リプヲ氏(@musme_04Illust)作俺のロゴマーク
ありがとう、リプヲさん。
今朝、起きてすぐTwitterを覗いたら何か都立高校の教師の暴行事件が
話題になってた。
何か町田総合高校って学校での事件で、ピアスをつけて登校した生徒を注意したら、その生徒の言葉にキレちゃった教師が手を出してしまったみたいなんだ。しかもこんな動画まで撮られてるときた。
これだけ見ると教師側が一方的に暴行したようにも見えるけど、YouTubeにはノーカットバージョンが投稿されてて、そっちでは生徒側が教師に暴言を連発して煽ってる様子が映されてるな。
この動画のみんなの反応としては、挑発した生徒が悪い、昔は体罰が普通だったというような教師を擁護する意見がかなり多かったな。
俺の意見だけど、数年前ニコ生やYouTubeで話題になった森ドン事件と構図は同じだよね。
言葉での煽りに対する暴力っていう意味では今回の事件と重なる部分は沢山あるんだ。
炎上狙いなのか何なのか知らんけどやたらとひどい暴言で教師を挑発する生徒も、
そんな言葉にのって暴力をふるってしまった教師も擁護する気にはなれないな。
何で『体罰』と言わず『暴力』と言うのかって?殴って言うことをきかせることは
正しい指導方法として認められるべきじゃないからだよ。
そんな指導方法が正しいものとして広く認められることになったら、目下の者には暴力で言うことを聞かせて良いという認識を子供たちに植え付ける結果になるからね。
第一、問題の発端となったのはピアスをつけての登校ってことじゃない。服装なんて校則でガッチリ縛り付けるほどのものじゃないんじゃないかな。騒いで授業を妨害したとかトイレで煙草を吸っていたとかいう他人の迷惑になる行動が良くないって話ならまだ分かるけど、
髪を染めてはいけないとかピアスなんて何で禁止されてるのかを論理的に説明するのは無理があるからな。
ただ、この件で学んでおかないといけないことは俺たちはいつでも被害者にはもちろん加害者にもなり得るってことだね。
この教師だって普段はあんな風に他人に暴力をふるうタイプじゃなかったけど、
普段から溜まりかねていたものもあってキレちゃった結果ああいうことをしてしまったんだろう。
他人と接していればこういうことはいつでも起き得るということは意識しておかないといけない。
そういうのを防ぐためには、まず自分が相手にしてほしいことをはっきり簡潔に伝えるようにするってのはもちろん、相手の気持ちを考えるってのも大事なことだと思うよ。