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◆ 【記憶連想】ALIS運営の「水澤さん」の「CEPに関するツイート」を分析してみた
今日は雑談。
本日(2018/09/04)、ALIS運営の「水澤さん」が、このようなツイートを公開していました。
ツイート内で紹介している記事はこちら。
私は「マーケター(マーケティング戦略に特化した人)」ではないので、記事を閲覧しても、
( ゚д゚) …… What?
な状態になっていたのですが、
水澤さんが「これは良い記事すぎる」と言っていたので、やはりしっかり読んでおこうと思い、今度は集中して閲覧。
( ゚д゚ ) …… Why?
ダメだ。まるで理解できていない。
……なんか、その、読みづらい文章というか、言葉を知らないというか、私の賢さが足りないというか……。
ですが、伝えたいことは何となーくわかったような気がしました。
上記の記事で、筆者が特に言いたいことは、
ポジショニングが強すぎるあまり、顧客にとってはその点においてしか思い出されることのないブランドになってしまうのであれば、限られた購買機会しかないということになります。
だからこそ少数のロイヤル顧客にしか通じない態度を持った情緒的つながりをブランドに求めるのではなく、そのブランドがより幅広い顧客に対して確実に役に立つ商品カテゴリーの機会(CEP)を最大化することが求められるのです
(引用元:マーケターが陥りやすい「ブランドポジショニングの罠」「態度変容の幻想」)
でしょうか。
つまり、
マニアックなブランド力を求めるんじゃない! 何となく思い出す機会を、できるだけ多く用意しろ!
だと考えられます。
(この他にも大切なことを色々と述べていましたが、とりあえず、とても重要そうなところを強引にまとめてみました)
……あれ? これってALISに凄くよく当てはまるんじゃない……?
◆ 今のALISは「マニアックなブランド力」で動いている
サービスの初期は、どこも大体そんな感じであり、ALISも例外ではありません。
おおよそ、「仮想通貨を知っている人」だけがALISを使っており、小さなコミュニティの熱意でサイトが回っています。
……どう考えても、現在の動力源は「マニアックなブランド力」であり……これは「柱を支えるのには十分な力」かもしれませんが、発展を促すのには不十分かもしれません。
グルメという大変強力なジャンルが開放されたにも関わらず、ユーザー数の増えた量は微小でした。
このグラフが示すものは、やはり、
ALISユーザーは、ALISが好きだから、ALISに来る
でしょう。
「仮想通貨」や「グルメ」や「御朱印」の情報が知りたいのではなく、ALISの情報を集めたいからALISを見ている状態なのです。
ALISファンですね。
◆ 別にダメというわけではない
サービスの初期には「熱量」が大変重要です。
熱がないと、サービスそのものが成立しません。……なので、すっごく重要です。アリスマンぐらいに必要不可欠なものです。
故に、ALISファンだけで埋もれてしまう現状であっても、そこまで問題ではないと考えています。
しかし、ですね。
もう1つ。
……そう、「もう1つ」あると、ALISは、より良くなれたりします。
ここで、水澤さんのツイートの続きを引用。
○ 水澤さんのメモの「私的な訳」
冒頭の記事を閲覧しつつ、このツイートの意味をALISに重ねた上で考えてみます。
垂直=ブランドやVisionのセンターピン
ALISの支えとなるものは「信頼の可視化」。
水平=コミュニティ活動によるCEP増加
ALISの発展を促すものは、コミュニティの活動によって生じる「使用機会に基づく記憶連想(カテゴリーエントリーポイント、CEP)」の増加
(※ 記憶連想とは、「仮想通貨 = ALIS」「投げ銭 = ALIS」「お金稼ぎ = ALIS」「ブログを書きたい = ALIS」などのような記憶の呼び出しのこと。他の記憶から「ALIS」の呼び出し回数が増えると、ユーザーの心の中にALISブランドが築かれていくようです)
◆ 「もう1つ」は何だったのか
もう1つとは、先程述べた「記憶連想」の増加のことです。
ALISは、「記憶連想」が増えると、より良くなれると思うのです。
そして、この「記憶連想」というのは「ALISを知らない人にALISを伝える機会」があると増えます。
だからこそ、第3回のAMAにて、ALIS運営は「うさぎのALISさん」の「御朱印を外部に伝える活動」を喜んでいたのではないでしょうか。
また、「記憶連想」に関することは、第2回のAMAでも少し話されています。
ゆうきさん
ALISユーザーに何かしてもらいたい、と考えていることはありますか?
たくさんあります。ヴォエのプロセス、すごくいい。人が夢中になっているパワーはすごい。部活動からも学ぶことがあり、ありがたいと思っている。
その上で考えると、ALISで自分の得意なことを生かして夢中になって活動してほしい。自分の知人にもネットワークで巻き込まれる人がで出てくると思う。熱中している分野を生かして活動してくれれば。
(引用元:ALISAMA第二回 割と詳細な議事録できました)
「夢中になって活動する」→「感化された人に『記憶連想』が生じる」→「感化された人の心の中にALISブランドが構築される」→「コミュニティが『水平』に広がっていく」
ということですね。
当初は、このことをを詳しく説明すると情報量が多くなって混乱してしまうかもしれなかったので、わかりやすく
「夢中になって活動して欲しい」
と伝えたのだと考えられます。
◆ 終わりに
今回の記事は、あくまで「水澤さん」のツイートがどういう意味だったのかを分析してみたかっただけなので、これといった結論はありませんが……、
ALIS運営が望んでいることを辿っていくと、1つの解に「ALISの記憶連想」がありそうです。
そのため、ALISの発展を願うのであれば、
ALISの活動で生じた「夢中」を「外部の」誰かに伝えてみる
のが良いように感じました。
(´∀`)
◆ 「ゆうき」のツイッター