時計を好きになりたいすべての人のために。
『腕時計ロマンチシズム概論』絶賛公開中!※インスタグラムもやってます。
❖❖❖❖❖コラム「時計✕〇〇」論❖❖❖❖❖
時計を時計としてだけでなく、他の何かと組み合わせて考えてみましょう。
誰かが時計を腕にしようと思わなければ、僕は生まれなかったかもしれないのだから。
AppleWatch Series4が2018年9月21日に発売して数ヶ月が経ち、巷でも様々なレビューが見られます。…そんな中、僕はと言えば、相変わらずTAGHeuer Connected Moduler41で2018年初頭から戦い続けています。自分のコネクテッドが大好きなのはもちろんですが、持ってもいないアップルウォッチが素晴らしすぎて悔しすぎるので、今回は勝手に対決させてみることにしました!本来勝ち負けじゃないんだけどね!あえてね!
スマートウォッチの中でもこの両者で購入を迷う方はかなり稀というか頭が少しブッ飛んだタイプも多いと思いますが、ぜひご参考ください。
※ガジェット方面にとても詳しいタイプというわけではないので、「時計業界の人間のふりをした素人が、さらにべつの界隈でごちゃごちゃ言ってるよ…」等と微笑ましく見つめてください。いいねしてください。そしてよかったらInstagramもフォローしてください。数日経ってから外さないでください。ALISください。あ、って前回の記事でいつもの不埒さでヘラヘラしたことを書いたら、まじで誠実で聖人な方からの投げ銭が集まりまして、めちゃくちゃ嬉しいけど申し訳ないなぁ、でも嬉しいなぁ、さらに正直に申し上げるならかなり賢明だなぁと思ったのです。このままいくとおそらく僕は近いうちにウェブ×時計業界の山を上り詰めることになるはずなので、この御恩は決して忘れずにいつか剛速球でいただいた投げ銭を投げ返しせるように頑張ります。(2018年のサイトアフィリエイト収入は4円です。)
■大きさ・厚み
Apple Watch…44mm/40mm 10.7mm
TAG Heuer…41mm 13.2mm
→好みでしょうが圧倒的にAppleの方が薄く、つまり快適なつけ心地でしょうね。でもね、こんな分厚いわりには、やはり時計業界・時計メーカーの出す時計だけあって快適なんですよ。まぁでも敵わないな、ごめん。
■その他スペック
Apple Watch
…44 368×448px 40 324×394px
…ROM16GB、64bitデュアルコアプロセッサ
…電池持ち最大18時間
TAG Heuer
…390×390px、解像度326ppi
…ROM8GB、RAM1GB
…電池持ち通常使用時最長25時間
→わりとタグちゃんが頑張ってる方でしょ。インテルと共同開発ですし。それでも電池25時間はないな。なんもせずに着けてるだけなら、だな。ただ、例えば朝7時に家を出て夜21時に帰ってもまだ大体30%以上残ってるから全然いいんですよ。でもきっとApple Watchの方がいいだろうな。ごめん
■機能性・利便性
Apple Watch
…携帯通信機能付きの「GPS+Cellularモデル」がある時点でスマホを持ち歩く必要がなくて圧勝。しかもスピーカーも気圧高度計もついてる。転倒したら検知してSOSまで出してくれるって。
TAG Heuer
…心拍計もないし、スポーツウォッチとして防水性能50mで並ばれてるし圧倒的に負け。悔しさすら芽生えない。
■価格
Apple Watch…56,800円〜
TAG Heuer…151,200円〜
→アップル圧勝。タグホイヤーは「世界で最も高価なスマートウォッチ」と言われるだけありますね…最近で言えばウブロのワールドカップ審判モデルの方が高いけどね!(60万円)
■カッコよさ・ロマン
Apple Watchってまじですごいんですよ。知人のを舐め回させてもらったことがあるんですけど、とても電気屋が作ったものとは思えない。めっちゃ着け心地が良いし、ケースも高級感があって歪みのない磨きも素晴らしい。時計業界の人間、メーカーは本気で焦ってこれを圧倒してほしいと思った記憶があります。
TAG Heuerのコネクテッドは、ここで勝てないともうどうしようもないので書きますけど、正直に想いの丈とロマンチシズムを叫ばせていただきますけど、グレード5チタンの鈍い輝き、モダンでアーバンな雰囲気の中に伝統的なスイス時計業界に息づくクラシックでオーセンティックで最高のセンスがそこに再現されていると思うんですよ。もちろん好き嫌いや古典へのこだわりもあると思うんですけど、歴史や伝統を常に再構築して新しい挑戦を続けるメーカーの姿勢にロマンを感じます。機械式時計をハンドメイドし、ムーブメントの様式やら歯車の磨き方・面の取り方やら言ってる業界の中にありながら、スマートウォッチを発売しちゃう!すごくないですか!?これこそ時計への情熱じゃないですか!?
所詮工業製品のスマートウォッチは3、4年の命なわけですが、本来時計メーカーとしての価値の源泉は「永続性」にあるわけで。(ネジや歯車も金属から削り出して直せばずっと使える、子供や孫にも引き継げる、想いが途切れることはないという。)その点、タグホイヤーのコネクテッドは決して「使い捨て」じゃないというメッセージとして、使用に耐えなくなるタイミングで機械式時計への交換サービスがあってモジュラー機構が活きてくるっていうロマンチックな仕掛けが用意されてるわけです。この辺りにはやはり時計メーカーとしての哲学・矜持を感じてしまって、これはもうすっかり虜だなと思うのです。
長くなってすみませんでした。…ということで、こと『腕時計ロマンチシズム概論』においては、このカッコよさ・ロマンという項目においてのみ、ホイヤー最高と判断させていただきます!ありがとうございました!決してタグホイヤー社の回し者として宣伝記事を書いたわけじゃありませんが、もしタグホイヤーの広報ご担当・関係者の方がこれをご覧になった場合にはぜひメールにてご連絡ください。謝礼を受け取る万全の準備がございます。