こんにちは、わらです。
改めて投資について考えさせられた本があったので紹介します。
タイトルにもある通り、「テンプルトン卿の流儀」という本です。
その中でも僕が、気になった部分をシェアしたいと思います。
強気相場は悲観のなかで⽣まれ、懐疑のなかで育ち、楽観とともに成熟し、 陶酔のなかで消えてゆく。悲観の極みは最⾼の買い時であり、楽観の極みは 最⾼の売り時である。
引用元:テンプルトン卿の流儀
投資において、基本中の基本の考え方ですが、たまに意識出来ていない部分でもあります。
今現在の経済状況は、不謹慎かもしれませんがここで言う最高の買い時だと思います。
世界中がパニックになっている時は、金融商品の値段が本質的な価値より著しく低下することがあります。そこに気づくことが出来れば、大きな利益を掴めるチャンスだと思います。
また、投資をすることは経済を回すことにもなるので一石二鳥だと思ってます。
時には他⼈の成功を⾒てそれをまねることで貴重な教訓が得られる。だが、もっと賢い⼈は失敗例を⾒て⾃分はそれを繰り返すことなく経験として⾝につける。つまり、賢い⼈は⾃分の失敗から学ぶが、もっと賢い⼈は他⼈の失敗から学ぶ。
引用元:テンプルトン卿の流儀
影響力の武器にもあるように、バークシャー・ハサウェイのチャーリー・マンガーも、さまざまな失敗とそれを生み出した致命的なしくじりをまとめた「愚かな行動リスト」を作り、大成功した例を真似るのではなく、大失敗を避けるようにしているようです。
成功のメソッド的なもので世の中に溢れていて、他人の成功体験に触れることは多いと思いますが、失敗にもフォーカスして両面から評価したうえで、判断を下すことで、より良い選択が出来ると思います。
なので、しくじり先生は見るようにしています。
想定される価値の⼋割引きで売られていなければ掘り出し物と⾔えないというのが叔⽗さんの⼝癖だ。
引用元:テンプルトン卿の流儀
八割引き...の商品を見つけるのは、相当な労力が必要です。
見つけた暁には、その労力に見合った利益を享受することができます。
金融商品でいうと、暴落時。
物品の場合は、セールやネットで安く売られているもの見つける、安く買って修理するなどなど
ほかにもこんな状況だったら八割引きあるよって方、おしえてください...
時には値上がりが値上がりの原因になる
引用元:テンプルトン卿の流儀
バブルが起こる原因の大きな割合を占めていると思います。
ビットコインも例外ではなく、大半の人が値上がり益目的で、ブロックチェーンという技術に投資をした人は少ないと思います。
こういった状況下では、相場に追随して大きく値が変動する傾向があるので、利益を出せるかどうかは、過去のバブルを分析しているかどうかが大きな分かれ目になると思います。
いつの時代も予備知識ゼロで市場に飛び込む人はいるので、知っておくと優位に立ち回れるかもしれません。
ちなみに一番好きなバブルは、チューリップ・バブルです。
暗いニュースは明るいニュースよりも⼈⽬を引きやすいということだ。
引用元:テンプルトン卿の流儀
正直、僕はなぜこういった結果になるのかわからないです。
感覚レベルで感じることはあります。
人の悪い噂、価格が暴落するときの方が傾斜がきついことや、グッドマンの法則なるものもありますが、勉強不足でなんでそうなるのか、根本的な理由はわからないです。
まとめ
今回、紹介した内容もそうですが基本的なことが大部分を占めています。
群衆と違う行動をすることで群衆とは違う結果になる、ニーズを見つけてそれに応えるなどなど、基本的だけど意識出来ていなかった部分を再認識させられる内容です。
Kindle Unlimitedを利用している方は、ぜひ読んでみてください。