◆ リンク
アリスブログ > ALISの情報まとめ > 当記事
◆ 【2018/05/03】今後の「ALISトークンの実需」について、少し考えてみた
ALISのCMOである、「水澤 貴」さんの「Discord内の発言」で、興味深いものがあったため……軽く考察してみることにしました。
以下、水澤さんの発言の一部を引用。
次にトークンの実需についてです。これは、大きく3つの観点で考えています。
1.ソーシャルメディアとして基本機能
トークンによる執筆記事リクエスト機能や非公開記事のトークン購入などを実装予定です。これによりトークンの利用が促進されるのはもちろん、良い記事をALISで書きたい、と書き手の皆様に思っていただけるようになります。
2.信頼度に関する機能
ALISランク制度を導入し、信頼度(トークン獲得数などから算出)に応じて報酬の獲得量が変化する仕組みの構築を検討しております。こちらを導入することで信頼のおける記事を判定することへのインセンティブとともに、経済圏が自律的に・健全に発達し続けることを目的としております。また、このランク制度と紐付けるような形で、トークン委託制度も実装予定です。これは、自分の所有するALISトークンが生み出す信頼ポイントを他者に委託し、委託者が獲得したトークンの一部を獲得できる仕組みになります。つまり、自分がより信頼できると思った人に自分の選択権を移譲するということです。これにより、信頼できる記事を見つけられる人の可視化がより一層進むのはもちろん、ALISトークンを多く保有している人ほど複利が多く得られるようになります。
3.ALIS外への接続
投げ銭機能をALIS内のみならず、ALIS外にも提供いたします。もちろんAPIを公開し、どなたでもご利用いただける状態にする予定です。これはWEBメディアのみならず、リアルの店舗決済にも本APIは導入いただけるものになる予定です。
「1」は、今後、ALISトークンでライターに執筆依頼できるよ! 後、ライターは有料記事を作れるようになって、ユーザーはそれをALISトークンで購入できるよ! という意味ですね。
増加したALISトークンによって生じる「売り圧」のことを考えると、この対策システムは、良いと判断できます。
「有料システムの展開によって生じるALISトークンの需要 > 増えたALISトークンによって生じるALISトークンの売却量」
……になるかと言われると、この2つのシステムだけでは、結構無理があるのではないかと感じたりしますが……多少の防止策には、なってくれそうです。
また、このようなコメントが出るということは、当然運営側も増えるALISトークンをかなり気にしている証拠であり、例えこの策が失敗しても、第2第3の改善案がでてくると考えられるので、私は結構良いプラス材料ではないかと判断しています。
「3」は、ALISに投げ銭機能を実装するよ! ということですね。
なんかこう、NANJキラーのような気がしなくもないのですが……流動性の増加による価値の向上のことを考えると、このシステム案も「いいね!」です。
気になるのは「2」。
一見しただけでは、よくわからなかったので、内容を少しずつ分析してみることにしました。
(※ 私の解釈が間違えている可能性もありますので、ご留意下さい)
ALISランク制度を導入し、信頼度(トークン獲得数などから算出)に応じて報酬の獲得量が変化する仕組みの構築を検討しております。
これは……謎。
確か「いいね」の判定から、信頼度のようなものが構築されていたような気がしますが、「トークン獲得数」が影響されてくるとなると、記事の作成でも信頼度が上がる……ということになるのかな?
これだけでは情報不足なので、よくわからないです……。
それと、ALISランク制度がどの辺の範囲まで可視化されるのかが気になります。
システムとして存在するだけなのか、自分だけ確認可能なのか、他のユーザーも閲覧することができるのか……。
こちらを導入することで信頼のおける記事を判定することへのインセンティブとともに、経済圏が自律的に・健全に発達し続けることを目的としております。
上記の内容が上手く把握できなかったため、システムはよくわかりませんでしたが、信頼性のシステムを強化していくつもりがある、ということは理解できました。
また、このランク制度と紐付けるような形で、トークン委託制度も実装予定です。
これは、自分の所有するALISトークンが生み出す信頼ポイントを他者に委託し、委託者が獲得したトークンの一部を獲得できる仕組みになります。
こちらは、新たに実装される「信頼ポイント」というものを誰かに貸す、ということなのかな。信頼度との関連性はどうなのだろう。
また、ALISトークンを持っているだけで、信頼ポイントが湧いてくるかどうかも気になりますね。
さらに、所有するALISトークンというのは、外部の販売所から持ち込み可能なのかも、知りたいなぁ。
おそらく、外部は禁止、自発的に生成したALISトークンの数に応じて、信頼ポイントというのが生じるのだと思われますが……、
信頼ポイントは、いいねを押すと増えるのか、それとも、記事を書くと大量に増えるのか……その辺が曖昧なので、やっぱりよくわかりませぬ……。
つまり、自分がより信頼できると思った人に自分の選択権を移譲するということです。
誰かに信頼ポイントを預けていると、ALISトークンが増えていく……というのなら嬉しいことですが、委託者の何らかの問題によって、信頼ポイントが減るかもしれないリスクがあったりすると、結構怖いかもしれません。
後、複垢対策が気になります。
これにより、信頼できる記事を見つけられる人の可視化がより一層進むのはもちろん、ALISトークンを多く保有している人ほど複利が多く得られるようになります
前者は、そのままですね。
後者は、……えーっと、複利?
「複利」って、そのままの意味で考えれば「複利法の利子」ですよね。
つまり、委託によって獲得したALISトークンは、再投資できるように……なるのか、も?
……軽く考えた結果、私の中では3つのパターンが予想されました。
(もっと考察すれば、別のパターンが見つかるかもしれません)
1,信頼ポイントを預けていると、その人からALISトークンが送られてくるが、これも信頼度(トークン獲得数)に影響があるので、何もしなくても信頼ポイントも一緒に増えていく
これなら、確かに複利です。
ただ、何もしていなくても「信頼ポイント」が増えていくのは、信頼度のシステム構築に反しているような気がするので、これはあまり考えられないかなぁ。
2,ALISトークンを所有したままにしていると、信頼ポイントが湧いてきて、その信頼ポイントを預けていると、その人からALISトークンが送られてくる。送られてきたALISトークンも、そのまま保有していると、信頼ポイントが更に増えていく
これでも、複利になります。
しかし、これも「1」と同様になるので、複利の量がとても低い場合を除けば、現実的ではないような……。
3,「複利」は言葉の誤りであり、「利益」と言いたかった
元)ALISトークンを多く保有している人ほど複利が多く得られるようになります
↓
修)ALISトークンを多く獲得して、それをそのまま保有している人ほど、利益が多く得られるようになります
これなら筋が通りますね。
(ALISトークンのホールドを促すようにして、市場に流れる量を減らすのが目的かな)
信頼ポイントは、信頼できる行動をしている人に与えられるものであり、委託している人は(放置している人は)、ALISトークンだけが(ほんの少しだけ)増えていく。
……というのが、おそらく、皆が望んでいるような形ではないかと。
まぁ、上記の内容は「推測の域」をでないので、現時点では、深く考えないほうが良さそうです。
◆ 水澤さんが思う、今後の「ALISトークンの実需」と、私的な感想
1,ALISトークンの増加システムには、対策するつもりがあるよ! → いいね!
2,思っていることを上手く説明できなかったけど、なんか面白いシステム搭載するよ! → 詳しい説明を待っているよ!
3,ALISトークンの流動性と価値を上げていくよ! → いいね!
まとめると、多分こんな感じ。
皆が嬉しくなれるような新システムの導入に、期待しています!
◆ ツイッター