Contentosはクリエイターを救う

ビニール
2018/11/07 12:18

どうも、ビニールです！

今回はContentos日本イベントへの応募のために記事を書きました！

最近触り始めたillustratorを駆使して、自作の図も作りました。乏しい技術力が露見していますが、温かい目で見てやってください。

Contentosのイベント詳細はこちら

ということで、皆さんもじゃんじゃん記事を書いて、Contentosを盛り上げましょう♪

では、本題。

まず、読み方は「コンテントス」で間違いないはずです。日本人にとって英語の発音は至難の業ですが、幸いにもとても読みやすく発音しやすいですね。このことからユーザーライクなプロジェクトであることは、まず間違いないでしょう。実際問題、読めない・発音できないプロジェクト名は潜在的に会話の話題から外され、情報が共有されにくいという弊害があるように思います。なので、この読みやすさは潜在的にユーザーとの距離を縮めることに役立ちます。では、ここでいうContentosのユーザーとは誰を指すのか、はたまたContentosはどのようなサービスを行うのかを紐解いていきます。

Contentosが目指すものは、「非中央集権型のコンテンツエコシステム」です。今回はこの「非中央集権型のコンテンツエコシステム」に焦点を絞って、紹介できればと思います。現在のコンテンツ業界は「中央集権」という言葉を体現するかのような業界で、中でも身近な音楽業界を例にするとわかりやすいと思います。音楽業界でのコンテンツだと、CDを思い浮かべる方がほとんどだと思います（まぁCDがいまだに大量に売られている日本は世界でも珍しいですが）。音楽業界での、中央集権（管理者）は紛れもなくレコード会社（または所属事務所）です。

図1

では、現状のアーティスト側にとってのメリットとデメリットとは？

メリット

① 大々的なプロモーションを行ってもらえる（主題歌抜擢！）
② 多くのお店で自分たちのCDを扱ってもらえる（展開してもらえる！）
③ ライブ活動を精力的に行える（行くぜ！武道館！）
④ レコーディング設備など良い環境を使用できる

デメリット

① 自分たち以外と売り上げを分けないといけない（レコード会社、事務所など）
② レコード会社の意向に沿った活動を行わなければならない
（「あのバンドはメジャーに行って変わった」と昔のファンに愚痴られる）
③ 勝手にレコード会社にベスト盤を出される恐怖におびえる
（30曲入り3000円は、楽曲のバーゲンセールでしかない）

メリットは総じて露出が増えて認知拡大に尽きます。レコード会社が売れると思って抱えたアーティストですから、そりゃあ頑張ってプロモーションしますよね。で、そのプロモーションにかかる費用が、消費者が買うCDに上乗せされているわけです。インディーズバンドがライブ会場で手売りしているCDは大体500～1500円ぐらいです。しかし、日本のCDアルバムは1枚3000円の固定相場のごとく君臨しています。この差額にプロモーション費用以外にも人件費やアートワークのデザイン料などが上乗せされているのです。CDの値段は倍近くになっても、アーティスト側にとって多く還元されるというわけではないのです。でも、日本ではCDショップとレコード会社、アーティストの三者によるこの関係が常態化しており、アーティストはレコード会社に属さないとシステムから除外されてしまうのです。

アーティストはレコード会社に搾取されることなく、自分たちの作品をリリースし、その利益を直接得ることができます。そのためのプラットフォームになるのがContentosです。これまでのレコード会社との契約では、売り上げが悪いと契約解除もあり得ましたが、Contentosではそのようなことはありえません。これはアーティスト側にとっても大きなメリットです。

図2