サラしてから
昔、大関という地位で活躍された
僕の部屋に居候するようになったりして
相撲ファンというより
ちょっと風変わりなご縁で
違った角度から相撲という言葉を
意識するようになってしまってます。
書いていたら前置きがむちゃ長くなりました。
昨日からテレビを見ていたら
稀勢の里さんの引退会見が流れていて
いろいろ感じることもあって
書いてみています。
引退会見のお話を聞いて
稀勢の里さんの表情を見て
これが言いたかっただけ・・・なんです。
伝統的な国技で
19年ぶりの日本人横綱
言い訳のできない怪我との闘い
プレッシャーはいかほどだったか?
目に見えない努力はどれほどだったか?
普段、お相撲見ないのに
胸がつまる思いになりました。
よく見ていたアニメで超かっこいいと
思っていたセリフに近いんですが
こんなにも、このセリフが似合う人が
いるんだ、かっこいいなと思った次第で
あります。
横綱としての成績は、
数字として残りますが
それ以上に人の心に響く
数字では表せない大切な何かを
教えていただいた気がします。
感謝