犬も歩けば棒にあたるが、人が歩けば糞にあたるのがジョージア(グルジア)という国だ。
首都トビリシにはかなりの数の野良犬がおり、いたるところに犬の糞が落ちている。
アイドルでも糞をする時代である。
犬が糞をするのも仕方のないことだろう。
耳にタグがつけられており、なにかしら管理はされているようだが、糞の把握まではできないらしい。
大通りは毎朝清掃されているのでさほどでもないが、路地に入ると糞まみれなんてこともある。
ひとたび日が沈むと糞はアスファルトと見分けがつかない。
現代の忍とはこの糞たちのことかもしれない。
飯がうまくて人が優しい素晴らしい国なのだが、上を向いて歩きすぎるとひどい目に遭う。
サンダル履きで夜道の散歩をする際はいっそう気を引き締めてほしい。