意外に知らない年賀状の起源と出す理由

年賀状を出す人は年々減って

代わりにSNSで新年の挨拶をする事が

当たり前になって来た今日この頃

そんな年賀状の起源と意味について

年賀状は平安時代から始まったようです。

平安時代の貴族、藤原明衡がまとめた手紙の中に

年始の挨拶文があり残っている最古のものだそです。

その当時お世話になった方や親族に新年の挨拶をして回る「年始回り」という習慣が流行。

しかし、挨拶に手紙を使用するのは一部の貴族で

直接会えないような遠方の方へ賀状として送っていたのが始まりのようです。

また江戸時代に入ると今の郵便の先駆けとなる

「飛脚」が充実し、庶民が手紙で挨拶を済ませることも増えていきます。

この頃には、「名刺受け」というものを玄関に設置し、不在時には、新年の挨拶を書いた名刺を入れてもらうという文化もあったそうです。

そもそも、年賀状はお世話になった方や大切な方、親族への「年始回り」の代わりです。

現代に合わせて考えると

お世話になった方に、１年の感謝の気持ちを伝える　ために年賀状を出す人は多いはず。

受け取る側も、自分への感謝の言葉が添えられていたら嬉しいですよね。

口には出しにくい言葉も、手紙なら抵抗なく伝えることができます。

もともと、遠方で会えない方への新年の挨拶の手段として用いられた年賀状。

年を重ねると、近くにいても旧友や恩師に会う機会が減ってきたりします。

しかし、１年に１回のやり取りがあれば、会えなくても繋がっている感じがあるのかも

この機会に疎遠になってきになる人に年賀状を送って

みてはどうでしょうか？