前回はプールでの心霊実体験を投稿しました。
気になる方は『プールで起こった心霊体験』を見てください。
前回は体験した本人は怖いより
ドッキリ感が強かったのですが
今回の投稿は本気で怖かった実体験です。
自分が29歳頃に働いていた会社で起こった話です
季節も丁度、今日のように蒸暑い日の夜でした。
その日はお盆前で仕事も一区切りついて
会社のみんなと暑気払いをして盛り上がり
終電の時間を超えてしまい。
仕方無く上司に許可を得て
会社に泊まる事にしました。
ソファーがありそこで寝ようと思いました。
その場所に行くには1番奥にあるため
長細い通路を通らないと着けませんでした。
今考えると、辞めとけば良かったと後悔します。
その通路は晴れた日でも薄暗く照明が光っていても
薄暗く空気がどんよりと重い雰囲気でした。
当時は少し呑みすぎた事で気にしませんでした。
真夜中に照明も点けないで非常灯の灯りだけを
頼りに歩いて行くと
ソファーのある場所に着いて
横になって寝ることにしました。
ほろ酔いもあって、うとうとと眠気が来て
目を閉じていると
顔の前に何だか見られている視線を感じました。
ゆっくりと目を開けると
と驚かす会社の同僚が目の前に居ました。
彼も終電を逃した為、私と同じ会社に泊まろうと
思った所で私を見つけた為
イタズラで驚かそう考え見事に成功しました。
彼は満足そうに
『事務所の方で寝る』と言って去りました。
少し腹が立ちましたが眠気に勝てず
目蓋が落ちて暫く時間が経った頃
同じ様に顔の前に視線を感じました。
またイタズラかと思って暫く無視しながら
薄目で確認すると何も見えません。
起きて辺りを見ても誰も居ませんでした。
横になり目を閉じるとまた視線を感じ
目を開けると誰も居ません。
何度か繰り返し
薄目で周囲を確認すると
壁と天井の角から暗闇の中2つの目が
じっとこちらを見ていました。
近づいて来るわけでもなく
ただジッと2つの目で見てるだけ
私は怖くて動けなくなり目を閉じて
必死に時間が過ぎるのを待ちました。
やがて朝になり
暗闇の2つの目からの視線は無くなりました。
よくシミ等が人の顔に見えるとかありますが
その部屋はシミ一つ無い真っ白な壁と天井でした。
夜会社を出る時にその場所を通ると
重苦し空気感と
妙な視線を感じることが何度かありました。
もちろん誰も居ません
今考えても2つの目は何を見ていたんでしょうか?