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【Python】「ALIS Media」の「HTMLデータ」を取得してみよう!

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  • ゆうき
  • 2018/09/06 06:31
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アリスブログ「ALISのAPI」を使用する方法まとめ > 当記事


◆ 【Python】「ALIS Media」の「HTMLデータ」を取得してみよう!

Pythonのインストール」が完了したら、早速、「ALISのAPI」をいじって何か凄いことしちゃおう! と思いたくなるものですよね。


○ 「ALIS」の新着記事を「3件」表示するプログラムのソースコード

import urllib.request
import json
import pprint

cm_data1 = urllib.request.urlopen('https://alis.to/api/articles/recent?limit=3')
article_box1 = json.loads(cm_data1.read().decode("utf-8"))
pprint.pprint(article_box1['Items'])

input('Enterキーで終了')

この文を使用すれば、「ALISのAPI」を利用して、ALISのデータを表示することができます。楽勝です

……しかしながら、これ、行数こそ少ないものの、結構色々なことを行っていたりします


無論、「関数化」してしまい、中身をブラックボックスにしてしまっても、特に問題はなかったりするのですが……この記事では、「ALISのAPI」を表示するプログラムの中身を、もう少し詳しく説明していきたいので、

ここでは、プログラムの一部に書かれている、


・urllib.request.urlopen

・read

・decode("utf-8")


が何なのかを記述していきます。


○ 留意事項

・pythonの経験は殆どないので、内容の一部に誤りがあるかもしれません

※ 「2018/09/08」において、記事の一部に誤りがあったので、内容を修正しています。


○ 関連記事



◆ 「ALIS Media」のHTML文を表示する方法

「urllib.request.urlopen」「read」「decode("utf-8")」の3つを使用した例としてわかりやすいのが、他のサイトの「HTMLファイル」を取得するプログラムでしょうか

そのため、今回は、「ALIS Media」の「HTML」を表示することができるプログラムのソースコードを掲示してみます。


○ 基本型

import urllib.request


url_name1 = 'https://alismedia.jp/ja/'

cm_data1 = urllib.request.urlopen(url_name1)

byte_data1 = cm_data1.read()

html1 = byte_data1.decode("utf-8")

print(html1)


input('Enterキーで終了')


○ 省略型

import urllib.request

cm_data1 = urllib.request.urlopen('https://alismedia.jp/ja/')
print(cm_data1.read().decode("utf-8"))

input('Enterキーで終了')


「基本型」と「省略型」のどちらであっても、ソースコードを実行すると、(インターネットに繋がっていれば、)ALIS公式サイトのデータを取得することができます


○ 説明

import urllib.request

urllib.request」という名前のモジュール(便利なプログラム、ライブラリのようなもの)を使用できるようにします

(もし、この宣言を行わずに他の場所で「urllib.request」と書くと、エラーが発生します)


url_name1 = 'https://alismedia.jp/ja/'

「url_name1」という名前の「変数(自由な型)」を作成した後、「文字列(str型、Stringの省略名)」にして、「https://alismedia.jp/ja/」という文字の情報を保存しておきます。

(「変数 = ''」と書くと、その「変数」は、「文字を保存する型」に変化します)


cm_data1 = urllib.request.urlopen(url_name1)

難所(説明する側にとっても……苦笑


urllib.request.urlopen(「文字列」)は、冒頭で読み込んだ「urllib.request」の機能の1つである「urlopen」を使用するものであり、

文字列に書かれているURLのサイトに接続して、サーバーにある情報を獲得できるようにするもの……だったと思います。


それと、ここで「cm_data1」という名前の「変数」に返されるものは、「コンテキストマネージャとして機能するオブジェクト」であり、「cm_data1」には「オブジェクト(クラス)」が詰まっているはずです(多分)。


(※1 なお、この時点で「url_name1」に書かれているURLが存在しないものだと、エラーが発生します)

(※2 「cm_data1」の型を「type()」で確認すると、「'http.client.HTTPResponse'の型」であることがわかります)


・コンテキストマネージャとは

説明が面倒なので省略(というか、よく知らない)。「python コンテキストマネージャ」と「python クラス」で検索してみて下さい。


とりあえず、生成したコンテキストマネージャの(クラスの)内部にある関数が使えるようになると思っておけば、問題ないと思います。

(例:「cm_data1.read()」。「read()」が使用できるようになっている)


byte_data1 = cm_data1.read()

「urllib.request.urlopen」で生成したオブジェクトから「read()」を呼び出すと、指定のURLのサイトから「HTML文」を「bytes型」で取ってきます


そして、「変数 = 」と記述することで、獲得した「bytes型のデータ」を「bytes型になった『byte_data1』」に入れます。


(※1 read()は、リクエストしたサイトが何も指定してなかったら、HTML文をbytes型で獲得するだけであり、ALISのAPIのURLのように、JSON形式の文字列をbytes型で受け取るケースもあります)

(※2 本来、「read()」は「close()」とセットで使うものなのですが、このような短いプログラムの場合は、アプリが終了した後に「close()」が呼ばれるので、「close()」を省略することができます)


html1 = byte_data1.decode("utf-8")

既に、指定のURLのサイトから取ってきた「HTML文」を「byte_data1」に詰め込んであるので、後はそれを表示すれば良さそう……に思えるのですが、

「byte_data1」に保存されているのは「bytes型」であり、そのまま表示すると「日本語」が表示されません


なので、ここで「uft-8」と呼ばれる「都合の良い文字コード」に変換して(「str型」にして)、日本語の表示ができるようにしておきます


print(html1)

獲得したHTMLの情報を、コマンドプロンプト上に表示(可視化)です!


成功すると、こんな感じになります。

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ALISの運営サイトに書かれていることが、HTML形式で表示されていますね。



input('Enterキーで終了')

いつもの「おまじない」。

……実は、inputは、Enterキーで終了するものではなく、何らかの文字の入力待ち状態するだけであり、Enterキーを押せば先に進むようになります。

まぁ、結果として、Enterキーで次に進んで終了になるわけですけど……。



どうです?

この記事で、「urllib.request.urlopen」「read」「decode("utf-8")」の用法がわかりましたかね?

……これらの文は、冒頭の「ALISのAPIを利用するソースコード」にも書かれているので、HTMLを表示するソースコードと比較しながら、どのような仕組みであるのかを理解してみるのが良いと思います。



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