TomoChainJapanが豪華な記事コンペを開催しているので、恐れ多くも参加させて頂きます!すでに何名かの参加記事を読んで、「レベルが高い!クセが強い!」となっているので、ここは自分にしか書けない記事を書くしかないと思い、2018年12月14日に開催されたTomoChainのメインネットローンチイベントについて、「日本一遅いTomoChainイベントレポート」を投下させて頂きます(今更誰得なんだろう)!
まずイベントに参加した経緯なのですが、それはまだTomoChainがテストネットを公開した頃に遡ります。ワーキングプアに悩まされていたビニールが、小遣いを稼がねばと思い、テストネットに関する記事コンペに参加したのが始まりです。
コンペに参加した当時の記事はこちら👇👇
結果としてこの記事のおかげで250TOMOを頂くことができました。ありがとうございました。そしてこの記事をきっかけに、TomoChainJapanの運営の方に私のことを知って頂き、
とお声掛けしてもらったので、悩んだ末に仕事を休んで大阪から東京に馳せ参じました。当日、現コミュマネのイナゴ氏とお会いできるかとウキウキしていたのですが、たしかイナゴ氏体調不良でその願いは叶わず。。。涙
平日の開催ということもあり、参加者の大半は仕事で来ている方が多かったように思います。数名ほど個人投資家っぽい人がおられました。イベント自体もミートアップという感じではなく、セミナーよりのものでビジネスライクな感じでした。参加者にはステッカーやTシャツといったグッズも配られていました。私の頂いたTシャツはXLサイズでワンピースみたいになってしまうので、まだ着れていません。もっと大きくなれるように頑張ります。最後に参加者からの質問タイムがあったのですが、その質問から察するに自社のサービスにブロックチェーンを導入したいと考えている方が多かったように思います。ブロックチェーン技術根本についての質問もありました。
イベント開催日12月14日は、なんとTomoChainのメインネットローンチ日でした。そんな大事な日に日本でイベント開催してくれるのなんて、日本市場に気合い入ってるなぁ〜!という印象。多くのプロジェクトがメインネットローンチしてて、メインネットって何やねん!!!!と思ってる方もいると思いますが、これまでERC20規格などの枠の中に収まっていたシステムが、その殻を破っていくようなものです(抽象的)。TomoChainの場合だと、主にTPSの向上がそれに当たります。TPSとはトランザクション・パー・セカンドのことで、1秒間に処理できるトランザクションの件数を表しています。ちなみETHは15〜20TPS程度です。ETHのTPSの遅さからの脱却こそがTomoChainの大きな強みでもあります。
TPSについては、メインネット公開時には2,000TPSでしたが、将来的には10,000TPSを目指すと宣言されていました。(イベント時点)
TomoChainの採用しているコンセンサスアルゴリズムは、「POSV(Proof of Stake Vote)」というものです。これはマスターノードにマイニングをひたすら頑張ってもらい、ホルダーは頑張ってもらいたいマスターノードに投票することでブロック報酬の一部を得ることができる仕組みです。ちなみに私は、TomoChainJapanことVNEXTに投票しています。
ノードや投票報酬などの詳細は、TomoMasterで確認可能です。
投票した時の実演動画👇👇
パートナーシップを結んでいるプロジェクトを例にあげながら、TomoChainが提供するソリューションについての説明がありました。Te-Food、良いプロジェクトですよね。写真を撮るのが下手くそで、画像によってはパースがついてるので首を動かしながら見てください。体を動かしながら楽しんで読める記事を目指しました。(大嘘)
2.の内容に関してですが、イベント時に日本初案件として「中古車の査定」の商談を進めているとの話がありました。
・規模としては1~2億円の案件
・中古車の情報(いつ、どこで購入されたか)や前の車屋の査定は正しいか
などの情報を記録するのにTomoChainのブロックチェーンを使用する
・これらの刻まれた情報が中古車の付加価値になる
3.に関しては日本の取引所への上場を夢見る日々ですが、金融庁次第ですよね。でも日本法人立ち上げて、こんなに頑張って活動しているので、TomoChainにはぜひホワイトリスト入りを果たして欲しいです。リーガル面はイナゴライダー氏が全面サポートするはずなので問題なし!!なんにせよTomoChainJapanと一心同体で活動しているVNEXTがすでに日本企業とのパイプを持っていると勝手に思っているので、今後に期待ですね。
そして、そもそもTomoChainの名前の由来なんですが、、、
余談ですが、実は日本コミュニティ代表として、当日少しお話しさせて頂きました。お願いされたので、テストネットを使った感想などをメインにお話しました。お願いされたら断れませんよね、「友達なら 当たり前」です。
そして抱きかかえてるのは、世界に一つだけのトモダチトロフィーです。これを大阪まで持ち帰ることによって、強靭な精神を得ることができました。ありがとうございます。
イベントの最後には、CEOのロン氏とテレビ電話を繋いでの質問タイムが設けられていました。その中の一部の質問をピックアップしておきます。
Q. ETHではなくてTOMOを使うメリットは?
A. ETHは約15TPSでブロックタイム15秒なのに対して、TOMOは2000TPSでブロックタイム2秒。
Q. TomoChainを使用してセキュリティトークンを発行できるか?
A. 技術的には可能。リーガル的な問題があるが、東南アジアの政府関係者と話している。発行するつもりはなさそう?
Q. マスターノード参加者へのKYCなど問題は?
A. 現在は行なっていない。非中央主権でのガバナンス構築を目指す。
Q. ヨーロッパのGDPR(EU一般データ保護規則)などのプライバシー規制にはどう対処するのか?
A. ブロックチェーンはGDPRの枠組みに当てはまらないと考えている。
ざっくりメインネットローンチイベントはこんな感じでした!
本記事は2018年12月14日に開催されたイベント時点での情報に基づいておりますので、ご了承ください。現時点では、イベント時よりもTomoChainの性能が上がってるはずです。今年のQ4ではシャーディングの実装がされてるとか。
このイベント後に、東京でイベントを数回やっているみたいですが、大阪でもぜひ開催して欲しいなぁと思っています。今年はDEVCONあるし、アツいでっせ、大阪!
TomoChainのオフィスには、Ethereumの開発者Vitalik Buterin氏が訪問したことがあります。これは本当にスゴい!!TwitterでVitalik氏が他のプロジェクトについて言及することはあるもの、わざわざオフィス訪問するなんて驚きですね。どうやら、EVM(Ethereum Virtual Machine)の開発でアドバイスをもらったとのことです。
公式サイト: https://tomochain.com/
Twitter: https://twitter.com/TomoChainANN
Twitter(日本): https://twitter.com/TomochainJP
テレグラム:https://t.me/tomochain
テレグラム(日本):https://t.me/TomoChainJapan
最後まで読んで頂きありがとうございました。
おわり◎