何かの拍子に突然腰が痛くなり動けなくなってしまう。
そんな恐ろしいぎっくり腰ですが、
正式には急性腰痛症と言います。
読んで字の如く急激に発症した腰痛を指し、欧米ではその激しい痛みから
「魔女の一撃」
とも呼ばれます。
ギックリ腰になるきっかけは重いものを持った時になる
というのが一般的ですが、
実は物を取ろうとしゃがんだ時とか朝、顔を洗おうと腰を曲げた、布団から起き上がろうとした、立ち上がった時など軽度の体の動きでなる人も多いです。
ギックリ腰になる原因に関しては「これ」というものがありませんが、いろいろ話を聞いてみると「筋肉疲労」が一番しっくりくるのかと思います。
筋肉に疲労がたまっている状態で何かの動作によって限界を超えて痛みが出たということになります。
そんな話をすると
重いものを持ったり運動する人ならわかるけど、自分はデスクワークだからまったく動かいんだけど・・・。
という人がいますが、実は普段動いている人よりじっとしている方が
筋肉は疲労しています。
同じ姿勢を保つことこそ筋肉が常に使われているからです。
じっと座っている(立っている)姿勢で筋肉は常に緊張していて、不意に立ち上がった(腰を曲げた)時に筋肉が限界を超えて痛みがでてしまうということです。
なので長時間座ったり、立ったりしている人は筋肉の負担にならないように
できるだけこまめに体を動かすといいですよ。