【時計✕仕事：「仕事が忙しい」あなたへ贈りたいもの】

みちる../『腕時計ロマンチシズム概論』
2019/01/28 14:46

時計を好きになりたいすべての人のために。
『腕時計ロマンチシズム概論』絶賛公開中！
※インスタグラム / ツイッターもやってます。

■■■コラム「時計×〇〇」論■■■
時計を時計としてだけでなく、他の何かと組み合わせて考えてみましょう。誰かが時計を腕にしようと思わなければ、僕は生まれなかったかもしれないのだから。

「仕事が忙しい」

こう言い切ってしまうのは簡単ですが、それでいて難しい。

こんな言い古された、議論し尽くされたことを時計という最高の相棒とともにグダグダ書くのは申し訳ないんだけど、まぁでも、腕時計関連ウェブサイト界（の中でもかなり辺境かつ初心者の極地）のプリンスとしての『腕時計ロマンチシズム概論』管理人の僕が書くことに価値が生まれる何でもありなコラムだからいいかと思い書き進めます。

そもそも↑のように言うことの難しさを僕がどう感じているか。それはこんなところだと思う、というものを書き出してみました。

■どこから忙しいと言っていいのかという問題。

世の中にはもっとよっぽど大変な人がいるのは間違いないわけで、じゃあ忙しさというのは客観的な基準の話なのか、個人の主観で良いのか。また、質的な問題なのか閾値の問題なのか。偉そうに言っていいのかという不安。

■そういう表現の仕方をする自分を好きになれない問題。

基本的に、自分のことが好き。で、もっともっと好きな自分になっていきたい。すると、こんなことを言うのは嫌なんですよね。簡単にクリアしてやりたい、世界と人生を楽しみたい、そんな自分を好きでいたい。それが本音。

■この主張をしてくる奴との会話が大抵面白くならない問題。

これはもうこのとおり。大抵、この議論のコアにあるのは「自己愛」なわけで、そうでないのならもっと別の切り口があるはず…と思ってしまうんですよね。あ、大抵ね。大抵。

ここに挙げたのは自分の中でもかなり大きな代表的ポイントで、他にも色んな側面でそう言いたくない自分がいるんですよ。みなさん、どうなんでしょうね。

で、そんな僕が「仕事忙しいなー」「大変だなー」と思った時におこなうとものすごい効果を生む対処方法を発見したので、今日はなんと無料で！『腕時計ロマンチシズム概論』読者のみなさんにお届けしたいと思います。いいんですいいんです。もし感謝を形で示したければALISくれればいいんです。あとちょっとなんか時計とかくれたら一番いいんですけど、そんなのはいいんです。一番の宝はみなさんのありがとうと笑顔ですから。

その方法とは、、、

大変だった仕事の帰り道などに歩きながらでいいので、ちょっと月の出た空なんかを眺めながら、周囲の人に気付かれないレベルで（だからできればマスクとか着用推奨）、小さく小さく、でも口をちょっとボソボソ動かして、『自分が思いつく限りのポジティブな言葉を言い続けること』です！！！これを「ポジティブ・ドリーマーズ・ハイ」と命名しています！！！

（例）「ハッピーだわぁ！ラッキーだわぁ！自分運良すぎだろ！てか毎日楽しすぎて怖い！最高という山の頂上に唯一生えた木の一番上の枝くらい最高だろ！！」など

「時計じゃないんかい！！！」

などと安直なツッコミが頭に浮かんだ方は、すぐに脳をメガネスーパーとかの前にある超音波洗浄機で洗うことをおすすめします！何でもかんでも時計時計！って言えばいいもんじゃないから！！！

でね。

これは正直に申し上げて、特許などを事前に申請しなかったことを将来的に後悔する可能性が非常に高いのですが、それでも僕は、クォーツの技術を独占せず事実上世界に開放し「時の民主化」を成し遂げたセイコーという会社のように、僕はこのハッピーを僕だけで独占したくない。皆さんにも等しく味わってもらいたい。

この技術を駆使すると、まず、なんてくだらないことをしてるんだ…という自我が「芽生え」ますが、次の瞬間に訪れるのは驚くべきことに、そんな風に今を楽しめた・ポジティブになることのできた自分への承認であり好意的な自己評価なのです。ちょっと笑えてきて、ああ最高だなぁと、放った言葉の通りの心がそこに生じるはずです。

でも、この議論には続きがあります。（まぁだってここで終わったら時計のコラムとしては最低オブ最低ですもんね！ご安心ください！皆さんの期待に見事応えます！）

その続きとは、「このポジティブ・ドリーマーズ・ハイだけではあまりに精神的すぎる」ということです。呟きを終え、笑顔が冷め現実に戻った次の瞬間には、もしかしたら「はぁ、くだらないことに時間使ったわ！あのクソコラム書いた奴のインスタフォローはずそ！」などとなってしまいます。